フランダースの犬 35話〜36話 おかえりアロア | 私のみてる世界。

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日々思ったコトやら感じたコトやら。
だらだらと不定期に書いていくつもりです。
まあ主に漫画・アニメについてで、自分用の覚書な最近ですが。

アンドレイがアロアの部屋を綺麗にしてる。
今日の夜帰ってくると話しちゃうアンドレイ。
ハンスもいたぁ
家族水入らずをネロに邪魔されたら…だめだわなぁ。
ちょっと帰ってくるのではなく、本当に帰ってくるの?
不思議に思うじいさん。
ネロも心配になってきた

コゼツ達も嬉しそうじゃなかったとジョルジョポール。
「なんとなく悲しそうだった」
ちゃんと抱っこして弟下ろすジョルジョ!

帰ってきた船にアロアがいない。
コゼツに手紙。
手紙を読んで一瞬気が飛ぶエリーナ。
顔を覆うエリーナを支えるように帰るコゼツ
ポール「アロアは死んじゃったんじゃないだろう?」
!!
アロアと別れた日を思い出す。
「アロア。今君はどうしているの」

二人だけの馬車で。時折泣いてしまうエリーナ。
どうしたんだい?!?!
 
食が進まないネロ。
「アロアのことは明日になればきっとわかるよ」

アロアのいるイギリスへ行くとエリーナ。
「イギリスへなんかにやらなければ」
「どこにたって病気にかかることはある」
体調を崩し、良くなり次第送り返すと。
アロアはイギリスで病気になってしまった…!


いなくなったクロは村の入り口。
「アロアが帰ってきたら僕に報せてくれるつもりだったんだね」
ヌレットおばさんに会いたいんだと思った。
ちゃんと村から出ないの偉いな。
跳ね橋のたもと。超えると、背の高い五本の木。
ぺちゃんこにされるぞクロ…あと食われそう

一週間後。ジョルジョたち。
「気絶すんなよ」
「アロアのこと?」
「ゆうべ、港についた船から降りるのを見たんだけど」
「アロアは病気で帰ってきたんだ」
アロアは村には帰らず。アントワープで療養?
ジョルジョが案内してくれる。
ポールが大きな声でアロアを呼ぶ。
ネロは帽子を取ってノックする。
「おはようございます。僕ネロといいます」
「おお。きみがネロくんか」
「え?」
「アロアからよくきみの話を聞いたよ」
良かったお医者さんはまともな大人だ!!
「アロアは会いたくないそうだ」
「アロアは青白い顔で寝てる姿をきみに見せたくないそうだ」
大人の女になったね。
「ただ君にお願いがある。君が描いた絵を見たいと。君に会えない間はその絵を君だと思って見ていたいそうだ」
「ここで描いてやれよ」
中に入れてくれる先生!

良いソファーで風車の絵をサクサク描いてくネロ。
惚れ惚れするジョルジョたち、先生も目を見張る
「見事なもんだ」
「君の村はなかなかいいとこだな。この絵を見ていると澄んだ空気の匂いがするようだよ」
褒めちぎってくれる先生。
「間違いなく渡してあげるよ」

「私の村です。いつもネロと会っていた丘の上から見た私の村です。丘の木の下でみんなで遊んだんです」
うんうんと頷く先生。
「ネロ…パトラッシュ…」
窓辺に立ち、ネロを見つける
窓を開ける。小さくネロを呼ぶ。
ネロが振り返った!
「アロア!」
「ネロ!」
「アロア…」
「ネロ…」
ポール「アロア、おかえり」聞いちゃいない。
見つめ合い、笑顔になる。
先生がそっと肩に手を置くと、アロアは手を振り中に入っていった。
ほんの束の間の再会。
でもあえて良かったね!!!!!
青白い顔にネロの心は浮かない。

アロアが生きてて良かったー!!
アントワープにいた方が逢引しやすいのでは?
イギリス行ってる間にネロ死んじゃうのかと思ってたよ。


薬草が取れる時期になったんだねおじいさん。
アロアの病気の名前まで聞いてなかった。

魘されるアロア。
「聞こえる、聞こえるわ」
「回ってる、回ってるわ」
「聞こえるでしょ、回ってる音が」
風車の悪夢?!
から笑顔!
「ほら、走ってくるわ」
ネロとパトラッシュ。
「どうしてきてくれないの?ここにきて!」
ネロと会ったほうがいいよう
広い個室だな。
「アロアを明日村へ返しましょう」
イギリスでの寂しさが詰まっている、村の澄んだ空気と両親の愛がくすり。
「アロアの歳で。両親から離れて外国へ行くのは無理だったのです」
「毎日問診に行きましょう」
「なあに私も村へ行ってみたくなりましてね」
飾ってあったネロの描いた絵を手に取る
「実にいい絵だ」
複雑そうなコゼツ。

アロアが治ったと単純に思うネロ。
病人が家に帰る理由は2つ。
完治と。もう助からない場合。
「悪いこと言っちゃったかな」
「そうだよ兄ちゃん」
そうだよそうだよ! 

夕方になると高い熱が出る病気。
薬草を持ってアロアの家へ。
帽子をとって、ハンスに邪魔される
おじいさんの薬草…ではなぁ…
「エリーナおばさんに薬草だけでも渡して」
投げ捨てるハンス。一応お金になるのにな。
咥えて持ってきてくれるパトラッシュ。

「ばかもん!」
お医者さんがハンスをみんなの前で一喝!!!
「アロアの病気を治すのは良い薬でもない!良い医者でもない!わざわざ薬草を届けてくれるその少年のような優しい暖かい心とこの村の澄んだ空気がアロアを健康にするんだ!」
思うところがあるコゼツ

窓から風車を見つめる

「で?その薬草はどうしたのかね?」
エリーナが立ち上がってくれる
「私が行ってきますわ」
胸を抑えて笑顔になるアロア。
「ネロ。ありがとう」

エリーナが走ってきてくれた。
「ごめんなさいねネロ」
手に薬草。
「その薬草はいただくわ」
「それじゃあ」
「ええアロアに飲ませるわ」
「アロアはすぐ元気になるわこの薬草でね」
嬉しくなるネロ。
優しい微笑みで受け取った薬草を見つめるエリーナ。
アロアが母子家庭だったならなぁ

朝からアンドレイ。
「待ってるんだ」
「えっと」
「バーなんとか先生」
「ネロったらあんな難しい名前もう覚えちゃったのか?」
「バーなんとか先生がネロに会いたいから呼んできてくれって」
「ネロすぐ行きなさい」
「はい。アンドレイありがとう」
「アンドレイ。ご苦労だったね」
じいさんはアンドレイにも優しい。

木を見上げる先生。
「なかなか素晴らしい木じゃ」
走ってきたネロパトラッシュ
「きみの描いたこの村の素晴らしい景色を見たくなってな」
「アロアの病気に利く一番良い薬が見つかったんでね」
「一番良く効く薬。それは君だ」
「え?僕が?」
「これからはせいぜいアロアを見舞ってやってくれ」
「アロアのお父さんは、僕とアロアが会う事好きじゃないんです」
すぐにコゼツのいない日を教えてくれる先生。
「お断りします」
「君はアロアと会いたくないのかね」
「会いたいです。こそこそ会うのは嫌です」
「1日だって早くアロアに元気になってもらいたいだろ」
「ええ」
「じゃあ会いたまえ」
「私はさっきなんと言ったかな。私は君のことを一番良く効く薬だと言ったはずだよ」
「たしかにコゼツさんは君を嫌っているかもしれん。しかしアロアのためにはそんな事言ってる場合じゃない。今はきみという薬が必要なんだ」
200年?切り倒したくても切り倒せなかった堂々とした大木。
「いちいち他人の顔色を窺っていてはこの木のようにはなれんぞネロくん」
「わかりました先生。行きます」
「そうしておくれ」
「はい」

さっそく花を摘んでくるネロ。
「アロアもきっと喜ぶよ」
ジョルジョたちがきた
「これアロアに渡してくれよ」
「大きいのが俺の分」
「小さいのが俺の分」
「頼んだぜ」
優しいなあ
送り出すおじいさん
「さあいっといで」
ドキドキ…

良かったエリーナ
「アロアは朝から待っていたのよ。パトラッシュ。そこで待っててね」
「上がってきちゃだめ!良いって言うまで下で待ってて!」
女の子だもんね
部屋の中に飾られてるアロアの刺繍と、ネロの描いた絵。
「身体に障りますよ」
「大丈夫よママ」
いつもの服を着て自分の足で降りてきたアロア!
「ただいまネロ」
「おかえりアロア」
「ごめんね私、ベットの上でネロにただいまを言いたくなかったの」
ジョルジョからはたまご!なんのだ?
「それからこれ僕の分」
「まあお花ありがとう。懐かしい匂いだわ」
「ネロ!おもてで遊びましょ!」
駆け出すアロアを止めるエリーナ。
振り切るアロア。パトラッシュとも再会。
風車の下にエリーナも。
「ただいま。私の村」
良かったねええええ
「この音だわ。いつも聞こえた音」
風車の音。
「イギリスでね。夜中に目を覚ますといつもこの風車の音が聞こえてくるの。どこにも風車なんてないのに聞こえてくるのよ」
目を潤ませるアロアを抱きしめる
「ママ。私をもうどこにもやらないで。私はどこよりもこの村が好き。パパとママと離れたくないの!ネロとパトラッシュと会えないのは嫌!」
泣き出したアロア
「わかりましたわアロア、もうどこへも行かせないわ!」
涙を拭いて、ネロとパトラッシュと走り出す!
エリーナはこの二人の幸せがいつまでも続くことを心の底から祈るのでした