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今回は、『大腸内視鏡検査』体験談のお話です。
ちょっと嫌なお話ですが、現在の日本で亡くなられている方でがんで亡くなられる方は4人に1人の割合だそうです。男女別にみると、
男性 1位 気管支及び肺 女性 1位 気管支及び肺
2位 胃 2位 膵臓
3位 膵臓 3位 結腸
4位 結腸 4位 乳房
肺がんは男女共に1位ですが、結腸も男女共に上位を占めています。
今はがんも早期に発見すると治る時代になりつつあるので、何よりも早期発見が重要ですね。
実は私の周りの方で大腸癌に罹患した方が2人おられます。
1人の方は異常を察知しながら放置してしまい、大変なことになってから診断されたのですが、その診断後半年くらいでお亡くなりになりました。大変残念です。
もう1人の方は立ち眩みがひどいので医院に行くと大変な貧血で、大きな病院を紹介してもらって『大腸癌』が分かりすぐに手術して大腸の3分の1をとったようです。便に血が混じっているのに気づかなかったようです。
当ブログ管理人は一応毎年『人間ドック』を受けています。
1.2年前までは『受ける意味』みたいな状態でしたが、最近
『ちょっと血圧が高め』
『遺伝的に数値が高い血液検査項目がある』
『胃にポリープがある』
と色々検査結果の欄がにぎやかになってきました。
昨年も『人間ドック』前に2日分の便を採取しようとしたまさにその時、イチゴジャムのような塊が出てちょっと動揺。
『人間ドック』の日を待たず、胃腸科に直行。ちょっと怖かったのですが、胃腸科の先生が
『そろそろ大腸がんが増えてくる年齢やなぁ』
『1回やって何もなかったら安心するで』
『寝てる間に終わるで』
という言葉に押され、大腸内視鏡検査を受ける決意をしました。
検査前日は消化のいいものを食べなければなりません。野菜は繊維が多いのでほぼ食べれません。
ブログ管理人は、家族にはおでんを作り、自分は卵とジャガイモだけ食べる。
また冷ややっこと白身魚を煮て食べたり、うどんを食べたりしてました。
そして夜9時になったら下剤を飲んで寝ます。
そして朝4時半ごろ、『お腹がぐるぐる言ってる』で目が覚めます。
ブログ管理人はここでお腹の中の便のほぼ8割くらい出た気がします。腹痛はほぼありませんでした。
そして腸をきれいにする液体(腸洗浄液・検査が決まると液体の作り方など説明があります)を2リットル作り、検査の約3~4時間前から徐々に飲み始めます。
1時間で1リットル飲むペースです。お味はポカリスエットに近いです。
飲み始めはあまりトイレに行きませんが、徐々に頻繫に行くようになります。
ブログ管理人は、5回くらいトイレに行ったところで便が透明になり、液体を1リットル飲むだけで済みました。
1リットル飲んだところで便が透明にならなかったら2リットル全量摂取しなければなりません。ブログ管理人は、液体の合間にお口直しでお茶も時々飲みました。
液体を飲まなくなるとトイレに行く回数は減ってきます。
と言ってるまに医院に行く時間になります。緊張しているためか割と元気に医院に行けます。
着いたら最後のトイレに行き、点滴が始まり、検査の態勢になり、先生が鎮静剤を点滴の横から入れていきます。そこからブログ管理人の記憶はありません。
約1時間後に目覚めました。
暫く横になっていましたが、30分後くらいに起き上がって検査の結果を聞きます。まだ鎮静剤の影響が残っていて、ちょっと朦朧としています。(この状態で一人で帰宅は無理だと思います)
『癌はなかったです』という言葉で安堵。
しかし3ミリ程のポリープがあったので取っておきました。とのこと
大腸ポリープは5㎜の大きさになると要観察となり、それ以上大きくなるとがん化しやすいようです。
なのでポリープは早い段階で取っておく方がいいとのことでした。
一応採取されたポリープは病理検査され癌がないか検査済みです。
『大腸内視鏡検査』を受けることによって、さまざまな大腸の病変を早期に発見できるだけではなく、早期に摘み取り、早期に治療もできる、なかなか画期的な検査だなぁと思いました。
『大腸内視鏡検査』を受けるのが嫌だなぁって思って、大腸の違和感を放置し、手遅れになってしまう前に、勇気を振り絞って検査を受けてみてください
ブログ管理人も5年に1度は『大腸内視鏡検査』を受けていこうと思います。
朝の下剤の液体飲むのも、検査も意外と楽でしたよ。