こんばんは合格

大ちゃんお誕生日おめでとう!!さるえるです合格

 

大ちゃんが28歳かー✨

早いなー💦(笑)

 

 

私の溺愛する自担、有岡大貴くんも28歳になりましたので!!

ちょっとお知らせをさせていただこうかと!!

 

 

 

 

実は、私、新しくサイトを立ち上げました(笑)

 

 

 

遅れてもやらないよりはマシ~「今」やりたいことを「今」やるために

 

 

という(笑)

 

 

 

タイトルにもありますが、私がやりたい放題、色々な事を書いているサイトでして(笑)

 

そもそも、「Walk」をどーんとおいて置ける場所が欲しいなーって思い始めたのが立ち上げたきっかけなので、内容は、ほぼ「Walk」。

 

ですが、他にもJUMPの私的備忘録とか、私が作った(と言うほどでもないけど)ものとか、それこそ色々書いています。

 

 

ブログも毎日更新しています。

 

 

「Walk」に関しては、サイトでは

 

・それぞれの話の詳しい裏話

・Walk1が始まる前のお話(エピソードZERO)

・スピンオフ

 

を公開していますので、興味がある方はのぞいてみて頂けると嬉しいです✨

 

 

 

遅れてもやらないよりはマシ~「今」やりたいことを「今」やるために

 

 

 

2月ぐらいからコツコツ作り始めて、ようやく形になってきたので、そろそろお見せできるかなーと思って、お知らせをさせていただきました✨
 

まだまだ始めたばかりで、読みづらい所もあるかと思いますが、どんどんブラッシュアップしていこうと思っていますので、もしよかったら、今後ものぞいてみていただけると嬉しいですm(__)m✨

 

 

 

 

こちらの方でも妄想小説Walk2は引き続き更新していこうと思っていますので、アメブロは何も変わりません(笑)

 

よろしければ、これからもよろしくお願いしますm(__)m✨
 

 

 

 

改めまして、大ちゃん、誕生日おめでとう!!

 

今日一日も、大ちゃんが素敵な時間を過ごせますようにラブラブ

 

大ちゃん大好きラブラブラブ

 

それでは、また合格

こんばんは合格

今日のヒルナンの大ちゃん、髪ぼさぼさじゃなかった?(笑)さるえるです合格

 

27歳最後のヒルナンデス。

 

可愛すぎて禿げそう・・・

禿げても大好きだよラブラブ大ちゃんラブラブ
 

来週はお誕生日を祝ってもらえるんだろうなドキドキ

リアタイ出来ないけど楽しみにしとこドキドキ

 

 

 

 

 

 

 

さあさあさあ。

エピソード29ですねビックリマーク

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、髙木くん」

 

私はすでに運転席に座っている髙木くんの横顔に話しかける。

 

「ん?」

 

髙木くんは前を見たままでそう返事をした。

 

 

綺麗な横顔・・・。

髙木くんって、こんなに綺麗な横顔してたっけ・・・。

 

 

そんな事を思いながら私は

 

「ちょっと気になってる事があるんだけど、聞いてもいい?」

 

と問いかける。

 

「何?」

 

すると髙木くんはそう言ってこちらを見る。

 

 

 

 

う。

 

そんなにまっすぐに見つめられるとすごく聞きづらい・・・

 

 

「あの・・・・ですね。その・・・えっと・・・それがですね・・・その・・・・何と言うか・・・んー・・・・なんですかね・・・・」

 

なかなか言い出せず、ただの様子がおかしい人になってしまう私。

 

 

というか。

もしかしたら、改めて髙木くんに聞くような話ではなかったかもしれない、と思い直したけど、時、既に遅し。

 

私は思わず疑問を口に出してしまった自分を恨んだ。

 

 

「何だよ(笑) そんなに聞きづらい事あんの?(笑)」

 

そんな苦悶する私の姿を見て、髙木くんはそう言って楽しそうに笑う。

 

「非常に聞きづらいんです(笑)」

「そんなに?(笑)」

「うん(笑) 何なら口に出してしまったことを後悔しています(笑)」

「何それ(笑) 勝手じゃね?(笑)」

 

おっしゃるとおり(笑)

 

「勝手だよね(笑)」

「勝手だよ(笑) もう言ってくれないと気になるわ(笑)」

「だよね(笑)」

 

 

そりゃそうだ。

しょうがない。

頑張って聞こう。

 

 

「あの・・・”あの日”の事なんですけど・・・」

「”あの日”?」

「うん。休日出勤してた私に、髙木くんが差し入れにチョコを持ってきてくれた日・・・」

「ああ、”あの日”ね」

 

私の言葉を聞いて、髙木くんは”あの日”を理解してくれたようだ。

 

「うん。”あの日”なんですけど・・・あの・・・きっ・・・きっ」

「kiss?したよ」

「!!」

 

ごにょごにょと言う私の言いたいことを察してくれたのか、髙木くんは実にサラッとそう言う。

あまりにあっさり言われたので、私は衝撃的過ぎて言葉を失ってしまった。

 

「何?気づいてなかったの?」

 

そして、ごくごく普通にそう言われて焦ってしまう私(笑)

 

「いやっ・・・あの・・・はい・・・」

 

 

ごめんなさい気づいたのはつい最近です・・・

 

 

「は?マジで気づいてなかったんだ(笑)」

 

 

・・・何かごめん(笑)

 

 

「まあそんな余裕なかったもんなーあの時のお前」

「そう・・・なんだよね・・・あの日の記憶がほとんどなくて」

「そうなの?」

「うん。あの日の、というか、その前後の記憶も薄いの」

 

 

自分でも相当混乱してたんだろうなって思う。

いいことなのか悪いことなのかはわからないけど、私の脳は記憶を薄れさせることを選んだようだ。

 

 

「まあ、声が出なくなるほどだもんな・・・」

「声が出なくなる????」

「え、覚えてないの?」

「・・・はい・・・」

 

髙木くんと何かを話していたような気がするが、何を話していたのかは思い出せない。

 

「ごめん、どうやら記憶が薄いんじゃなくて、記憶がないみたいだわ(笑)」

「マジか(笑)」

「うん(笑)ごめん(笑)」

 

私の脳は思っている以上に容量が少ないらしい(笑)

 

 

「何があったか、知りたい?」

 

髙木くんがそう聞いてくる。

 

「うん」

 

髙木くんは無意味にkissしてくるような人じゃない。

きっと、何かがあったんだ。

だとしたら、その理由は何なのかを知りたくて、私は強くうなずいた。

 

 

「あの頃、まゆみさんはずっと無理して笑っててさ。すっげー辛そうに見えて」

 

・・・確かに、辛かった。

それは、覚えてる。

 

「俺に何か出来ねーかなって思ってつい、何かあったのかって聞いたんだよ」

「・・・うん」

「そしたら、まゆみさんは多分しゃべろうとしてるんだけど、口がパクパク動くだけで声が出てなくてさ」

「えっ」

 

 

・・・なにそのホラー。

 

 

「俺もうこいつ壊れた!って思ってさ(笑)」

「そりゃ思うね(笑)」

「思った(笑) だから、どうにかしなきゃって必死だった(笑)」

 

 

髙木くんは笑って話してくれてるけど、相当やばい状態だったんだろうな・・・

 

 

「何か衝撃的な事をすれば落ち着いて声が出せるようになるかもしれないって思って、俺、とっさにほっぺにkissしてた(笑)」

 

 

そっか。そこで、kiss・・・

 

 

「衝撃的な事をしたら落ち着くって、よく考えたら変だよな(笑)」

「え、そうかな」

「うん。まあ結果的に落ち着いたからよかったけど(笑)」

 

髙木くんは相変わらず笑って話してくれている。

 

 

・・・なんだろう。

なんというか。

 

髙木くんの笑顔を見ていたら。

私の中で、深い、大きい感謝の気持ちをはるかに超えた気持ちが湧き上がってきた。

 

これを言葉で表現するのが難しいのだけれど。

 

今後、私が髙木くんの為に何か出来るとするならば、全力でさせて頂こう。

 

私は、そう、心に誓った。

 

 

「髙木くん、本当、ありがとう」

 

とにかく、感謝の気持ちだけでも伝えなくては。

そう思った私は、そう言って深々と頭を下げる。

 

「何?急に(笑) またkissしてほしいの?もうしねーよ?(笑)」

 

そんな私を見て髙木くんはそうふざけて笑う。

 

「しなくていいよ!(笑)」

 

私はそうツッコんでから話を続ける。

 

「そうじゃなくてさ。髙木くんにはいつも助けてもらってるなって思って。本当、ありがとう」

「ま、親友だからな(笑) 俺がやべー時にはまゆみさんに助けてもらうし(笑)」

「もちろん!私でよければいつだって全力で!」

「頼りにしてるよ」

「まかせといて!」

 

髙木くんと私はそう言って笑いあった。

 

「じゃあ飯行くか!」

「お願いします!」

「おっけー」

 

髙木くんはそういうと、車を発進させる。

 

 

 

 

 

髙木くんに何かあったら、私が全力で助けるからね。

 

 

 

 

私は、改めて髙木くんの横顔にそう誓ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

髙木くん、私はもう一度kissして欲しいですよ・・・←そもそも一度目もない

 

 

いいなー髙木に言われたいわー

「またkissしてほしいの?もうしねーよ?(笑)」ってラブ←だからないって

 

 

イケボで言われたいわーラブ←しつこい

 

 

 

 

 

それでは、またビックリマーク

こんばんは合格

新しいカレンダーに昨日1日翻弄されていましたさるえるです合格

ほら。
4月がさ。

エロカッコイイ有岡さんじゃないですか。

 

私は昨日、朝起きて、とりあえず顔を洗って清めて、服を着替えて深呼吸してから表紙をピリピリと破りました。

そこからしばらく動悸が収まらず←

何かしてたら有岡さんの存在をすっかり忘れてしまうので、振り返るとヤツがいて(←失礼)

 

はうポーン

 

ってなって膝から崩れ落ちる。

この件を1日繰り返しておりました←

 

丸一日そんなことしてたので、今日はすっかり慣れたけどね←早い

 

 

 

 

 

 

さあさあさあ。

Walkに参りましょー音譜

エピソード28ビックリマーク

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、私はめずらしく髙木くんと2人で営業に出掛けている。

部長に命じられたからだ。

 

部長としては「昔を思い出して、八乙女と3人で営業に行ってこい!」と言いたかったようなのだが。

 

残念ながら八乙女くんには仕事が詰まっていて、どうしても抜けられない状態だった。

 

おそらく部長は半分やけっぱちで、「じゃあ2人で行ってこい!」と言い出したに違いない(笑)

 

 

 

 

「何か懐かしいな」

 

営業先の会社を出て車に向かう途中に、髙木くんがそんな事を言った。

 

「そうだね」

 

入社1年目の頃。

髙木くん、八乙女くん、私の3人で営業に回っていた時期があった。

きっと髙木くんはその頃の事を思い出したのであろう。

 

 

確かに、ちょっと懐かしい。

あの頃は右も左もわからない状態で、とにかく1社でも多く営業に回ろうと必死になっていた。

 

3人で仕事をするのも初めてで。

お互い探り探り仕事をしていたように思う。

 

 

 

懐かしいな・・・

また、八乙女くんと3人で営業に回ってみたいな。

 

 

 

 

そんな事を思っていたら。

 

「八乙女も一緒に行きたかったよな。久しぶりに」

 

髙木くんがそう言った。

 

「私も同じこと思ってた!!」

 

思わず興奮してしまう私(笑)

あまりにもタイミングがよかったから、テンションが上がってしまった(笑)

 

「だよな!思うよな!」

「うん。あれはあれで大変だったけど、すごくいい経験だったもんね」

「そうだな」

 

無茶ぶりに近い感覚に捉えていたけど、すごくいい経験だった。

 

 

「まあ部長のことだから、きっとまた気まぐれで「3人で営業行ってこい!」って言い出すだろ(笑)」

「確かに(笑) 言いそう(笑)」

 

髙木くんの言葉に私は思わず吹き出しつつも同意する。

私たちが、部長の気まぐれに振り回されるのも仕事のうちだ(笑)

 

 

 

「あーそろそろ飯食う?」

 

髙木くんが時計を見ながらそう言う。

 

「もうそんな時間?」

「うん」

 

早いなー。

いつのまにやらそんなに時間が経ってたんだ。

 

「じゃあ、食べよっか!」

 

私は明るくそう言う。

 

「何食いたい?」

「髙木くんのおすすめのもの!」

 

髙木くんのイケボでの問いに私が若干テンション上がってそう言った時。

 

「わっ」

 

私はうっかりつまずいてこけそうになってしまった。

 

「おっと」

 

そんな私をスマートに支えて、髙木くんはひとこと。

 

「大丈夫?」

 

”イケボの雄也”もびっくりのイケボ。

 

 

 

・・・イケメンかよ・・・

 

 

「うん。あーびっくりした」

「気を付けろよ」

「うん、ありがとう」

 

私がお礼を言うと、髙木くんは微笑んで車の運転席に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬、イケボにごまかされそうになったけど。

 

今。髙木くんの胸元で支えられた感覚。

どこかで味わったような・・・

 

 

 

 

・・・そうだ。あの日だ。

 

 

 

ほぼ、壊れかけていた私の事を髙木くんは心配してくれて、休日出勤していた私のところに来てくれた。

 

髙木くんの優しさは嬉しかったけど、私はそれどころじゃなくて。

 

あの日の記憶はうっすらとしか残っていない。

 

 

だけど。

その、うっすらとした記憶の中で、髙木くんに抱きしめられたような気がしていた。

 

そして。

頬に、柔らかい感触が・・・したような・・・

 

私は、その事が少し気になっていた。

 

 

 

あれは、もしかしたら・・・

髙木くんの唇だったのではないだろうか。

 

 

もしそうだとしたら、なぜ、そんな事になったのか。

私はその時の自分の記憶が曖昧すぎて、思い出せなかった。

 

 

それを確かめるとしたら、今なのかもしれない。

 

私はそんな事を思いつつ、車の助手席に乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

狙わない”イケボの雄也”でした(笑)

 

最近、髙木の声のイケボ度が増してる気がするんですが、気のせいでしょうか?

 

ものすっごい自然なイケボで「大丈夫?」とか言われて支えてもらえたら最高過ぎない?←てか、答えは最高しかないと思ってる

 

 

それでは、またビックリマーク

こんばんは✨さるえるです合格

気づいたら3月ももう終わるじゃありませんかびっくり

あっという間に時間が過ぎて行きますねびっくり

 

いやー・・・

時間の流れについて行けてないぞ(笑)

 

 

 

 

さあさあさあ!!

気を取り直して(笑)

エピソード27に参りましょうか!!

 

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は椅子に座り、有岡くんの壊れたキーホルダーを直そうとしている。

それをじっと見つめる有岡くん。

 

・・・可愛いんだけど、ちょっと緊張する(笑)

 

 

気を取り直して深呼吸。

 

よし。

 

私は、有岡くんが取り付けた、よくわからないひもを外し、新しい留め具をキーホルダーにつけた。

あっという間に完成だ。

 

「へー!そうやって直すんだ!」

 

感心している有岡くん。

 

「簡単でしょ?」

 

私はそう言って直ったキーホルダーを有岡くんに手渡した。

有岡くんはそれをまじまじと見つめ

 

「ほえーーーーーすげーーーー元のよりきれいかも」

 

と、いろんな角度からキーホルダーを眺めている。

 

可愛い。

可愛すぎる。

 

 

「そう?」

「うん。すげー。また壊れたらまゆみに直してもらおー」

 

有岡くんはご満悦のようだ。

 

よかった。

有岡くんに喜んでもらえるのはめちゃくちゃ嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰だろ」

 

そんな時。

有岡くんのスマホがLINEの着信音を鳴らした。

有岡くんはそう言ってそれを確認する。

 

「・・・山田だ。ねぇ、ゲームやっていい?」

 

どうやら山田さんからのオンラインゲームへのお誘いLINEのようだ(笑)

 

「いいよ(笑)」

「やった!」

 

有岡くんは嬉しそうにそう言うと、手際よくゲームの準備をし、ゲームをし始めた。

 

 

 

・・・随分手馴れてらっしゃる(笑)

 

 

 

私はゲームをしている有岡くんの姿を見るのも好きだ。

そんな姿を見せてくれる有岡くんにも感謝している。

 

 

しかし、今、私にはやるべきことがある。

師匠へ報告のLINEをしなくては。

 

私は、自分のスマホから知念さんとのLINEの画面を開いた。

 

 

”師匠。先ほど初めて有岡くんを「大貴」と呼んだところ、有岡くんのお鼻がひくひくしました”

 

私は、初めてのミッションの報告をこの文章から書き始めた。

 

そして、こういう状況で、こんな風に呼んでみたところ、有岡くんはこういう反応を示しました、というのを、なるべくわかりやすいように記載した。

 

 

 

私はちゃんとこなせたのだろうか。

ちょっと不安だけど、悪くはないんじゃないかと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして。

知念さんからお返事が届いた。

 

 

 

”よく出来ました。そのまま継続してください”

 

 

・・・やった!褒められた!!

 

 

”ただし、普段は「有岡くん」のまま。時々「大貴」と呼びましょう”

 

 

・・・普段は「有岡くん」、時々「大貴」・・・

 

 

”呼ぶ状況は今回と同じ感じでよいと思います”

 

 

・・・はい。師匠。

 

 

”ご報告、楽しみにしています”

 

 

・・・♪

 

 

”かしこまりました!ありがとうございます!!”

 

 

私は、知念さんにそう返信してスマホを閉じる。

 

 

 

初めてのミッション。

どうやら成功したみたいだ。

 

 

師匠に褒めていただけた♪

嬉しい♪

 

 

私は浮足立っていた。

 

 

 

 

 

 

有岡くんは相変わらずゲームに夢中だ。

 

ゲームをしている時の真剣なまなざし。

指さばき。

 

 

 

 

・・・好きだ(笑)

 

 

 

 

あー。

私は結局、有岡くんが大好きなんだな。

 

 

何度目かはわからないが、とにかく有岡くんの事が好きだ、と何度でも思ってしまう自分に呆れつつも、こんな日常を送れる幸せをかみしめながら、私は有岡くんの後姿とゲーム画面を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はちょっと短めですあせる

キリが悪くて(笑)

ここで一旦区切らせていただくことにしましたあせる

すみませんあせる

 

 

 

 

 

さて。知念ちゃんとのLINEですが。

 

”ご報告、楽しみにしています”

 

のところの、私の脳内再生がフリーザ姿の知念ちゃんなんだけど、なんなんだろうこれ(笑)

 

 

それでは、また!ゲラゲラ

こんばんはビックリマークさるえるですビックリマーク

え、絵文字がポーン

愛用していた絵文字がまるっと消えててめっちゃ寂しいんですけどえーん

どどどどどうしよう真顔

 

・・・ま、いいか・・・←

 

 

 

 

 

 

さあさあ。

エピソード26ですね!!

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある休日。

私は今、ソファに座ってテレビを見ている。

 

隣には、有岡くん。

同じように、ソファに座ってテレビを見ている。

 

 

 

”大貴って呼ぼう”

 

私は知念さんの言葉を思い出していた。

 

 

”何の前触れもなく、急に呼ぶの”

 

 

 

・・・何の前触れもなく・・・急に・・・

 

 

 

 

もしや、今、チャンス・・・?

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、大貴」

 

そう思った私は、思い切って呼んでみた。

すると。

 

「・・・ん?」

 

そう言ってこちらを向いた有岡くんは、明らかに浮足立った顔で鼻を膨らませていた。

 

「・・・何でもない」

「なんだよー」

 

私の言葉に有岡くんはそう言って、嬉しそうに私に抱きついてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・師匠。私、何だかわかった気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、何?何なの?」

 

有岡くんはそう言いながら私を揺さぶる。

相当気になっているご様子(笑)

 

 

しょうがない。

 

 

「ごめん、ちょっと呼んでみたくなって」

 

私はとりあえずそう言って謝った。

 

「そっかー」

 

そう答える有岡くんの鼻はまた膨らんでいる。

 

・・・可愛いな(笑)

 

 

「でも恥ずかしいからやめる」

「ええ!?何で?呼んでよ!」

「だいき」

「・・・」

 

呼ばないって言ったくせしてすぐに呼んだからか、有岡くんは何とも不思議な顔で鼻をひくひくさせている。

脳内で処理が追いついていないようだ(笑)

 

「あはははは!」

 

有岡くんのお顔があまりにも可愛くて、盛大に笑ってしまう私。

 

「なんだよ!」

 

そんな私を見てつられてしまったのか、そういいつつも笑う有岡くん。

 

「ごめん(笑) 顔が(笑) 面白くてつい(笑)」

「顔が面白いってなんだよ(笑)」

「だからごめんって(笑)」

 

私は謝りながらも笑いが止まらず(笑)

 

「笑いすぎだから!」

 

あまりにも笑い続ける私に有岡くんがそう言って立ち上がる。

 

その瞬間。

有岡くんのポケットからシャリーンと音を立てて鍵が飛び出した。

 

「あっ落ちちゃった」

 

有岡くんが落とした鍵には、昔、有岡くん、髙木くん、八乙女くん、私の4人で遊園地に遊びに行った時に、有岡くんがみんなにくれたお揃いのキーホルダーがついていた。

留め具が壊れてしまったのか、何かのひもでチャームがつながれている。

 

「キーホルダー、壊れちゃったの?」

「えっ、あ、これ?」

 

私の言葉に有岡くんはそう言うと、手に持っていた鍵をこちらに見せる。

そして、うなずいた私を見て

 

「そうなんだよー」

 

と言いながらソファに座る。

 

「俺の、何かすぐ壊れちゃってさ。でもせっかくのお揃いだから捨てたくないし。ほら。まゆみずっと使ってくれてるでしょ?」

「えっ、うん」

 

確かに、私もずっと使ってる。

有岡くんにもらった、大事なものだから。

 

でも、それを気づいてくれてるとは思わなかった。

 

「気付いた時は嬉しかったなーいつ見てもずっとつけてくれてるから」

「えっそんなに見てたの?」

「うん。嬉しかったからつい見ちゃうんだよ」

 

 

・・・嬉しい。

そんなに喜んでくれてるなんて知らなかった。

でも、何か有岡くんらしい(笑)

 

私は微笑ましい気持ちになった。

 

 

「何で俺のだけ壊れちゃうんだろうなー」

「いや、私のも何度も壊れてるよ(笑) 直して使ってる」

 

留め具のところが外れやすかったから、何度か交換している。

 

「直せるの!?」

 

私の言葉が衝撃的だったのか、過剰に驚く有岡くん。

 

「うん」

 

説明するより見せた方が早いよねきっと。

 

私はそう思ったので、自分の鍵を持ってきて、「ほら」と有岡くんに見せる。

すると。

 

「えー!すげー!直したのわかんねー!」

 

何だか感動してくれたみたいで、そう言い

 

「俺のも直して!」

 

と自分のキーホルダーを私に差し出した。

 

「いいよ(笑)」

「やった!お揃いだ」

 

私がキーホルダーを受け取ったと同時ぐらいに、”お揃い”を喜ぶ有岡くん(笑)

可愛い(笑)

 

 

 

・・・そういえば。

 

 

「有岡くん、お揃い、好き?」

 

私は昔うっかり買ってしまったお揃いのパジャマの存在をふいに思い出して、そう有岡くんに聞いてみる。

 

「好き」

「ちょっと待っててね」

 

有岡くんのいたってシンプルな返答を受けたので、私はそう言ってクローゼットへと向かう。

お揃いのパジャマは、有岡くんに見つからないようにクローゼットの奥の方にしまい込んでいる。

 

本当に、ただの勢いでお揃いのパジャマなんて買ってしまったけど、浮かれてしまった自分が何だか恥ずかしく思えて、有岡くんにはずっとその存在を言い出せずにいた。

 

でも。今なら言える気がする。

せっかく買ったから、有岡くんに見せるだけでも見せてみよう。

そう思えた。

 

 

「これなんだけどね」

「わー!!ふわっふわ!!」

 

パジャマを渡したと同時にこの反応(笑)

ものすごく嬉しそうで、こっちも嬉しくなる。

 

「そうなの。1人で買い物に行った時に見つけたんだけど・・・肌触りがよかったから、有岡くん好きそうだなって思って」

「きもちいー♪」

 

有岡くんは私の話を聞きながら、パジャマにほっぺをすりすりしている(笑)

幸せそうだ(笑)

 

「これ、俺の?」

 

すりすりしときながら、急にそんな事を聞いてくる有岡くん。

まあ、あなたのですけども(笑)

 

「うん」

「やった!それは?まゆみの?」

 

有岡くんは私が有岡くんに渡さずに手に持っていた、私用のパジャマを指差してそう言う。

 

「うん」

「お揃い?」

「うん」

「いいじゃん!何で今まで言わなかったの」

「えっ・・・何か、私だけ浮かれてる気がして、恥ずかしくなっちゃって(笑)」

 

それに、あの頃私は嫌われたくなくて、有岡くんには何も言えなくなっていた。

 

 

「俺も浮かれてたけどかっこつけてたなー(笑)」

「えっそうなの?」

「うん。やっぱ似てんのかもな」

 

有岡くんはそう言って笑った。

 

 

・・・嬉しい。

似てるって言われるの、すごく嬉しい。

 

 

だけど、何だか私は照れくさくなってしまって

 

「あ、これ、直してくるね」

 

そう言うと、立ち上がる。

それに有岡くんは「あ、ありがとう!」とキラキラ輝く満点笑顔でそう言う。

 

 

 

・・・好き。

 

 

 

私はニヤニヤが抑え切れないままに歩き出す。

 

「あ、直してるとこ見たい!!」

 

しかし、有岡くんはそう言って、そんな気持ちの悪い私を追いかけてくる。

私は盛大にニヤついてしまっている顔を一生懸命隠しながら、キーホルダーを直す道具を取りに行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマンジンジャーブレッドマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有岡くん・・・ラブ

好きドキドキ

愛しい狂おしい壊れるほどにドキドキ

 

やっぱねー照れ

有岡くんだよねー照れ

 

それでは、また音譜