ブログの方が随分ご無沙汰になってしまった。

 

気づいたら11月は1つしか書いてなかったよ💦

 

久々のブログはタイトルの通り、

 

なんと!

 

4回目の映画『罪の声』を観てきた爆  笑

 

何でこんなに観ているかという理由や前回3回目を観た後の感想などの記事はコチラ

 

この時はネタバレ無しで書いたけど、

今日はガンガンネタバレで行こうかと思っているww

長いので暇つぶしに見てください😅

 

あらすじなどは公式サイトを見てね口笛

 

1 まずはこの映画のテーマについて。

 

色々な取材記事などで源さんも語っているように

 

この映画は観る人それぞれの目線で、色んな捉え方ができる映画。

 

いくつかのテーマがある中で私が一番感じ取ったテーマ

 

それは

 

 

「子どもの未来」

 

 

無限の可能性を秘めている子どもの未来

 

明るい未来が待っているはずやった子どもたち

 

事件はそんな子どもたちの未来を壊してしまった。

 

 

・事件で声を使われた3人の子ども

 

→事件のせいで軟禁生活。夢を諦めざるをえず、しかも逃げようとして殺されてしまう。

 

聡一郎

→姉・望の死後、軟禁生活を送った後、逃げることができたものの、

 いつ犯人グループに捕まるか怯えて暮らす日々。

 職を転々とせざるを得ず、保険証も持たずに満足な医療も受けることができなかった。

 

俊也

→大人になってある日突然、世紀の大事件で犯人が使っていた脅迫テープが

 幼少の自分の声ということに気づく。

 恐怖を感じつつも、真実を知ることをどうしても諦めきれず葛藤を繰り返す。

 

・望から「脅迫テープの声は私」と聞かされた親友の幸子

→35年もの長い間、誰にもこのことを話せずずっと苦しんでいた。

 

・事件によって業績が下がった企業からリストラされた従業員たちの子ども

→事件がなければ親がリストラされることはなかったやろうし、

 親のリストラによって今までの生活がガラリと変わった家庭も多かったよね。

 

(・大人になった俊也の娘である詩織)

→これから大きな未来が待っている。

 事件のことを知った俊也が、詩織の未来を心配し始める。

 

たった1つの事件が

これだけ多くの子どもたちの未来に大きな、大きな影響を与えた。

 

国や社会を恨んでいた達雄と真由美は

 

自分たちのしたことを"正義"だったと言ったけど、

 

こんなにもたくさんの無限の可能性を秘めた子どもたちの未来を壊してしまった。

 

達雄と対峙した阿久津が言っていたが、

 

そんなものは正義ではない。

 

それこそが罪やなと思ったけど、

 

あの時代を生きた大人の意地なんかなぁ。

 

子どもの未来を壊した現実を突きつけられて、

ショックは受けているけど、決して謝りはしない。

 

そのことが生々しくて、

本当に事件の真相はこうやったんちゃうかなぁと思えるポイントの1つやったな。

(事件自体は当時実際に起こった事件)

 

 

2 次は私が泣いたシーンたち

 

・望の親友である幸子のセリフ

 「望、生きてますよね!曽根さんみたいに、幸せに暮らしてますよね!」

 

・聡一郎と俊也たちが初めて会ったシーン

 

・俊也が母(真由美)に放ったセリフ

 「他でもない、この俺が、この声の罪を背負っていくんやで」

 

・聡一郎が母親と再会したシーン

 

・エンドロールに入った瞬間、主題歌の1音目が流れた瞬間

 

セリフは一言一句あってるか自信ありませんが💦

なんで泣いたかはさらに長くなるので割愛します😅

 

 

とにかくこの映画は内容が濃い。

 

社会に訴えかけるものであり

 

どうしようもないもの、

無慈悲なものが世の中には存在するということも示すものであり

 

親子の絆を描いているものであり

 

これからの子どもの未来を感じさせるものであり

 

たった一人の私の感想でもこれだけのものが詰め込まれている映画やった。

 

毎回観た後に共通していたんやけど、

 

観終わった後もそのまま余韻に浸ってたくなった。

 

エンドロールが終わった後に目を閉じて余韻に浸る。

 

その時間さえも内容の一部やと思える映画やった。

 

観たいと思っているけどまだ観ていない人は是非映画館で観てほしいなニコニコ