先発は前節から2人を変更。GKにはこの若原が初めて、左ウィングには笠柳に替えて松澤が入った。
熊本は16位とやや低迷気味ながら、4月のアウェイでの対戦では後半に猛攻されて、あわや追いつかれるのではとハラハラの試合だった。よく動く若手が多いチームで、勢いがつくとやっかいなことになる。
細かい繋ぎを多用して相手陣内に入り込むのが得意な熊本、というイメージの裏をかくようなクロスを上村がキック
18番石川が合わせようと突っ込んだが、
わずかに合わず若原がパンチング
エジガルを徹底マークはどのチームもやること
16分、相手陣内中盤から加藤大がキック
受けたのは左サイドの松澤
左SBの米田が後ろを駆け抜けたが
松澤は中央へドリブル
PA内のエジガルへパス
熊本の2人を引き付けてから
加藤大へパス
フェイントを入れた、さらにGKの動きを見た上でのシュート
逆をつかれたGK田代、スライディングする選手の足の先にボールが
長崎がJ1にいたころに入って来た大本が防ごうとしたができず、
先制点!
シュートは力だけじゃないということを見せてくれる選手だ
22分、秋野からの縦パスを受けたエジガル、
狭い所でも抜けることがうまいエジガルにとっては、どうということはない寄せ
シュートに行くように見せて
逆方向へ
クルリと回ってパス
米田が少し持って熊本の選手たちを中央に集めたところで
空いた右側スペースへ来たマルコスへパス
楽勝なシュートのようだが、GK含む相手の裏をかいた得点だった
マルコス、今期6得点目、加藤は3点目
前節4-0で愛媛を破った熊本の動きはよかったが、それを上回る長崎のプレスやインターセプトで思うようにはさせなかった
そんな中でも静岡県出身の小長谷のように、瞬発力を活かした鋭い攻撃を見せる選手もいた
抜け出しが速く、あっという間にアークまで行ってしまった
ここでアウトサイドキックでシュートとは! やられたと思った
しかし若原のほぼ正面だった。
前半は長崎の2点リードで終わった。