ごきげんよう、ざらめの雨です。
今週のゆる言語学ラジオは男二人のパジャマパーティー(?)という1時間半超えの長尺動画です。
舞台は酸ヶ湯温泉。
どこに泊まってるかは知らない
(ので、楽天トラベルから適当にPick)
▶酸ヶ湯温泉旅館
▶酸ヶ湯温泉 八甲田ホテル
▶八甲田城ヶ倉温泉 ホテル城ヶ倉-HOTEL Jogakura-
浴衣を着たパーソナリティがお布団にゴロゴロ転がってなんか適当に話をしています。
ということで、感想を書きます。
●温泉旅館で寝る前の会話
2025/12/16配信
個人的ハイライト(と一部要約)と感想
(序盤)浴衣胸元はだけ問題
適当に布団に潜り込んでカメラを回し始めたらしい。
暑いので布団をはいだところから、この問題は始まる。
水野さんが堀元さんの乳首が見えているという指摘を繰り返すが、幸いカメラには映らない角度。
このやり取りだけでめちゃくちゃ面白い。
普段は家事しながら音だけ聞いているんだけど、思わず手を止めて画面を確認しちゃった(笑)
これはズルいわ。
(感想)
大きい声ではいえないが、パジャマ姿にも需要があると思うんだよ。
なので、堀元さんがパジャマかリカバリーウェアの広告案件を取ってきたらこの問題は完全解決に至ると思う。
お色気シーンがお好きな方には不興を買ってしまいそうですが……。
ちなみに、水野さんが「浴衣ははだけやすくて女性は大変じゃない?」と気にかけていましたが、途中で本人が気が付いたように女性は浴衣の下に肌着を着ることが多いので胸元がはだけても乳首が露出することはありません。
タンクトップ、キャミソール、ブラレットなどを着ることが多いです。
これは肌着に汗を吸わせて浴衣が肌に貼りつくのを防止して着心地をよくするためです。
最近だと寝るときにナイトブラを着ける人も増えてきていますから、浴衣でポロリが起きるほとんど心配はないですね。
胸元がはだけていたら見苦しいのは確かですが。。。
(中盤)男子鈍感問題とコミュニケーションの難しさ
①男子鈍感問題
水野さんのエピ。
・切り傷を酸性の温泉につけるまで認識していなかった
・気圧の高い低いとか全く分からない
・花粉症もないし孤独感もない
・不快感の正体が湿度であると気づいたのは20代の頃
堀元さんのエピ。
・ゲームをやってて楽しくなかったので「自分鬱なのかな?」と思ったら部屋が暑かっただけだった
・体調が悪いなと思っていたら単にお腹がすいていただけだった
堀元さんが語るかたりやさんのエピ。
・食事中えずく奇病にかかったと思ったら、ドレッシングのないサラダが不味すぎただけだった
( ^ω^)・・・
「湿度が高いと不快」
「部屋が暑すぎて不快」
「お腹がへって元気がない」
「口に入れたものが不味すぎる」
もしかして、男子諸君、これ、気づかないもの?
こういう鈍感さって、君たちの標準装備だったりする???
なんとなく女児より男児のほうが熱を出しやすかったり体調を崩しやすかったりする理由わかった気がする。
環境から影響を受けるのに、それらをモニタリングする力が弱すぎるでしょ。
まぁ、私もどちらかというとそっち側だからわかるわ。
肌感覚でいうと、男子(鈍感:敏感=8:2)、女子(鈍感:敏感=2:8)くらいの比率で、凸凹はうまく引っ付けてやっていけるようになっている気がする。
気温、湿度、味、空腹感等のモニタリング上手な女子とそうでない男子は早めにくっついたほうがいい。
その逆のカップリングも、早めにくっついたほうがいい。
もし標準でこの鈍感さが備わっている(?)のであれば、男子諸氏は適当な女子とプライベート空間を一緒に過ごしているだけで環境から来るストレスを軽減することができそうですね。
ちなみに、水野さんの「孤独感を感じない」話は、身体的な状況のモニタリングとは別の話かと思いました。
②海外で鍛えられた大学の先生の変なセンス:「面白い」と言われると腹が立つ
水野さんが、ある大学の先生に「自分の話の感想として奥さんから『面白い』と言われると腹が立ってしまう」という話を聞いたと。
確かに、海外に行くとバチバチに議論するのが、正しい勉学というか、「真面目にやっているアピール」であるという話は聞いたことがある。
私は哲学好きでもあり、大学で受けた倫理学の講義では先生が「我々哲学者にとって論敵こそが最大の友である」と言ったことから、そうした文化になじみがないわけではない。
でも、一般的な日本語のコミュニケーション様式からいうと、これはかなり変な感覚だと思う。
そもそも、配偶者に話して「面白い」って感想に腹が立つって……
……聞いてくれるだけありがたいだろが!!
(「難しい話わからん」「楽しくない、聞きたくない。しゃべんな」とか言われている人だっているかもしれないんだぞ?!)
あんまりマニアックな話を、同じ研究室や学会に所属しているわけでもない家族が真剣に聞く筋合いはないのではないか?
(ただし、研究者の中には同じ研究室や同じ学会内で結婚してしまう人たちもいるのである。狭い世界。)
というのが、私の感想。
水野さんは、批判やツッコミ・ガチ反論みたいなものって、あまりいいものじゃないというか、そういうのがあると凹んでしまいがちだったと。
でも、大学の先生が
- 「批判や反論が出せるということは真面目に聞いてくれている証拠だと感じる」
- 「感想が『面白い』しかないのは、なんなら侮辱ですらある」
と語るのを聞いて、ちょっと考え方を変えたんだとか。
新しい見方・捉え方ができるようになったのは、大変よかったと思う。
批判や反論が「いいもの」か「悪いもの」かは文脈ディペンドで分けるものだよね、と思ったり。
批判や反論もいいこと言ってるやつもあれば、ちゃんと読め!なものもあり。
正論でたたいてくる論調もあれば、作り上げるものをよりよくしたいという期待と親切心で指摘するものもあり。
いろいろありますからね。
③踏み込んでかまわないアピールする「親と絶縁している」人の話
堀元さんからの話題提供。
飲み会に行ったときに、知らない人が自己紹介のときにさらっと「親と絶縁しています」と。
事情は話さずに次の話題へ行ってしまって、聞きたくて仕方がないけどプライベートなことに踏み込んで聞くのははばかられるなと悩み続ける堀元さん。
およそ1時間半たって、その人が「プライベートの話、踏み込まれても平気です!聞きたいことがあれば話します」と言ったのでようやくその事情をきくことができた堀元さん。
堀元さん「1時間半もの間、聞いてもいいものか悩み続けた時間が無駄じゃない?あらかじめ言ってほしい」
水野さん「いや、1時間半の間に二人の距離が詰まったからその話ができたんじゃない?だとすれば無駄じゃなくてその時間は必要な時間だったんだよ」
2人の意見はこんな感じ。
(感想)
弟を絶縁している身としては、身内の話(悪口・愚痴)は話したいんだけど、一番嫌なのが怒られたり説教をされたりすること。
身内至上主義者みたいなのがときどき混ざっていて、そういう人にうっかり血縁者の悪口を言うと大変不愉快な思いをすることになります。
- 「家族の悪口言うなんて信じられない!」
- 「そんなん大げさ。作り話じゃない?」
- 「そうは言っても育ててくれた親には感謝すべきだ」
みたいな怒られや説教が来ることがあるのですよ。
そういうの、いらないんで。マジで。
いかに自分が身内を大切にしているのか、それはいいです。
でもその価値観を押し付けてもらいたくないです。
こっちは、完全に他人事として、
なんなら笑いながら楽しく聞いて欲しいのよ。
辛い話、面白くない話だからこそ、誰かに笑い飛ばして欲しい。
真面目くさった説教とかされたくないです。
なので、1時間半かけて「この人に家族の愚痴を話をしてもいいのかな?怒られたり説教されないかな?」というのが見極められたというのが私の考えです。
(終盤)睡眠導入によさげなふわふわした話
なんかふにゃふにゃととりとめのない話が多かったので、私的にはピックアップすることは特になし。
水野さんがチケット手配の都合上、新幹線の特別車両「グランクラス」に乗った話から、「高いお金を払うほど、それに見合う価値がやっぱりあるよね」って話とか。
水野さんがサウナに行くんだけど、外気浴場からジェットコースターが走るのが見えて「東京にいる」って実感する話とか。
堀元さんが椅子コンシェルジュと飲みに行ったら、他にもいろんな人たちが来て5人でたらふく食べながら飲み食いした話とか。
ほかにもあった気がするけど、覚えてない。
割愛させてもらいます。
(感想)
しいていえば、「いいな~」の一言。
ただの専業主婦で、ほとんど旅行もしないし友達と飲みに行ったりもしないので……。
私も温泉に行きたいな♪
どっかに飲みに行ったりもしたいな♪
オチはないです。。。(*´ω`*)
あ、そうだ。
最後に電気を「カチカチっ」って紐を引いて消すところがなんとなく好き。
あの動きって、懐かしい日本って感じがするよね
動画にリンクされている本(一部)と水野さんの本と堀元さんの本
リンクは楽天市場です。
動画のリンクは基本的にValueBooksみたい。
それでは、今日はここまで!
またお会いしましょう♪
素敵な一日になりますように(*^^*)
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