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let's get ready to rumble

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万感惜別の思いで12ラウンドを見届けた。
若いころの何者をも恐れない、ややもすると
強引、危険とも思える鋭い踏み込みで接近し
相手をマットに沈めるまで唸りを上げる強烈な
パンチを振い続けた。
そんなファイティングスタイルは世界から
絶大な支持を受け、多くのもののハートを
つかんだ。

近年は、名匠フレディー・ローチのもとで
テクニックを磨き、相手のパンチを少ない
身のこなしでかわしてみせたり、駆け引きの
妙を存分に披露してたりした。
それは、パッキャオから迫力をそぎ落とし
派手な結果を求めるものからすれば物足りなさ
を感じたであろう。
めちゃくちゃ出来ない理由は明らかだ。
自国フィリピンの国会議員の顔を持ち、常に
フィリピン代表として戦っている気持ちの
現れに違いないと思えて来てたものだった。

さて、注目の一戦はお互いのスキルを知り尽
くした者同士の対戦だけあって、駆け引きの
妙を序盤感じた。
パッキャオの飛び込みざまに右を合わせよう
とするブラッドリー。
このクラスでは抜群のスピードを持つ両者の
パンチはことごとく相手に見切られているよう
にも思えた。
しかしプレッシャーをかけ前に出て
パンチを当てるパッキャオはさすがだ。
3回から7回を制し、7回にはスリップ気味
ではあるがダウンを奪い主導権を握ったかと
思ったパッキャオだった。
しかし8回猛然と前に出てロープ伝いに
パッキャオを追い回すブラッドリー。
クリーンヒットこそなかったが守勢に相手を
追い込む。
迎えた9回、また積極的に前に出るブラッドリー
ペースをつかみかけたかなと思った瞬間、
パッキャオの左をまともに食らい体制崩す
ブラッドリー。
その顔面に実にショートレンジからの
左フックがまともに入りブラッドリーは
リングにでんぐり返る。
その後、一進一退の攻防を繰り返して
ラストラウンドのゴングに至った。

ジャッジ3者ともスコアーは116-110
3-0でパッキャオに上がった。

試合後フィジカル的に続けることはできるが、
自分は判断を下し、ここでリングを去ると
宣言したパッキャオ。
本当にお疲れ様。
悪びれることなく、相手を称賛しつつも
しっかり先を見ているブラッドリー。
強者は強者を知るんだなとこの好漢の
インタビューを聞いた。
これからもがんばれ。

とにかく一つの時代が幕を閉じた瞬間を
リアルタイムで見れて良かった。。。
不世出のアジアのヒーローを忘れること
はないだろう。