密漁監視船?赤色灯やスピーカーつけた船の名は「はがくれ」
佐賀市を流れる筑後川の支流、前津江川。
このよし原をツバメがねぐらにしているそうだ。
午後6時半、ツバメはわずかに飛んでいただけ
今月10日、野鳥の会が行った「ねぐら入り観察会」に行ってみた。
車で向かう途中一休みしていたらものすごい雷雨になり、しばらく外に出られなくなって集合場所に着いたら30分遅れで誰もいなかった。
畑が広がる広大な干拓地には土地勘もなく、堤防上の道のどこかにいるだろうと走ったが見つからない。原付に犬を乗せてやって来た人に尋ねると、それなら反対側の堤防だと教えてくれた。牛舎の近くだとくわしかった。
これが「よし」かどうかわからないが、ツバメがとまって寝るとしたら茶色の茎か?両足で縦にとまって胸を付けるような姿勢で?
上空をサーッと飛ぶツバメの集団が現れたと思ったら、すぐにいなくなった。どこへ?
午後6時50分ごろ、川へ目を落とすと、黒い塊りのようなものが右へ左へと動いた。
ものすごい数のツバメだった!
ほとんど音も立てず、ただただ飛び回っていた。
時々、ピー、ジーという鳴き声が聞こえた。
ねぐら入りというから、すぐによし原の中に入っていくのかと見ていたが、飛び回っていただけでそんな様子はなかった。
車がギリギリですれ違いできるだけの幅しかない堤防道路、これ以上暗くなるとやばそうと思い、早めに畑道へ降りた。
その後、ツバメたちはよし原の中へ入ったのだろう。
空を覆いつくすような、写真では捉えきれないツバメの大集団だった。あれだけの数のツバメを一度に見たのは初めてだった。
帰ってから写真を見るとほとんど真っ暗、修正ソフトでなんとかこれだけ見られる写真にした。
「ツバメのねぐらマップ」という野鳥の会のパンフレットによると、全国各地30か所にあるこうした場所で観察会を行っているそうだ。その多くは9月中旬ごろまでに見に行くのがいいらしい。その後、ツバメたちは海を渡って南下するわたりに入ってしまう。