王子様と灰色の日々 山中ヒコ | 私のみてる世界。

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日々思ったコトやら感じたコトやら。
だらだらと不定期に書いていくつもりです。
まあ主に漫画・アニメについてで、自分用の覚書な最近ですが。

乃木家、孔雀がいる…キリンもいる…

一巻読んだら結構前振りが長く感じたし、信成さんとの会話もあるある。

信成さんは最初、連れ込まれた敦子と至さま、セッだと思ったのかな、女装好きって知ってたけど。

渋沢さんいいよね。お爺さんが事情を知ってくれて、強い味方。一緒に遼の誕生日お祝いしてくれるし。

敦子→信成にイライラ。渋沢にも赤くなっててイライラしてる遼楽しい。対人恐怖症なのに同級生に肩組まれて抑えたのすごい根性…

私がこの作品が好きな理由のひとつは敦子の男装の真剣さ。紛れ込んでる、とかじゃなくて、替え玉、ってのもあるんだけど。

話し方、立ち居振る舞い、頭、そして、煙草を吸って喉を潰したり、筋トレして筋肉付けたり、肉ベスト作ったり…。

普通の女の子は、しない。できない。一時の為にそんな…。

でも敦子は必死に生きてるから。

遼はそれが信成を守るためって思ってるけど、どうなんだろ。単純にまじめな性格と、有り得ない額に真剣になってるだけなのでは?

ところで学年トップの敦子だったけど、学校無断欠席?3ヶ月?冬休み含む?でどうなったんだろ。すんなり戻れたのかな。

1巻のあとがきで敦子と至が好きなことしてるの本当に幸せな光景。

「この世で一番不幸な事は、人を好きになること」

 

至さんの女装子。華奢な男性ならスタイルいい女になれそう。いいな。

普通のリーマンも、おっさんも、色んな客が本当にいるのかな。一回覗いてみたいです。

「おかまさんじゃね?」って気付くのすごいし、言い方も優しいし、「さん」だし、良い人だったのでは…

デートじゃないと否定されて怒る遼www風船やクレープでご機嫌取りしてる~

至さんの彼女たちは。ほんとうどうやって帰ったんだろ。とくにワンピース置いてく子。

宝物だったろうに、破いてしまって…悲しいよね…

スカートめくり。めくってもめくってもスカートだった、とは(笑)

宝物を見せるように、受け取る様に、怪我を一番に報告に行く至さま…。

すっかり馴染んでる敦子!ぬいぐるみ作り出すし堂々と陰に隠れるし。「遼がでぶだから?」

遼のダンス指導、全部全部生きてる。白い手袋嬉しいね!!

二人がダンスしてるのとっても素敵だったのに、渋沢もそう思ったのに。邪推するなって。そんなこと言うなよ馬鹿。

蓉子さん。綺麗な女の人に邪推されても、男の人が守ってくれて!良かったねえ。恋しちゃうわ。一コマだけ敦子が手袋せず?爪が見えてる。蓉子の手を握ってたのはミスかな。

遼はなんで敦子を一晩貸しちゃうの!!馬鹿!!

「自分を大事に。大事に。大事にしてちょうだい。そしたら周りも大事にできるし、あんたは誰より綺麗になれ

るわ」

 

3巻の表紙初めて見た時紫が色っぽくてドキドキしたの覚えてます。帯持ってますが敢えての無しで。

連続殺人犯のような顔して。蓉子さんと仲良くなっててよかった。そして突入する間が悪い。

敦子が、遼にもらった手袋とらないでってお願いして。そこから糸が切れたようにほろほろえんえん泣きだすのが好き…。

良かった無事で…「生まれた時からの王子さまみたいに見えたよ」敦子がイケメン…顔が綺麗…かっこいい。。。

貧乳だけど、顔がいい…髪もセットしてると、脱いだら魅力的かも…

「彼女ったってやってねーだろ」って、多分そうなんだろうね、バレてたのね。そしてそうだから、とっかえひっかえしても許されてた。

はー!「至にさわるな」の陰でちょっと照れてる敦子かわいいです。

遼は…至が案外嫌われてなくて、照れてる…

女の子侍らせてる敦子の扉絵もかっこいいです。

ああっああっ敦子が殺気を感じて遼の後ろに隠れたら照れてるってかこれちょっと嬉しいんだ遼。

転んじゃって、遼が敦子の心配か至の名誉かで一瞬悩むのいいよね…正直者…

モテモテだった遼なのですが。その正装のズボンは何柄なんだ。

「泣きそうになるのは期待してるから」

 

 

あっトリミング忘れてる…帯抜いても良かったな…

よくみるとこれ、手が、敦子の右手がわからぬ。

「遠くで降る雨だと思っていた。自分の上にも降るだなんて思いもしなかった。秘密がある。あと少しだけでもここにいたい。私は遼が好きだから」

黙って至ポーズしてる敦子ほんとうかっこいい好み。好き。渋沢さんがちょこちょこ驚いたり感想述べてくれるの好き。

実は至と連絡とってた遼。実は女装も知ってた遼。さすが。最初の敦子の時のは、セッはなくまた衣装交換してんだろうなって思ってそう。でもそれがバレないよう、奮発した金を渡す。信成はそれを見てセッかも!って思っちゃう連鎖だと思ってます(笑)

絶対に泊まらないし、使用人たちも絶対に「いらっしゃいませ」「さようなら」…

「私がいたら、私がそこにいれたらよかったのに。そしたらさようならといらっしゃいませでなく、ただいまっておかえりって、そういってあげられたのに」

敦子の父親はあれだけど、仲良かった時もちゃんとあったんだよね…

回想で、遼が手を振ってるって渋沢さんが教えてくれるけど、振ってくれてたのかな~??ないな。間の抜ける笑顔を見せる敦子に赤くなる遼。

遼も至も、お互いの事本当に大事なんだよ…手を握ってやらなきゃって。離される覚悟で動いた遼のために、至は戻ってきた。

至が女装を知られたくなかった相手ってのは、やっぱり遼なのかな。

「派手に叩き出してね」

そうきたかってなった。展開がすごい、上手。。。乃木家がまとまって。遼も居場所ができて。至母は、あっさり女の子受け入れててこいつ~。

敦子が追い出される、その役を遼がすることで乱暴にされないよう動ける…。

手紙は、式の前に書いて行ったんだよね…「部屋で待ってろ」に対して「さようなら」って返す敦子。。。

「遼のこと好きになれた。それがとても嬉しかった。ありがとう」

ブラック遼。を、自分でもどうだと思ってたんだ…敦子に知られてしまって。全部嘘だって言いたくなった。

ずっとストーキングしてても声は掛けられなかった。会ったら告白しちゃったのに、よく我慢したね。

男装後すぐのセーラー服も知的でいいね…ショートカット眼鏡…

1年後、敦子は乃木家に居候してて?至と友達で。遼と一緒に賞味期限切れたて弁当を食べる。幸せだ…

「お前の泣き顔じゃなくて、笑顔を見たい」

「人を好きになると、強くなるよな」

 

好き。好き。むせび泣くほど好き。良い作品です。4冊にぎゅっと詰まってる。何度読み返しても楽しい。全部知ってから読むとさらに楽しいの。

私は信成好みじゃないので…至とくっつくことはないかなって思ってます。

信成が遼を越え副社長になるくらい努力したらなにか変わるかもだけど、遼にかなうわけないよ。

あと至は恋愛はノーマルかなぁって思ってる。

敦子が居候してるなら、女装して一緒にお買い物行ったりできるね。…ひとりでもするか。

ぬいぐるみとか、つくれって。髪飾りとかつくれって。詰め寄ってきそう。良かった仲良しそうで。遼は渡さんとかじゃなくて。

絶対幸せになれるエンドで私も幸せです。

最初読んだ時はこんなにも至の出番少ないと思わなかったし、信成に惚れてたから、まさか遼と両想いになるなんてって驚いたなぁ。

でも最初っから遼はイケメンに描かれてるから、最初っから、そうだったんだなぁ。

 

友達に漫画を貸すにあたりおすすめを選抜してたら私が読みたくなったのです。