「静かな連休」のタイトルでブログを書いた日の夜、
静けさは破られた。
息子からの電話で、嫁のお母さんが倒れた!との連絡。
クモ膜下出血で緊急搬送された、と。
状態は深刻らしい、と。
ずーん!と背中に冷水を浴びたような感じ、
心臓がバクバク鳴り始める。
私よりも三歳年上の嫁母は、
少し前に自宅で転倒して、数日後に痛みがひどくなって受診。
鎖骨の骨折が判り、治療中であった。
その転倒が引き金になったかは定かではないが
続けてのアクシデントと言う事だ。
ついに、こんな日が来てしまった。
他人事ではないぞ。
これが正直な気持ちである。
我が家と同じく、老夫婦の、穏やかで幸せな暮らしが
ある日突然失われる事があるという現実。
全く他人事ではないぞ。
見えないものに脅されてるような
そんな日々が急に目の前に迫ったようだ。
先ず、「エンディングノート」の見直しをやらねば。
「しっかり分かるように整理しといてよ」
と息子に念を押された。
漠然としていた不安と危惧が
現実味を帯びてきた。