インドネシアいろいろ ② | junとさらくのブログ

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さらくSALAKUは船名です。

バリ島 クタ

 

幹線を外れると信号なしの交差点がほとんど

歩いている時は歩道に穴がないか、

バイクは、

車は来ないかと

身の回りばかり見ていて気付かなかったが、

この電線の多さはどうだ

 

三輪車がたまに走っていた

昭和生まれには懐かしい

 

 

 

 

 

 

 

日本流に言えば街の祠にお供え

 

ある朝ホテルの前のヒンズー教の祠?の前に

テーブルを置いて

飾りつけしたり供え物を置いたり

 

日本より人々と宗教との距離は近いようにみえる

 

 

 

 

 

レンボガン島の乗り合いバス

 

こちらはクタの渋滞の中で見かけた国軍のトラック

 

ドライバーに撮っても大丈夫だろうかと聞くと

大丈夫と言うので、

窓からコンデジを数秒だけ出して撮った

 

帰って写真をよく見たら

奥にいた人の目が真っすぐにこちらを見ていた

移動中も周囲に気を配っている

 

             自動小銃が写った

             射撃訓練の帰りか

       このあと基地に戻るのを急いだのか、

      トラックは渋滞の前方へ行ってしまった

         インドネシア国軍はこれまで

       国内の分離独立派をつぶす役割を

               担ってきた

 

            1965年9・30事件以来

     党員300万人といわれた共産党弾圧が始まり

         いまだに正確な人数は不明ながら

       100万人前後が拉致され行方不明に

     国軍が私服に着替えて主導したとの説がある

         バリ島ではその被害者が多かった

 

 CIAが裏にいたのは確実、軍のスハルトが大統領となり

            30年以上軍部独裁が続いた

 

 

インフレで札の単位は大きくなる一方だ

去年10月時点ではゼロを二つ取れば日本円と

ほぼ同額と思えばよかった

左が初代大統領スカルノで右が同副大統領ハッタ

 

両人とも独立運動指導者で、オランダによって流刑にされた

日本軍が石油など資源確保のため支配を始めると

住民懐柔のため2人をジャカルタに戻した

 

憲兵隊はハッタを共産主義者とみて暗殺リストに

戦争が守勢になると日本政府は二人を日本に招き

天皇と会わせたりして懐柔したが

独立は認めなかった

 

 

秋の日本から赤道のすぐ南まで行ったのと街の喧騒に

少し街を歩くとクラクラしてきた

公園のような所に見えたので一休みしようと入った

 

 

木に住む精霊を祀るか

 

このあたりがジャングルだったころからある木かもしれない

 

バレーボールコート、集会所

 

 

そのまわりには家々が

 

射撃訓練の的だった

 

停めてあった車のレベルは高かった

家は長屋のようで質素だが、環境は整えられている

いったいどういう関係の人たちが住んでいるのだろう

 

帰国してネットでこのあたりの地図を見たら

国軍、ABRIの官舎であることがわかった

 

そういえば、開けっ放しだったがゲートがあり

守衛の詰め所らしきものもあった

どうりで誰も入って来ないはずだ

 

空港近くの海上有料高速道路

日中だったせいもあるのか

ガラガラだった

 

豆腐売り

 

 

 

ランチに入った店から見かけた青年

 

レストランの清掃係にしては

ガッチリした体格と

鋭い目付き

 

クタでは2002年に爆弾テロがあり

外国人含む202人が死亡

慰霊碑が建てられている

 

2005年にも自爆テロがあり

20人以上死亡

 

イスラム過激派がやったこれらの爆弾事件で日本人は3人が死亡

南緯8度 東経115度での爆弾テロ

 

 

 

「かいものすること」

「この定価はいくらですか?」

 

 

ドライバーのジョコ君

 

少し話せる日本語は独学

書けないが話せるようにローマ字で

 

買い物で使う日本語をメモ

 

勉強家ながら発音を習ったことがない

時々何を言っているのかわからず

何回も聞いてやっとわかったことも

生まれはジャワ、バリ語も話せる

 

観光ガイドをしていた青年は

長野県川上村の農家で

数年間働いていたという

 

レタス栽培で知られた村で

寒いことで有名だ

また行きたいと言っていた

 

 

オランダの長い植民地支配と日本の軍事支配から独立して

今年72年を迎える国

 

3億人近い人口

300もの民族と言語

 

大統領選は来月14日投票

これまでは投票率が80%あった

 

スハルトの娘婿の国防相と現大統領の長男が組むチームが有力

ファミリー支配では人が育たないと言われるが

どうなるインドネシア

 

参考 「スカルノ」 後藤乾一、山崎功

「9・30世界を震撼させた日」 倉沢愛子