こんにちは。
法学部政治学科3年の木本佳歩です。
私は3月上旬、インドへのスタディーツアーへ行ってきました。
1か月以上前のことですが、まだ鮮明に残っていることがあります。
インドで、学生であることを伝えると、必ず学部と専攻を聞かれます。
私は法学部政治学科であることを伝えますと、
すごく驚かれます。
インドでは、大学に行けるのは一部のエリート層だけです。
だからこそ、大学では将来に直結した学部学科で勉強するのでしょう。
「政治?すごいですね。だったらあなたは将来政治家になるんですね」
と聞かれた皆に言われました。
またその中であるシスターさんに、
「政治家になったら、この世界を変えてください」
こういわれました。
その言葉に、彼女たちの切実な思いがつまっていたように思えます。
私は政治学科に所属しているとはいえ、政治に直接携わる仕事につく予定はありません。
でも、彼女たちの何気ない一言に私はぎゅうっと
胸を締め付けられました。
豊かな暮らしの中では気づかない、
世界中の人たちの悲痛の叫びに、
もっともっと耳を傾けたいって思えるようになりました。
就活をひかえ、将来を考えなければならない時期もあり、
私の中の何か小さな変化が起こっている気がします。
とっても抽象的で申し訳ないのですが、
みなさんを動かす小さなきっかけを、大事にしてほしいと思います。
それが直接国際問題に関係することではないかもしれません。
たまたま、私がその分野に興味を持っていただけかもしれません。
でも、
その小さなきっかけが、何かを変える始まりになるなんて思うと
わくわくしませんか?