年末年始の多忙にかまけていたら何と3週間も空いてしまいました。
さて新年になり今年の目標を立てた方も多いことと思います。
企業では暦の新年の目標は意気込みを示すものが多く、実際の目標は会計年度の始まりの時に発表されることが多いようです。
企業ですから当然目標は数値化されています。そして営業の場合は最終的には個人にまで落とされることが一般的です。
これまでに何度か書きましたが、数値目標をそのまま下に分割して与えるのは管理職としてはいかがなものかと思っています。
目標というのは本人が納得し、達成するのに努力を必要とするが達成が不可能ではないものである必要があります。そしてその目標を達成するとそれに見合ったリターンがあることです。
この条件に合致している目標だと高いモチベーションを持って努力することができます。
私が若い頃上から目標を与えられる立場の時には不満をもつこともありました。
また管理職となって目標を与える立場になるとその難しさに頭を痛めました。中間管理職として上から与えられた売上や利益目標を単に分割して下に与えてもモチベーション高く働いてはもらえません。
10年か20年前には「目標管理主義」というのが流行りましたが、あまり成功したという話は聞きませんでした。やはりむずかしいのだと思います。
これから何回か、数値目標について私の思いを述べて行きたいと思います。必ずしも成功したわけではありませんが、何かの参考になればと思います。