ごきげんよう、ざらめの雨です。

 

先週の金曜日は、夏休みということで「ゆる言語学ラジオ」の感想をお休みしました。

そこで、毎週金曜日にやっていた感想回がずれて、今回は火曜日ですが「ゆる言語学ラジオ」の感想を書きたいと思います。

 

毎週火曜日更新なので、日付で考えると最新回の1つ前の動画ということになります。

 

今回は英語のThereがテーマとなっています。

 

「昔習った英文法を鮮やかに解説してカタルシスを得よう!」

と言うコンセプトのカタルシス英文法シリーズです。

 

では、見てみましょう!

There構文はなぜ必要なのか? 

2026/08/04配信

 

【目次】 

00:00 there構文、なんのための文? 

09:46 there構文は新情報のサイン 

12:12 there構文と格助詞「が」 

13:40 今までの話は全部ウソでした 

16:30 さらに「倒置」も登場 

18:12 「the」がつくのに新情報? 

26:39 英語多読アプリ「Langaku」を紹介

 

  Thereを説明する3つの方法

 

Thereの存在意義について解説するという水野さん。

まず、前提としてThere is/areを「There構文」と呼びます。

 

中学校で習うThere構文としては、

 

①後ろの言葉が単数/複数でbe動詞の形が決まる。

 ・There is an apple.

 ・There are two apples.

②There構文の「There」は「そこに」の意味がなくなる。

 ・There is a book on the desk.(机の上に本がある)

 

机や本の位置が距離的に近いかどうかは、文からは読み取れない。

つまり、Here(ここ)―There(そこ)という対応関係の場所を示す意味が消えている。

 

その違いは、発音で特に見分けることができる。

Thereを強く読めば「そこに」という意味を表すことができる。

 

高校で習うThere構文の特徴としては、

 

①②に加えて

③be動詞のあとに置く意味上の主語には、「不定名詞」(=a, anがつくもの、複数形のもの)が来る。

 

ということがあるという。

 

参考書には、be動詞のあとは意味上の主語には不特定のものしか来ないとされる。

つまり、the, that, this, yourのような相手が知っていることを示す語はこない。

 

もしtheを用いたい場合は、例えば

 

The cat is under the table.(その猫が机の下にいる)

のように主語として前に出す。

 

と、いうことで……

 

参考書に見られる問題には、以下のようなものがある。

 

Q.適切な選択肢を選びなさい。

There is ( the / a ) book on the desk.

 

正解はaである。

 

水野さん:

 これさ、結構大事なこと言ってること、わかります?

堀元さん:

 はい。いや、全然つまんねぇ話だなって思ってました。
 センター試験で点を取るためだけの教育というか、
 何ら生きた英語に触れさせない日本の英語教育の
 悪習、陋習、陋弊が詰まってるなって思いました。
 そういうことですよね?
 水野さんが、今日言いたかったの、それですよね?
 「日本の英語教育はダメ」っていうサムネってことですよね。

[笑い]

水野さん:

 (手を胸の前で左右に振りながら)逆をやっとるずっと。
堀元さん:
 いつも学校の先生の肩を持ってるもんな。そうか。そっか。 
水野さん:
 はい。これね、教え方によってはね、英語のテストの点数伸びます。

堀元さん:

 へえ。そう?
水野さん:
 このThere構文の本質を見抜くだけで。 
堀元さん:
 この「a」か「the」か選ぶ問題で間違わなくなるだけじゃないの?

水野さん:

 違いますね。 だってさ、もう1 度言うとThere構文の意味上の主語には
 不定名詞しか来ないのだ、と。

堀元さん:

 うん。
水野さん:
 で、ここで皆さん、不定名詞とその逆の定名詞、
 もっと分かりやすく言うと、
 「aがついてる名詞」と「theがついてる名詞」はどう違うのか?
 ちょっと一緒に考えてみましょう。
 はい。どう違いますか?
堀元さん:
 なんか特定のもんだったら「the」でしょ?
 今我々が話題にしてる「その本」みたいな時。
 その1冊をさす時は「the」がついて、 そうじゃなくて「なんとなく本」っていう時は、「a」がつくみたいな感じじゃない?
水野さん:
 うん、間違ってはないけど本質的ではないですね。ざっくり言うと、

 「the」がついてる時ってのは、「堀元さんがどれか、なんとなくわかる。」

 「a」がついてる時ってのは、「堀元さんがどれをさしてるのか、分かってない」時に出てくるんですね。

堀元さん:

 あ、俺が分かってるかどうかが大事なんだ?

水野さん:

  はい。堀元さんと会話をしていて、僕が「the」を出してる時ってのは、

 「堀元さんもこれ分かるよね」っていう時に出してるんですね。

堀元さん:

 あ、そうなんだ。

水野さん:

 だからさ、「moon」っていう英単語ありますよね。

 あれ「月」って意味があるんだけど、もっと言うと、

 あいつ「衛星」っていう単語なんですね。

堀元さん:

 あ、月に限んないんだ?いろんな衛星のこと全部「moon」って言うんだ。

水野さん:

 はい。で、なんで我々はあれを月だと思ってるかというと
 「the moon」としてよく呼ばれるからなんですね。
堀元さん:
 あ!はぁ~。「お前も知ってるよね、あの衛星」って言ってると!
水野さん:
 地球には衛星は月しかないので、「あ、あの衛星ね」と思って「the moon」と呼ぶ、と。
堀元さん:
 だからあれか、俺たちが仮に木星に住んでるんだとしたら、「moon=月」じゃなくなるわけだ。

「moon=月」というのは、これ、日本人がよく勘違いしている英単語の代表みたいな話です。

なお、月にはちゃんと固有の名前があって、それがLuna(ルナ)です。

 

このあと、二人は具体的に木星の衛星の名前を挙げつつ、「ガリレオが見つけた4つの衛星の中でガニメデが一番大きい衛星であってほしかった」という話をしつつ、本題に戻ります。

 

ちなみに、ガニメデとカリストのサイズを縮尺の違う写真を見て取り違えた結果、動画内の字幕に注釈として「アホなので縮尺の異なる写真を比べています」が挿入されていました。

YouTubeではなくラジオで聞いている人は、誤りが見えずにちょっと危ないかも。

 

水野さん:

 話戻しましょう。聞き手が特定できるんだったら「the」がついて、特定できないんだとしたら「a」がつくっていう、ざっくりとした傾向をおさえると、There構文というのは先ほど言ったように、「the」ではなく「a」がつくよう名詞が来るわけですよね?

 ということはThere構文が出てくる時というのは、読み手にとっては「新情報が来る」んです。

堀元さん:

 ああ~、なるほど。
水野さん:
 分かりますか?
堀元さん:
 そうか。「お前も知ってるよな」って情報だったら「the」になっちゃうから。
 「a」は今、初出だよって話なのか。
水野さん:
 はい。そうなんです。ということはですよ。
 長文を読んでますよね。「There is」とか言って、なんとかセオリーとかインフォメーションとか来たとしますよね?
 その前に戻っても。それについては書いてないんです。

堀元さん:

 あ!ああ、長文読解のスキルじゃん、これ。
 これ新しい情報だから、この後にしかヒントないなって分かるわけだ。 
水野さん:
 もっと言うと、それでThereで導入された後、直後とかに説明があるんです。

堀元さん:

 うーん。なるほど。使えるな!
 「a」か「the」か選ぶだけで2 点の価値しかない情報だと、僕思ってたんですけど、だいぶでかいね。

水野さん:

 違うんです。英文のパッと引きで見た時に「There」が来た場所は注意した方がいいんです。
 なぜなら書き手が「新しい情」報として、あえて提示しているものだからです。
堀元さん:
 ああ、だからそうか。「There is a~~」っていうの出てきたら、もう「今から新しい情報をわし喋りませ」って言ってんのと一緒なんだ。
水野さん:
 はい。だから僕は日本語に直すんだったら、There構文の「There」は「ほら」です。
 「ほら、○○があります」とか。

  こう注意を引く時に使うような形式なんですよね。

堀元さんがこのあと、「学生注目!」っていってから自己紹介をするやつ。という小ボケをした上で、慶應義塾大学の学生は「塾生注目!」になるという豆知識を披露。

 

みなさん、同じ大学生でも慶應義塾大学では「塾生」って呼ぶんですって。

 

  高校生向けの説明からひっくり返って飛躍する
「より詳細な」説明

 

Thereをあえて日本語に訳すとするなら、「ほら」ではないかと言った水野さん。

さらに、日本語の中ではあるものに似ているという話をします。

 

それは、格助詞の「が」です。

 

「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんいました」

 

の「が」です。

童話では「おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」と続きます。

このように、初出の情報をわかりやすく示すことがThere構文を使うことでできるわけです。

 

There構文には、「新しい情報を置きますよ」という目印としての機能があるという水野さん。

英語の長文読解や人の話を聞くときのメリハリとして活用できるツールとして使うことができるわけです。

 

さらに高校生向けの情報として、

 

④実は「be動詞」以外もThereの後ろに入ることができる。

 

例えば、exist、appear、come、happen、liveなど。

「存在や出現を表す自動詞」が使えるのだそうです。

 

Once upon a time,  there lived a happy prince.

(むかしむかし、とても幸せな王子様が住んでいました)

 

という感じに昔話でよく見るような言い回しです。

 

There構文の機能に納得する堀元さん。

 

―――ここまでが高校生向けの説明。

 

と区切る水野さん。

 

「ここから示しますけど、ここに書いてあること嘘ばっかりです。」

 と参考書『Forest』を示す水野さん。

「マジ?!え、こわ!陰謀?陰謀に目覚めた?」

 となる堀元さん。

 

ずいぶん話が変わってきた!!

 

水野さんによると、『Forest』に限らず、他の参考書でも同じで、書いてあることは正しくないそうです。

 

水野さん:

 例えば1 つ目ですね。意味上の主語の位置に「the」がつく名詞は来れます!

堀元さん:

 あ、さっき言ってたよね。「There is」の後は「a」を選べって、書いてありましたけど?
水野さん:
  練習問題みたいなのでも「There is( a / the )book.」で、このbookの前に「a」か「the」どっち入れますか?って問題ありましたね。 
堀元さん:
 はい。
水野さん:
 どっちでもいいです。
堀元さん:
 えぇ!なんだったの?今のは?

水野さん:

 どっちも文法的です。 
堀元さん:
 そうなの?「There is the book.」でもいいってこと?
水野さん:
 問題ないです。
堀元さん:
 ふーん。なんで?
水野さん:

 分かりました。説明しましょう。その前に注意喚起しておきますね。

 今から聞く話は、あなたが先ほど理解した「あ、There構文ってこういうことだったんか!」っていう話を覆したり、ややこしくしたりします。

[笑い] 
堀元さん:
 うん、うん?何がしたいんだお前は…?
 実はThere構文って、文法問題で点取るためだけのものじゃなくて、長文読解に役立つんだよって言って「あ、そういうもんだったんだ」っていうのを与えてくれたよね?

 で、それを今から覆すの?

水野さん:

 はい。そんな話ありません。

堀元さん:

 マッチポンプすごくない?

水野さん:

 あ、ただ、「英文読解でそのThere構文があったら注目しましょう、使いますよ。」これは真実です。

堀元さん:

 あ、それはそうなんだ。
水野さん:
 最後にちょっと詳しく喋りますけど、中学生向けの説明、高校生向けの説明に間違ってる内容が含まれることってのは僕は問題ないと考えています。

堀元さん:

 うんうん。間違ってること教えてても良いんじゃないかと。
水野さん:
 はい。方便だと思ってます。
堀元さん:
 うんうん。理解のために役立つってことですね。

水野さん:

 はい。だから中学生向け、高校生向けの説明ってのは、さっき単純化して話したんですけど、中学生向け、高校生向けって断ってる限りにおいては私は問題ないと考えています。

 で、その上でもっと勉強していくと、どうやら中学・高校の説明ってのは、利便性のために簡略化していたんだってことを分かってもらうために、今から説明していきます。なので脳に負荷がかかります。こっから。

堀元さん:

 なるほど。よっぽど難しい話になるんですね。
水野さん:
 そうですね。さっき堀元さん、 「There is the book on the table.」はダメなんじゃないの?って聞いてくれましたよね。

堀元さん:

 うん。ダメそうだよね。さっきの話だとね。
水野さん:
 このThereから始まるのに「the」がついちゃうやつってのは、大きくパターンが2つあって、1 つ目のパターンってのがこのThereが副詞「そこに」という意味を持っているケースがあるんですね。

堀元さん:

 ふーん。うん、うん?え、There構文の「there」は「そこに」じゃないって最初に言ったよね?
 なのに「そこに」の時もあんの?

水野さん:

 「そこに」の時もあるんです。

 「There is」とか「There are」から始まっていて「そこに」の時があります。

 [笑い]

堀元さん:

 あ、確かに、これ聞けば聞くほどわかんなくなっていくかも。
水野さん:
 でしょ?イヤでしょ、この時間。
堀元さん:
 さっき聞いた話なんだった? 
水野さん:
 めっちゃすっきり理解できたでしょ?「こういうことだったんだ!!」
堀元さん:
 さっきまでのやつがよかったな~。
水野さん:
 そうとは限りません。ワクワクしてきたでしょ?
堀元さん:
  え、この動画あれか、最後まで見ると気狂う動画か?

水野さん:

 視聴維持率がぐっと下がってる音が聞こえてきます。僕には今、はい。

堀元さん:

  みんなメキメキ離れて行ってますね。

水野さん:

 はい。

 

参考書に記載されていた、「the」がつく名詞を指すときの言い換え方を参考にすると

 

・The book is there.(本がそこにある)

と表現することができる。

 

この場合の「there」はたしかに「そこに」の意味。

場所を説明する「there」というわけ。

 

そこで、「There is a book.」という形が有効なのは「倒置」という現象が起きているから。

この倒置の仕組みについては後日また扱ってくれるらしい。

 

さらに、thereの具体的な場所を示す場合には、

 

・There is the book, on the table.

となる。多くの場合「,」がつくがなくてもよい。

 

水野さん:

 多くはコンマを置く。つまり「There is the book, on the table.」みたいにしてピリオドを打つことが多いんですけど、コンマがなくても文法的には文ではあるという。

堀元さん:

 もー、それやめて。「基本的には何々なんですけど、何々の場合もあります」が多すぎるよ、今日。ずっとそれだな。

水野さん:

 君は、高校英語という単純化された英語の世界生きてただけなんだよ。

堀元さん:

 うん。そっか。俺が今まで習ってたものって、守られた世界で、優しい世界を用意された箱庭だったんだね。

水野さん:

 そういうことですね。だからもっと言うと「そこに」以上の説明をしなければ、例えば「There is the girl.」という文も全然文法的です。

堀元さん:

 うん?それは「そこに少女がいる」っていう意味で?

水野さん:

 あぁ、そう。倒置してるだけなんで。

堀元さん:

 なるほど。だから「The girl is there.」を倒置してるだけってこと。

水野さん:

 「There is the girl.」になった。

堀元さん:

 なるほど。でもそれは見せかけ上、There構文みたいになってるだけって感じですかね?

水野さん:

 おっしゃるとおりですね。

 だから冒頭で言ったみたいな、新情報を提示する構文を「There構文」って呼びますって言ったけど、この「There is the girl.」はThere構文ではない「There is」から始まる文なんですね。

堀元さん:

 なるほど、倒置禁止にしましょう!オッケー、それで解決!

水野さん:

 ちょっと1 時間後で飲もう?

堀元さん:

 なんで?ちょっボケた、ボケた [笑い]

 「そういうのできないんですよぉ」とかでいいのに。

 なんで後で1時間飲む必要があるんだ?

水野さん:

 倒置の話が知りたい?

 情報構造について知りたいってこと?

堀元さん:

 つまんなそうだなぁ。情報構造の話は大丈夫です。

 

ここまではパターン1の「そこに」を表している「there」の話です。

この先がさらにややこしいという水野さんのお話をまとめます。

 

パターン2は、「そこに」の意味を持たないのに定名詞をとる「There is 」の話。

たとえば、

 

・There is  John.

・There is me.

 

などもいけるという。新情報じゃないのに?

 

○「There is / are」で示される情報は新情報

 

これは正しい。

一方で、「the」がつく名詞や固有名詞は旧情報か?

 

ここが重要なポイントらしい。

つまり、多くの場合は、「the」がつくと旧情報、「a」がつくと新情報でありがち。

 

ただ、これは傾向にすぎず「the」がつくからといって必ず旧情報とは限らない、という。

「the」の機能は、専門的には「照応的である」「照応性を持つ」と言われているそうで、つまり、「theなんとか」は「照らし合わせる」ことができるのだそう。

 

例えば、本が机の上に1冊しかなければ、「本をとって」と言われて「その本」とわかるが、本が3冊あった場合にはどの本をとってほしいのかわからない。この状態が「照応できない」という状態だという。

 

・照応性→「a」か「the」か

・新情報/旧情報→There構文を使うか

 

という2つのルールがあるので、ここが微妙にズレている。

傾向としては一致しているが、完全に一致していない。

 

堀元さん:

 水野さん、この説明ね、今日終わった後全部忘れます。

 なぜならほとんど同じ話だから。

 新情報か旧情報かという話と、照応性があるかないかっていう話って、かなり重なってるよね?

水野さん:

 かなり重なってます。ほとんど一緒です。
堀元さん:
 だから俺、これ終わった2 週間後に「この話を説明せよ」って言われても、何にも正しく思い出せない気がする。
水野さん:
 あの、僕も勉強しても、何回も覚えられないです。はい。
堀元さん:
  [笑い] あ、水野さんもわかんなくなってんだ?
水野さん:
 ただ、この後ね、「There」の後に定名詞、「the」とか固有名詞が来る例文を与えます。
 で、その例文を聞いたら「これが照応性はあるのに、新情報なんだ」って思ってもらえるから。

堀元さん:

 あ、そうだ。例文ありきだね。
水野さん:
 例文行きましょう。
 「I'm hungry. Is there anything to eat?」 っていう「腹減った。なんか食べれるものないかな?」って聞いたのに対して、
 「Well, there's the leftover apple pie from last night.」っていう…
堀元さん:
 えぇと、「昨晩の残りのアップルパイがあります」みたいな話?
水野さん:
 そうですね、食べかけのアップルパイがあるよ、と。
 で、この時、「there」の後に「the」が来てますね?
 これ、何が起きてるかというと、「なんか食べるものある?」って聞いた人は、「アップルパイが残っていて今食べられる」ということは知らなかった。
堀元さん:
 うん。だから新情報ってことよね。
水野さん:
 何か食べるものがあるんだったら、提示されるものは新情報になります。
 でも「食べかけのアップルパイ」ということは、この人は昨晩それを食べたりしてるわけですよね。

堀元さん:

 あー、だから「そのアップルパイ」は知ってはいるんだ!
水野さん:
 そう…だから頭の中に「アップルパイがあるって情報」は抜けてるんだけど、「アップルパイあったじゃん」って言われたら思い出せるのであれば、照応的かつ新情報なんですよ。
堀元さん:
 うわあ、本当だ。すごい狭いとこの共通点いったね。

水野さん:

 そう。 もうちょっと例文見てみましょうか。
 「I guess nobody will pick a fight with that guy.」誰ももうあんな凄いヤツに喧嘩を挑んだりしないよ。

 って誰かが言った時に、

 「Oh, come on! There is still you, you can take him on.」

堀元さん:

 「お前がまだいるじゃん!」みたいなこと?

水野さん:

 うん、こういう時は言えると。なぜかと言うと話者自身は、自分がそいつに挑むっていうことを想定してなかったわけですよね。

堀元さん:

 うん。「もうあいつと戦えるやつおらんやろ」って言ってるわけだ。
水野さん:
 そう。で、「いや、お前がいるやん」って言われた時は新情報になる。

 でもその一方で照応もできる。

堀元さん: 

 うん。当然照応はできるよね。俺の話なんだからってなるもんな。

水野さん:

 はい。ということで「There is you.」とか「There is me.」とかこういう風にも言えるわけですね。

 

ということで、ここまでがThere構文の「詳しい説明」ということになります。

他にも参考書には「be動詞以外の自動詞を使ってThere構文が作れる」とあるけど、実際には他動詞が来る例などを紹介していました。

 

最後は英語多読アプリ「Langaku」の広告を挟んで動画はおしまいです。

次回は、学校で出てくる「方便としての正しくないけど簡単でわかりやすい説明」の是非についてお話しするようです。

楽しみですね♪

 

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では、今日はここまで。

読んでくださってありがとうございました。

またお会いしましょう♪

素敵な一日になりますように(*^^*)

 

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