こんばんはあひる

今日も有岡さんは最強に可愛かったですさるえるですラブハートハートハート

 

ヒルナンデス本当尊い(´∀`o)

 

今日は寝起きだったのかな?笑

 

 

いやー大ちゃん本当最高だわーラブ

大ちゃんへの愛情で自家発電できるんじゃないかな私←コワイ

本当に出来るなら超エコだけど

 

 

 

 

 

 

 

実は、わたくしごとですが。

本当、たまたまなのですが。

1年前の今日、Walk2を書き始めたらしいです!!ええ!!

 

もう1年経つとか、驚きです!!ええ!!

 

ここまで続けて来れているのも、本当、読んで頂いている皆様の

おかげですaya

 

ありがとうございますaya

 

 

何か、本当、同じことしか言えなくてもどかしいのですが汗

皆様への感謝の気持ちは年々増して行っておりますaya

 

「いいね」や「コメント」をしていただけることは本当に励みになりますし、読んで下さってる方がいてくださるっていうだけで頑張ろうと思えますaya

 

 

本当、ありがとうございますaya

 

 

もしよろしければ、これからもよろしくお願いしますaya

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!!

エピソード25!!

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの・・・知念さん・・・」

 

有岡くんの姿が見えなくなったのを確認して、私は知念さんにそう話しかけた。

 

「ん?」

「弟子入りさせてください!!」

「え?何?」

 

私が全力で頭を下げると、知念さんは戸惑った様子で私を見る。

それに私が

 

「私も知念さんみたいに有岡くんをメロメロにしたいんです」

 

と言うと、

 

「あーそういうことか」

 

と全てを理解してくれたようだ。

 

さすが知念さん。

のみ込みが早い。

 

「お願いします!!」

 

私は全身全霊を込めて頭を下げる。

 

すると。

数十秒後に知念さんは口を開いた。

 

「まゆみさんは大貴の事なんて呼んでる?」

「えっ有岡くんです」

「大貴って呼ぼう」

「えっはい!」

 

”大貴”って・・・

何だか照れてしまう。

 

でも、知念さんが言うのだから、間違いはないはずだ。

有岡くんが帰ってきたら、「大貴」って呼べばいいのね。

 

「やたらめったと呼んじゃダメだよ」

 

知念さんは私の心を読んだかのようにそう言う。

 

「え、ダメなんですか?」

「ダメ。何気ない日常の時がいい」

「何気ない・・・日常・・・」

「そう。何の前触れもなく、急に。当たり前のように呼ぶ」

「前触れもなく・・・急に・・・当たり前のように・・・」

 

私は忘れないように、知念さんの言葉を頭に叩き込む。

 

「まずはそこから始めてみよう」

「はい!」

「これ、僕のLINE。結果報告してね」

 

知念さんはそう言うと私に名刺を渡してくださった。

 

「ありがとうございます師匠!!!」

 

知念さんのありがたいお名刺を両手で受け取りながら、私はどうすれば感謝の気持ちが伝わるかを考えていた。

 

 

最強の師匠を手に入れた私は最強の弟子になるべく修行に励みます!

 

・・・はさすがに違うか。

 

 

 

「まゆみさん、真面目なんだね」

 

ふいに、知念さんがそう言って笑う。

 

「えっそうですか?」

「うん、真面目だと思う」

「そ、そんな事ない・・・と、思うのですが・・・」

 

 

自分ではよくわからない

 

 

「何がそんな事ないの?」

 

そんなタイミングで有岡くんが戻ってきて、普通に会話に加わろうとする。

 

「僕が、まゆみさんは真面目で一生懸命だねって言ったんだよ」

 

そんな有岡くんに知念さんが笑顔でそう言う。

 

 

師匠・・・一生懸命だとは伺っておりませんが・・・

 

 

「大貴もそう思うでしょ?」

「うん。思う」

「えっそうなの?」

「うん」

 

当然のようにうなずく有岡くん。

 

有岡くんはそんな風に私を見てくれてたんだ・・・

 

 

「大貴は幸せだね。そんなまゆみさんにこんなにも想われて」

「えっ」

 

 

し、師匠!!何を言いだすんですか!!!

 

 

「ちょっ 2人で何の話してたんだよー」

 

私が慌てふためいていると同時に有岡くんがそう言って笑う。

 

顔がほんのり赤くなっている。

そして、わかりやすくデレデレだ。

 

 

 

・・・え。すごい嬉しい・・・!

 

 

 

「大貴には教えない」

「なんだよー!」

 

有岡くんは口ではそう言いながらも嬉しそうに知念さんのお尻を触る。

 

 

 

 

いや。師匠。

すごすぎます。

私、本当に最強の師匠を手に入れたんですね・・・!!

 

 

私は知念さんの言動に感動を覚えながら、知念さんのお尻を触る有岡くんという、非日常な光景を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあひろちゃん、また来るね!」

 

帰り際。

有岡くんが元気にそう言ってひろちゃんに手を振る。

 

「うん!また来てね!」

 

そして。

 

「ひろちゃん、僕もまたくるね」

 

知念さんもそう言ってひろちゃんに笑顔を見せる。

 

「ははははははははい・・・・」

 

例によって、ひろちゃんの声は小さい。

 

「何度も来るから、早く僕に慣れてね」

「ちちちちちちちねんくん・・・・」

 

 

この差(笑)

 

 

「ごちそうさまでした!」

 

私はそんな不思議な光景を眺めつつそう言うとお店を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知念さんと別れた後。

私は有岡くんと2人きりで夜道を歩いていた。

 

つなぐ手と手のぬくもりが心地いい。

 

 

 

 

・・・ふと。

ひろちゃんの言葉が頭によみがえる。

 

 

 

 

”俺、負けないし”

 

 

 

 

山田さんの気持ちまで考慮してくれる有岡くんが、山田さんには負けないって言ってくれた。

 

 

 

本当、嬉しかった。

 

 

 

私は急にテンションが上がって、有岡くんの手をぎゅっと握る。

すると、有岡くんも私の手をもっと強い力でぎゅっと握り返してくれる。

 

どちらからともなく、お互いの方を向き、笑いあう。

 

 

 

 

 

 

・・・幸せだ・・・

 

 

 

 

 

「有岡くんはさ・・・本当優しいよね」

「どうした?急に」

「私、有岡くんの事、宇宙一かっこいいって思ってるから」

「ありがとう・・・酔ってる?(笑)」

 

普段は言わないことをいっぱい言うからか、有岡くんはそんな事を言う。

 

「うん(笑) 酔ってる(笑)」

 

むしろ酔ってないとこんなこと言えない(笑)

 

「酔ってるかー(笑)」

 

有岡くんはそう言って笑うと、

 

「俺もまゆみのこと宇宙一可愛いと思ってるから」

 

という。

 

「・・・嬉しい!!!!!!ありがとう!!!!!好き!!!・・・あっ」

 

あまりに嬉しすぎて、普段は心の中でいう事を口に出してしまった。

 

「は、恥ずかしい・・・」

「いいじゃん!どんどん好きって言ってよ」

 

照れる私に、有岡くんが調子に乗ってそういう。

 

「・・・もう言わない」

「えー!!」

 

 

本当、気を付けないと心の声が駄々漏れで困る。

 

 

 

私は心の中で激しく反省をしつつも、有岡くんの手をもう一度ぎゅっと握りなおした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有岡くん好きですtakuro4私は秒で言う

 

 

大ちゃん好きだーーー!!!!!!!!しつこい

 

 

 

 

さて。

知念さんと言う最強の師匠をついに手に入れたまゆみさん!!

今後は知念師匠の手によって、どのように料理されていくのでしょうか笑

 

 

それでは、また笑

 

こんばんはあひる

ありとめ舞台決定に必要以上に沸いていますさるえるです悔し泣き

 

大ちゃんの舞台、本当に本当に本当に本当に×100!!観たかった!!

大ちゃんも演技のお仕事したいって言ってたしラブ

 

良かったねーラブハートハートハート

 

普段から即興コントやってる2人だし、絶対面白いんだろうなラブハート

 

大ちゃんも頑張ってるから、私も頑張ります!!きらきら!!きらきら!!

 

 

 

 

 

さあさあさあ!!

エピソード24です!!

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひろちゃん」

「え?あ!まゆみさん!」

 

私がひろちゃんに声をかけると、ひろちゃんはとても驚いていた。

 

相当近くに行かないと気づいてもらえなかったって事は、私の事など目に入らないほど集中して知念さんを見てたって事なんだろうな(笑)

 

「そんな柱に隠れて知念さん見なくても(笑)」

「えっバレてた?」

「ええ(笑) こっちに来て一緒にお話しようよ」

「へ!?無理ー!」

 

何だろう。

ひろちゃんにとって知念さんってどういう存在なのか、興味がわいてきた。

 

「え、無理?」

「うん。かっこよすぎてまともにお話出来ない」

 

・・・確かに。

まともに話せてなかった。

 

「緊張しちゃうの?」

「そうなの。かっこよすぎて」

「確かにイケメン」

「でしょ?」

「うん」

 

イケメンだから緊張してお話出来なくなるって事なのかな。

 

 

 

「知念くんをね、初めてジムで見かけた時からかっこよくてドキドキしてた」

 

なんて勝手に想像してたら、ひろちゃんが静かにそんな話をしてくれた。

にしても。

 

「またジム?」

「そう。ジム(笑)」

 

確か、ひろちゃんは髙木くんをジムで初めて見かけた時に”先輩”だと思った、とか言っていた。

 

何故先輩なのかは未だにわからない。

 

が、どうやらひろちゃんにとって”ジムで出会う”というのがキーワードになりつつあるようだ。

 

 

「何かね、知念くんその時、彼女みたいな女の子と一緒にいたんだけど、その女の子をお姉ちゃんだと思って見てたら激萌えしちゃって」

「・・・は?」

 

彼女みたいな女の子って、きっとともさんの事だと思う。

知念さんに彼女がいるって知って、落ち込むわけじゃなく、お姉ちゃんだと思って激萌えって・・・

 

本当、訳が分からない。

 

「あのね。お姉ちゃん設定して見てるの」

 

私が全然わかっていないと思ったのか、ひろちゃんは丁寧に説明してくれる。

 

でもごめん・・・私には何が何やら・・・

 

とりあえず、きっと、”設定”する癖があるってことなのかもしれない、と思った私はそれを聞いてみる事にした。

 

「もしかして、髙木くんの”先輩設定”みたいなもの?」

「うん、そんな感じかな」

「・・・そうなんだ」

 

 

・・・やっぱりよくわからない。

 

 

「よくわかんないよね。私、変な癖があるのよ」

「うん。そうみたいだね」

 

変わり者って事ですね。

 

「にしても、大ちゃんすごい楽しそうだね」

 

ひろちゃんにそう言われ有岡くんの方を見ると、有岡くんは知念さんにぴったり寄り添って嬉しそうに笑っていた。

 

 

・・・可愛い(笑)

本当、デレデレ(笑)

 

 

「いいなぁ大ちゃん。知念くんとお話出来て。何かうらやましい」

 

ポツリとつぶやいたひろちゃんの言葉が私の心に引っかかる。

 

 

・・・うらやましい・・・

 

 

「・・・わかる」

「わかるの?」

 

私が「わかる」といった事はひろちゃんにとっては意外だったようだ。

 

「わかる。知念さんが羨ましい」

 

あんなに有岡くんを夢中にさせることが出来るなんて、知念さんは本当にすごい。

 

「知念くんが?」

「うん。私も知念さんみたいに有岡くんをデレデレにしてみたい・・・」

「あー!」

 

私の言葉でひろちゃんは私の言いたいことを理解してくれたようで、そのままのテンションで

 

「だったら知念くんに弟子入りしかないね」

 

と言った。

 

「弟子入り?」

「うん。弟子入り」

 

他に選択肢はない、という勢いで言うひろちゃん。

 

 

・・・確かに、弟子入りはいいアイデアかも。

 

 

そんな事を考えていたら。

 

「あ。大ちゃんが呼んでるみたい」

 

ひろちゃんがそう言って歩き出す。

有岡くんを見ると、ひろちゃんをじっと見つめて右手をまっすぐ上にあげていた。

 

 

・・・可愛い(笑)

どんな顔だそれ(笑)

 

 

私は有岡くんのそんな姿に愛おしさを覚えつつもトイレに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

トイレから戻ってくると、有岡くんは知念さんの肩を抱いたまま

 

「おかえり!」

 

と言った。

 

「・・・ただいま(笑)」

 

また距離が縮まったようですね(笑)

 

 

「知念、昔は本当可愛かったもんな!」

 

何の話をしていたのかはわからないが、そう言って知念さんの顔をのぞきこむ有岡くんに知念さんは

 

「今でも可愛いよ!」

 

と、笑顔でぷんすかしている(笑)

 

 

知念さん、可愛い(笑)

そんな事、知念さんにしか言えない(笑)

 

 

 

 

・・・にしても。

有岡くんは本当、知念さんにメロメロだ。

さっき遠目で見ていたよりも、近くで、目の前でメロンメロンな姿を見ていると、とってもうらやましくなってくる。

 

 

私もあんな風に有岡くんをメロメロにしてみたい。

 

再び、そんな感情が湧き上がってきた。

 

 

 

やっぱりひろちゃんの言うように弟子入り志願するべきか・・・

 

 

私が真剣にそう考えた時。

 

「俺、トイレ行ってくる」

 

有岡くんがそう言って席を立った。

 

 

 

・・・チャンスだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知念ちゃんラブハート

可愛いなー本当ラブ

 

実は続きを書いていたのですが、長くなってしまったのでここで一旦区切ることにしました笑

 

バランス、難しい笑

それでは、また!!

 

こんばんはあひる

生放送で美魔女って言わないでねって注意された大ちゃんが大好きですラブさるえるですあひる

 

この時のリトラの収録って前回と2本撮りで火曜日だったんですね笑

スタジオで美魔女3人のうち一番お姉さんは誰だ?の回だったのかな?とニヤつきました(´∀`o)

 

昨日のリトラは何かみんな本当可愛くて夜中に激悶えしたなー笑

終わった途端寝落ちだったけど笑

 

 

 

 

 

さあさあさあ!!

エピソード23ですねキラキラ

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しして。

 

「まゆみさん、お久しぶりです」

 

そう言って顔をのぞかせたのは知念さんだった。

 

「知念さん!お久しぶりです!!」

「ごめんね、急に。ご一緒してもいいかな?」

「もちろんです!どうぞ!座って下さい!」

 

知念さんの言葉に私は少し興奮して立ち上がりながらそう言う。

それに、知念さんは「ありがとう」と笑顔を見せた。

 

「ここに来る途中に知念とばったり会ってさ!連れて来ちゃった」

 

有岡くんはとっても嬉しそうにそう言う。

 

「そうなんだ(笑)」

 

私はそれに笑顔でそう答える。

有岡くんの笑顔を見ているとつられて笑ってしまう。

 

「で、ひろちゃんどうしたの?」

「え?」

 

有岡くんが私の後ろに視線を向けたので、その視線の先を見ると、ひろちゃんがいつのまにやら私の後ろに隠れていた。

 

「・・・え?ひろちゃん何で隠れてるの?」

 

私がひろちゃんに問いかけると、ひろちゃんはものすごく小さな声で

 

「ちちちちちちちねんくん・・・ちねんくん・・・」

 

と繰り返している。

 

「え?ひろちゃん知念さんと知り合い?」

 

私がひろちゃんに聞いたら

 

「僕もこのお店たまに来るんだ」

 

と知念さんが答え

 

「こんばんは、ひろちゃん」

 

と、アイドルスマイルでひろちゃんに話しかける。

 

「こここここここここんばんは・・・」

「ん?」

 

しかし、ひろちゃんの声が小さすぎて知念さんには聞こえなかったようだ。

 

「こんばんはって言ってます(笑)」

 

私は思わずそう通訳する。

すると知念さんは

 

「こんばんは」

 

と、もう一度笑顔でひろちゃんに投げかけた。

 

「・・・」

 

ひろちゃんを見ると、口が開いたまま固まっている。

 

「ひろちゃん、僕が話しかけるといつも固まっちゃうんだよね。僕、話しかけない方がいいのかなぁ・・・」

 

知念さんは少し寂しそうだ。

 

「ちがっちがっちがっ!わたっわたっ」

 

ひろちゃんは相変わらず、とても小さな声で言い、首を振っている。

どうやら、話しかけてもいいみたいだ(笑)

 

「話しかけていいみたいですよ(笑)」

 

私は知念さんにそう通訳した。

 

「んー」

 

有岡くんが何かを考えている。

かと思ったら、すぐに口を開いた。

 

「ひろちゃんは知念と話すと緊張しちゃうんじゃない?」

「何で?」

 

頭の上に疑問符が出ている知念さん。

それに有岡くんは「わかんないけど」と正解を出してあげる事はしない(笑)

 

「じゃあ僕いっぱい来て、僕に慣れてもらえばいいのかな」

 

正解を出したのは知念さんご本人だった(笑)

 

「そうだな!そうしろ知念!」

 

すぐさま乗っかる有岡くん。

 

「大貴おごってくれる?」

「もちろんだよ」

 

そしてやっぱり知念さんにメロメロな有岡くん(笑)

 

「まゆみさんも一緒にご飯食べてくれる?」

「もちろんです知念さん!」

 

私も知念さんにメロメロ(笑)

 

「ひろちゃん、常連さんが増えたね・・・って、大丈夫?」

 

有岡くんがそう言うので振り返ると、ひろちゃんは白目をむいて固まっていた。

 

「ひろちゃん!?」

 

私は驚いてひろちゃんの腕をつかむ。

そしてそのまま前後にぶんぶん動かしてみた。

 

「ひろちゃん!気を確かに!!」

 

すると。

 

「はっ」

 

目が覚めたようだ。

よかった。

 

 

「ビビビビビビール・・・」

「有岡くん、知念さん、ビールでいい?」

 

ひろちゃんがやっぱり小声で「ビール」と言ってるようなので、おそらくこう言いたいのであろうと察した私は、2人ににそう聞く。

 

「うん」

「うん」

 

2人の声が揃う。

 

「揃ったな」

「揃ったね」

 

何だか嬉しそうな有岡くんと知念さん。

可愛い。

 

「かしっかしこまりっかしこまりましっ」

 

ひろちゃんはアワアワしながら小声でそう言うと、ものすごい速さで去っていった。

 

 

「何かいつものひろちゃんじゃないな」

 

有岡くんがひろちゃんの去っていった方を見ながらそうつぶやき、席に座る。

それを見て、知念さんと私も席に座った。

私の目の前に有岡くん、その隣に知念さんだ。

 

「そうなの?僕が知ってるひろちゃんはいつもあんな感じだよ」

「そうなのかー」

 

知念さんの言葉に有岡くんは不思議そうだ。

 

それは確かに随分と様子がおかしい。

髙木くんがいる時のテンションの高さとも全然違うし。

何なんだろう。

 

 

「知念さんはお仕事帰りですか?」

 

私はそんな事を思いながらも知念さんにそう話しかける。

 

「うん。たまたま歩いてたら大貴と会って」

「なー!すごい偶然だなー!!」

 

有岡くんは本当に嬉しそうだ。

それに知念さんは

 

「大貴は連絡する連絡するっていうけど、全然連絡くれないから神様が会わせてくれたのかもしれないね」

 

と、私には思いつきもしない素敵セリフで有岡くんを魅了。

有岡くんも笑顔で

 

「そうだな!絶対そうだ!神様ありがとう!!」

 

とテンションを上げる。

 

「神様ありがとう!じゃないよ!大貴が僕に連絡してくれればいいんだよ!」

「そっかーごめんな!」

「連絡くれないなら僕もう大貴とは遊ばないよ?」

「待って!知念ごめん!絶対連絡するから!」

「絶対だよ?」

「うん!絶対する!」

 

・・・すごい。

知念さんは有岡くんを手玉に取る方法を熟知している・・・

こんなにも有岡くんを自分に夢中にさせることが出来るなんて!

感動する!

そして、猛烈にうらやましい・・・・

 

 

「ビビビビビビビール!でじっでじるまきたまごっおまっおまたせしましたっ」

 

その時。ひろちゃんがビールと出汁巻きたまごを持って現れた。

声は出せなくても、どうしても”でじるまきたまご”と言いたいようだ。

今日はほっといたらでじるまきたまごしか出てこない気がする(笑)

 

 

「あ!でじるまきたまごだ!」

 

有岡くんが嬉しそうに言い、話を続ける。

 

「こないだ八乙女さんが言ったんだよ。でじるまきたまごって(笑)」

 

とても楽しそうだ(笑)

 

「聞いた(笑) 漢字が読めなかったんだって?」

「そうなんだよ(笑)」

 

有岡くんはそう言って笑うと

 

「知念、うちの会社に八乙女さんっていう先輩がいるんだけどさ」

 

と知念さんに向かって説明し始めた。

 

「出汁巻き卵が読めなくて”でじるまきたまご”って言ったんだよ(笑)」

「え(笑)バカなの?(笑)」

「バカって言うか、言葉を知らないんだろうな。覚えたら読めるようになると思う!」

 

そりゃそうだ(笑)

 

「八乙女くんはすごい癒し系の人なんですよ」

 

思わずフォローしてしまう私。

 

「そうだよね。癒されそう」

 

それに知念さんも合わせてくれる。

 

「舌たらずで可愛いんです」

「そうなんだ」

 

私は何故だか一生懸命八乙女くんのフォローをしていたが、何気なしにふと見ると、ひろちゃんがいつのまにやら遠くの柱の陰からこちらをのぞいている。

視線の先には知念さん。

そして・・・ニコニコしている。

 

 

・・・何だろう(笑)

気になる(笑)

 

 

「ちょっとトイレ行ってきます」

 

私はそう言うと席を立ち、ひろちゃんの所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねんだいきんぐさぼねん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々、知念ちゃんの登場ラブ

知念ちゃん可愛いわーラブハートハート私も知念ちゃんにメロメロ

 

それでは、また!

こんばんはあひる

さるえるですあひる

またまたananの話になっちゃうんですけど笑

 

べいじゃんの大ちゃんによる、本人(髙木)を目の前にした実況中継が最高過ぎました(´∀`o)

 

本人を目の前にしてエロ本を見る気持ちってどうだったんでしょう笑

 

私は、大ちゃんの実況中継に合わせて、一緒にエロ本のページをめくりました(´∀`o)そしてこの件を何度も行いました

 

大ちゃんが「これ足元の方からのぞきこめば見えちゃうじゃん」とかって言ってたところ。

私は初見の時に足元の方からがっつりのぞきこみました笑有岡担なので

見えるんじゃないかと思って←有岡担なので

何ならそれがしたくてananを買いました←有岡担なので(しつこい)

 

 

 

 

さあさあさあ!!

何だか久しぶりに書いてる気がしちゃいますが笑

(ちょっと色々ありました)

 

やってやりましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐゆうやせーばぁだいきんぐゆうやせーばぁだいきんぐゆうやせーばぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まゆみさん」

 

会社で事務仕事をしていたら、髙木くんに声をかけられた。

 

「ん?」

「近いうちにひろちゃんのお店に行ってやってくんない?」

 

思いがけないお話だった。

 

「え?何かあったの?」

「何か行く度にまゆみさん来ないの?いつ来るの?って聞かれるからさ(笑)」

「そうなの?何だろ・・・」

「わかんねー(笑)」

 

髙木くんはそう言って笑う。

髙木くんにわからないのなら私にもわかるわけない(笑)

 

「じゃあ、今日行ってみようかな」

「うん、そうして」

 

 

髙木くんはそういうと自分のデスクに戻っていった。

 

 

 

 

んー何だろう??

気になる。

 

 

 

「まゆみさん、今日晩飯どうする?」

 

そんな事を考えていたら、有岡くんにそう声をかけられた。

いいタイミング!

 

「何かひろちゃんがお店に来てほしいみたいなんだよね。だから、今日行ってみようかと思うんだけど、一緒に行かない?」

「いいね!そうしよ!」

 

私の言葉に有岡くんはノリノリだ。

よかった。

じゃあ、今日は有岡くんと一緒にひろちゃんのお店に行けるのね!楽しみだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・なんて思っていたのだが。

終業間際。

有岡くんに急遽仕事が入ってしまい。

 

「ごめん、先に行ってて」

 

と、しゅんとしていう有岡くんを置いて、私は1人でひろちゃんのお店に向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー!まゆみさん!いらっしゃい!待ってたよ!!」

 

ひろちゃんのお店に着いた途端、ひろちゃんが私の姿を見つけてくれて、熱烈歓迎してくれた。

 

「こんばんは(笑)」

 

歓迎してもらえるのはやっぱり嬉しい♪

 

「1人?」

「ううん、後から有岡くんが来る」

「大ちゃん来るんだ!じゃあこちらへどうぞー!」

 

今日のひろちゃんはいつも以上に元気がいい気がする。

にこやかにそう言ってくれて、個室に案内してくれた。

 

「まゆみさん、ビールでいい?」

「うん、お願いします」

「はーいちょっと待っててね♪」

 

ひろちゃんはそう言うと去っていく。

 

何かいいことでもあったのかな?

ひろちゃんが何だかすごく楽しそうだったので、こちらも元気になれる。

ありがたいなー♪

 

 

 

 

 

 

しばらくして。

 

「生ビールお待たせしましたー!」

 

ひろちゃんが戻ってきた。

そして、嬉しそうに続ける。

 

「あとね、これ。でじるまきたまご!」

「でじるまきたまご???」

 

だし巻き卵にしか見えないんだけど・・・

 

「でじるまきたまご!」

 

ひろちゃんはダメ押し!とばかりに”でじるまきたまご”を推してくる。

 

あ・・・もしかして・・・

”出汁巻き”を”でじるまき”って読んじゃってたりするんだろうか・・・

 

 

「あの・・・ひろちゃん、あれは”だしまき”って読むんだと思う・・・」

 

恐る恐る私が言うと、ひろちゃんは

 

「うん(笑) 私は読める(笑) 読めないのは光くんだから(笑)」

 

そう言って笑った。

 

「え?八乙女くん?」

「そう(笑) この前、髙木先輩が光くんと大ちゃんと3人で来てくれたんだけどね」

 

あ・・・それって・・・「あの日」のことかな・・・

 

山田さんに告白されたあの日。

八乙女くんが今から3人で飲みに行くって言ってたもんね・・・

 

 

「その時に、光くん、”だしまき”が読めなくて(笑)」

 

ひろちゃんはそう言って笑う。

 

「あー残念(笑)」

 

八乙女くんには時々そういう事が起こる。

どうやらひろちゃんはそれが気に入ったようだ(笑)

 

きっと、私が来たことで”でじるまきたまご”って言えるって思ってニコニコしてたんだな(笑)

 

 

 

「そうそう、その時にね。大ちゃんかっこいい事言ってたよ」

「えっ・・・」

 

急に有岡くんの名前が出てきて、私はドキッとしてしまう。

 

「髙木先輩の「何で俺の女に手を出すなって言わなかったんだよ」っていう声がイケボすぎて、私、ついつい吸い寄せられてきたんだけど」

 

 

ああ・・・(笑)

ひろちゃんっぽい(笑)

本当、ひろちゃんって”イケボの雄也”が好きだよね(笑)

 

・・・ていうか。

髙木くん、そんなこと聞いてくれてたんだ・・・

 

 

私はそんな事を思いながらひろちゃんの話を聞いていたのだが。

次のひろちゃんの言葉を聞いて、衝撃を受けることになる。

 

 

「山田が俺に宣言してきたのって、多分、もう気持ちが抑えられなくなったんだと思うんですよ、って」

「え・・・」

「あいつ、頑固なとこあるから、やめろって言われても無理だと思うしって!」

「・・・」

「まゆみさんのこと、好きになる気持ちは、俺が一番よくわかるからってーーー!!!!」

「・・・!」

「私、本当感動した!素敵過ぎて泣いた!」

 

 

有岡くんがあの時「選ぶのはまゆみさんだから」って言ったのは、山田さんの気持ちまで考慮しての発言だったんだ・・・

 

 

「あとね!俺、負けないしって言ってたよ!」

「!」

 

 

有岡くん・・・!

 

 

・・・有岡くんの気持ち、一番わかってなかったのって、私なのかもしれない・・・

 

 

 

「私、今度まゆみさんが来た時に絶対これ言わなきゃって思ってたんだ」

 

笑顔でいうひろちゃん。

本当、ありがたい。

 

「あ!それで髙木くんに・・・」

「髙木先輩?」

「うん。今日髙木くんに「ひろちゃんのお店に行ってやってくれない?」って言われたから・・・」

「えー!!髙木先輩ほんとすき!!!」

 

私の話の途中でひろちゃんの想いが爆発したのか、口元を押さえてそういうひろちゃん(笑)

 

「伝えとくね(笑)」

 

私がそう言うと「待って!」と止められた。

 

「そんな!ドキドキしちゃうから!」

 

割と本気らしい(笑)

 

「わかった(笑) じゃあ自分で言ってね(笑)」

「無理ー!」

「無理かー(笑)」

 

何だろう(笑)

女子だ(笑)

 

 

 

そんな風に楽しく談笑していたら。

 

「まゆみおまたせ!」

 

有岡くんがひょっこり顔をのぞかせてそう言った。

 

「有岡くん!お疲れ!早かったね!」

 

有岡くんの顔を見てちょっとドキドキしてしまう私。

さっきの話を思い出して、ニヤニヤが止まらない。

 

そんな私に気づいたかどうかはわからないが

 

「うん。思ったより早く終わった!」

 

と笑顔を見せる有岡くん。

 

 

可愛い。

好き。

 

 

「ひろちゃん、1人追加出来る?」

 

私がうっとりしている間に有岡くんは、ひろちゃんにそんな事を聞いている。

そして。

 

「え?うん、大丈夫だよ」

 

というひろちゃんの返事を聞くと

 

「よかった!ちょっと連れてくるね」

 

と言ってお顔をひっこめた。

 

 

 

連れてくる?

誰かと一緒に来たってことなのかな?

 

私はそう思いながら有岡くんのいた方を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐゆうやせーばぁだいきんぐゆうやせーばぁだいきんぐゆうやせーばぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありおかくーーーん!!

好きですラブ定型文

 

有岡くんの優しさ全開なエピソードでしたラブ

 

それでは、また!!

こんばんはあひる

さるえるですあひる

 

髙木のanan、すごいっすねええ!!

お友達は追いananしています笑

 

べいじゃんでは大ちゃんが撮影時の話を事細かく聞いていて笑

 

最初は服を着て撮影をしていたけど、一枚ずつ脱がされていって、最終的にはパンツ脱ごうかってなったって聞いた時の大ちゃんの「パンツ自前?」の一言が好きでした笑

 

髙木の履いていたパンツが自前か衣装かが気になった大ちゃんが好きすぎる笑

 

そしてらじらーではいのちゃんが髙木のananを見ながら「これエロ本だよ!!」と言っていたのが好きでした笑


そこ、NHKですよね?笑ってなった笑

 

そして、私は発売日当日、本屋さんに中身を確認しに行ったのですが、私の見たそれはエロ本以外の何物でもなくええ!!

買う勇気が出なかったので、ニヤニヤしながらその場を離れたのですが←

 

あれから悩みに悩んだ末、ついに昨日!!

楽天でポチりました笑店頭で買う勇気はやっぱりない

 

早く届かないかなーエロ本ハート

 

 

 

 

 

 

 

 

さあさあさあ!!

そんなわけで!!

ついにエロ本を手に入れた私が続きを書きますよ!!

やってやりましょう!!

 

今回、ちょっと長いです笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐだいきんぐだいきんぐだいきんぐだいきんぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「落ち着いた?」

 

私が泣き止んだ頃、有岡くんは私の顔をのぞきこんでそう言った。

こんな顔、見られたくなかったから、部屋が薄暗いのがありがたかった。

 

「・・・ごめんね・・・こんな・・・迷惑だよね・・・」

 

有岡くんに申し訳ない気持ちでいっぱいの私にはそうとしか言えない。

しかし、有岡くんは相変わらず優しい声で

 

「迷惑じゃないよ。でも、嫌なら嫌って言っていいんだよ?」

 

と言う。

 

「嫌じゃない!嫌じゃないの!そうじゃなくて・・・」

 

私は慌てて否定したけど、その代わりにまた涙が溢れてきてしまう。

 

「好きなの・・・大好きだから、嫌われたくないの・・・でもわかんないの・・・どうしていいのかもうわかんない・・・私、どうすればいい?」

「えっ待って、どういうこと?俺もわかんないから説明して?」

「だから有岡くんが好きで好きでたまらないの!どうしようもなく好きなの!でも有岡くんには他にも女の人がいるでしょ?それはやっぱりいやだーーーーーーー」

 

ただの号泣だった。

今まで必死で抑えてきた感情をもう止める事は不可能で。

一番醜い形で露呈してしまっている。

 

「えっ女の人?」

 

有岡くんは子供の様に泣きじゃくる私を見てオロオロしている。

 

「他の女の人ともこういうことするんでしょ?・・・耐えられない・・・」

「待って、何言ってんの?」

「耐えられないけど好きなの!どうすればいいの?」

「まゆみが俺の事好きなのはよくわかった!で、女の人って何?」

 

取り乱している私を落ち着かせようと、有岡くんは私の肩を掴んでそう言う。

 

「私、見たんだよ・・・有岡くんがマンションの前で女の人と会ってるところ・・・」

「・・・何の話?」

 

私の言葉を聞いても有岡くんは、私が何を言ってるのかわかっていないようだ。

 

「だって・・・有岡くん、家の前で女の人と会ってたよ?」

 

口に出してしまったことで彼女の存在を認めてしまったような気がして辛かった。

また、涙が溢れだして止まらない。

 

「待って」

 

有岡くんはそう言うと、何かを考えているかのように黙り込む。

そして、しばらくすると口を開いた。

 

「俺たち、ちゃんとお互いに思ってる事話した方がいい」

「・・・」

「まゆみが落ち着いてからでいいから、ちゃんと話そ?」

 

有岡くんはそう言うと、頷いた私の頭をポンポンっとして再び私を抱きしめた。

 

 

 

 

有岡くんのぬくもりは本当に暖かくて。

私は、本当に、心から有岡くんの事が好きで

本当はひとりじめしたくて

他の女の人の事なんて想って欲しくないんだって

自分の心の中を見せつけられているような気がした。

 

 

 

ただ、私だけを見てほしい

そんな強欲な想いが溢れてくる。

 

もう、この想いを止める事なんて出来ないんだ

そんな気がした。

 

 

 

 

 

やっぱり

私は、有岡くんがいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「落ち着いた?」

「・・・うん・・・多分・・・」

 

自信は・・・ない

 

「深呼吸しよっか」

「うん」

 

私は有岡くんに言われるがままに深呼吸をする。

有岡くんも、私と同じ動きで深呼吸をしていた。

 

 

「話せそう?」

「・・・うん」

 

 

もう、何もかも話してしまおう。

今の私には自分の感情を抑える事が出来ない。

 

 

「俺が、いつ女の人と会ってたの?」

「・・・確か・・・有岡くんと白米に行った日・・・」

 

あの日は、天国から地獄に叩き落されたような、そんな気がしてた。

 

「まゆみは俺んちに来たの?」

「うん・・・マンションの前までだけど・・・」

「俺には会ってないんだよね?」

「うん・・・LINEしたんだけど返事がなくて・・・どうしようって思ってたら有岡くんが出てきて・・・女の人と・・・会ってた・・・」

 

思い出すと・・・やっぱり辛い・・・

 

 

「まゆみと白米に行った日・・・」

 

有岡くんはそうつぶやくと考え込み。

 

「・・・あ・・・・」

 

どうやら何かを思い出したようだ。

 

「あれはその、違うんだよ」

「何が違うの?」

 

急に目が泳ぎ出す有岡くんに私は思わず詰め寄ってしまう。

 

「まゆみ絶対誤解するから」

「誤解って何?」

「誤解だからね!」

「だから誤解って何?」

 

何故か急に”誤解”と繰り返す有岡くん。

このままじゃ話が先に進まない。

私は確信をつくことにした。

 

「あの子は誰?」

「・・・元カノ」

「また!?」

 

思わず、そんな言葉が口をついて出てしまう。

 

「ほら誤解した」

 

そんな私に有岡くんはそう言うと、話を続ける。

 

「そういうのじゃないんだよ。聞いて」

「・・・うん」

 

まずは、話を聞こう・・・

 

「何度か、お金貸してってLINEが来ててさ。ずっと断ってたの。でも聞いてくれなくて」

「・・・うん」

「家に行くって言うから来ないでって言ったんだけど、今、家の前にいるからって言われて・・・会った。多分それの事だよね?」

「わかんないけど・・・」

 

わかんないし、そんな事ってあるのかなって思ってしまう・・・

 

「会ったのはあの1回だけだし、もう来ないって約束もしてる。」

「・・・」

 

・・・どうも釈然としない。

 

「疑ってる?」

 

私の反応を見て何かを察した有岡くんがそう聞いてくる。

 

「・・・有岡くん・・・優しいから・・・」

 

有岡くんは優しいから、頼られると断れないのかもしれない。

”元カノ”さんから連絡があったら、有岡くんはまた会っちゃうんじゃないかって思ってしまう。

 

「・・・そうだよね・・・不安だよね・・・」

「・・・ごめん・・・」

 

”元カノさんと会う”って、私には不安でしかない。

 

「有岡くんに嫌われたくないの。嫌われたくないから、有岡くんの好きな私になろうとしてた」

「・・・」

「ごめん、でももう無理。もう言いたいこと言えずに我慢するの辛い」

「・・・」

「好きなんだもん。会いたいよ。ずっと一緒にいたい。私だけ見ててほしい」

 

私は有岡くんに今まで一度も言ったことのない事ばかり言っている。

 

「・・・」

 

有岡くんは何も言わない。

 

 

 

・・・嫌われたかな・・・

 

 

 

私がそう思った時。

有岡くんはゆっくりと口を開いた。

 

「俺も同じ」

「えっ」

「俺も、まゆみの好きな俺になろうとしてた」

 

有岡くんはそう言うと、ふぅーと息をはいて、再び話し始める。

 

「俺、髙木さんに嫉妬してる」

「え!?」

「かっこ悪いからあんまり言いたくないんだけど、本当は2人で遊んで欲しくない」

「・・・」

「俺だけを見てほしい」

「!」

 

涙が出てきた。

・・・嬉しかった。

 

「俺もまゆみのこと大好きだから」

「私、有岡くんしか見えてない」

「うん、やっとわかった」

「えっ」

「実は俺も不安だったんだよね。会いたいとか全然言ってくれないし。俺もずっと一緒にいたいんだけど、まゆみはそうでもないのかなって、ずっと思ってた」

 

・・・そう・・・だったんだ・・・

 

「俺たち、想いは同じなのに、お互い気を使いすぎてたんだな」

「・・・そうかも」

「こんなになっちゃうまで我慢してくれてありがとな」

「有岡くん・・・」

「これからは言いたいこと言いあおう。お互いに」

「・・・うん」

 

・・・嬉しかった。

有岡くんが、私を受け入れてくれたような気がして。

 

「まゆみ」

「ん?」

「俺を好きになってくれたこと、絶対後悔させないからね」

 

有岡くんはそういうと、驚くほどかっこいい笑顔を見せる。

 

「か、かっこいい・・・好きすぎるんですけどどうすれば・・・」

 

そこまで言ってしまって、私は慌てて自分の口をおさえた。

心の声なはずなのに、口から駄々漏れてしまっている。

 

「それ、心の声?(笑)いつも心の中ではそんなこと思ってたの?(笑)」

 

有岡くんはそういって楽しそうに笑う。

 

 

・・・恥ずかしい。

もう、何か、とにかく恥ずかしい。

こんなことまでさらけ出してしまった・・・

 

 

「ありがとな」

 

そんな恥ずかしすぎる私に有岡くんは笑顔でそう言うと、私の唇にkissをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいきんぐだいきんぐだいきんぐだいきんぐだいきんぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありおかくーーーん!!!!!!!!

すすすすす好きです・・・顔文字←定型文

 

「俺の事好きなのはわかったから!」

「俺を好きになってくれたこと、絶対後悔させないからね」

 

・・・言われたい・・・悔し泣き

 

というか、「俺を好きになってくれたこと、絶対後悔させないからね」みたいなこと、どこかで言ってたからこのセリフ使ったんだと思ってたんですけど、今のところ、探しても見つからないんですよね笑

 

気のせいだったのかしら汗

 

それでは、また!!