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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。


みなさんこんにちは!
広報局1年の飯野僚子です。
テストが終わり、待ちに待った春休みの到来ですね!


大学生のみなさんは春休みを満喫していらっしゃるでしょうか?
私は先日、テストのご褒美にお買い物をしました。
(正確にはご褒美というよりも、出来の悪かったテストを忘れるための気分転換なのですが…。)


これから暖かくなることを楽しみに、春物の洋服を買うつもりだったのですが、
結局選び切れず1着も買うことができませんでした。

でも、代わりに素敵なブレスレットを買うことができたので大満足で帰宅することができました。


今日はそのブレスレットを紹介したいと思います!


そのブレスレットの名前は「Brazilets」
ブラジルのバイーア地方に生まれた200年の歴史を持つ伝統的なブレスレットなのだそうです。
ブラジルをはじめ、南米の方たちはファッションとしてだけでなくお守りとして付けています。

ミサンガのようなものと言ったらわかりやすいかと思います。
でも、Braziletsはミサンガとはちょっと違った特徴を持っています。

それはその結び方です。

3回結び目を付けて、その結び目1つにつき1個のお願いをします。
つまり3つのお願い事をすることができるのです。

そしてここはミサンガと似ていますが、自然に壊れたときにその願いが叶うのだそうです。

やはり女性は「願いが叶う。」「幸運のお守り。」こういった類いのフレーズには弱いものですね。
欲張りな私は3つもお願い事ができるのに、2つも買ってしまいました。


でも買いすぎたことを後悔していないのは、
Braziletsを販売している会社が収益の一部をアマゾンのレインフォレスト保護に使っている
という大きな特徴があるためだと思います。

ブラジルの伝統的なものを広めて、それによって南米の環境を守ろう
という姿勢に好感と共感を覚えました。

Braziletsという南米の文化を知って、3つのお願い事をして幸せになって、
ただ募金をするよりも本当の支援になっていると思いました。

たしかにお金があればレインフォレストに植物を植えること自体はできます。
でも、それだけじゃなんの解決にもならないでしょう。
熱帯林が破壊されているという問題に多くの人が気づき、考えることがとても大切だと思うのです。

その点で、Braziletsを使った保護活動は、それを買った人が常に体に身につけるので
ふとした瞬間に手首のBraziletsを見て熱帯雨林のことを思い出すことが期待できると思います。

このような、文化と環境の保護を同時にできる活動がもっともっと活発になったらいいのになと思いました。


…そのように考えていたところ、
嬉しいことに、今海外のセレブの間で流行っており、
このBraziletsが多くのファッション雑誌に取り上げられているそうです。

私も先日愛読するファッション雑誌でBraziletsの記事を発見しました。

その紹介内容は、雑誌の種類もあってファッション性に重点が置かれていましたが、
もちろんアマゾンの熱帯雨林保護のことも紹介されていました。
若者向けのファッション雑誌という国際問題とは離れた場面で、
少しでも問題が紹介されるのはとても嬉しいことです。

この調子で国際問題に興味のない人も、おしゃれを通して色んな問題に敏感になってほしいと思いました。


私も周りの友人にこのBraziletsのことを知ってもらうため、
さっそく手に結んでみようと思います!


一つ目は自分のダイエット成功を、
二つ目は周りの家族や友人の幸せを、
三つ目は世界中の幸せを
それぞれ願いながら結ぶことにします。

三つ目のお願いが叶うにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、
200年の伝統を持つブラジルのおなじないを信じようと思います^^

広報局1年 飯野僚子


BraziletsのHPです:http://www.livebrazilian.com/home/tabid/56/Default.aspx