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プロムナード ヴェルト

『京都歩き』のブログになってしまってますが、育児のこと、介護のことも発信していきたいと思います。

ブログに訪問してくださりありがとうございます照れ

 

今回は、紅葉もみじの京都『厭離庵』を紹介したいと思います。

『厭離庵』は、隠れた紅葉の名所で有名でしたが、最近は紅葉狩りもみじで嵐山に行った折には『厭離庵』も行って…ってな具合で、カメラ愛好家の間では紅葉狩りルートの一つとなっているようです。

 

『厭離庵』は、小倉百人一首の撰者である藤原定家の山荘跡(常寂光寺もそのように伝わっている)と伝えられていますが、その後廃し、江戸中期に冷泉家が修復し、霊元天皇から『厭離庵は』の号を賜ったのですが、再び荒廃してしまいます。明治に入り、白木屋社長が仏堂と庫裏を建立して復興し、山岡鉄舟氏の娘『素心尼』が住職となり、以後尼寺となってます。

臨済宗天龍寺派。本尊は、如意輪観音。

秋のみ公開。拝観料500円。

 

『厭離庵』の入り口は大変見つけにくいですアセアセ。住宅と住宅の間を入っていきますびっくり

看板がなかったら絶対に見つけることは困難ですアセアセ

 

さらにこの露地を奥に進んでいきます。

ここまでくるとなんだか時間の流れが変わります。

 

さらに進むと拝観受付があります。

『厭離庵』入口です。『如意山 厭離庵』の文字が中の庭の景色と合っていてカッコイイですキラキラ

 

中に入ると、

しっとりした石畳の階段や茅葺の屋根にモミジが散りかけていて、大変趣があります。

ちょっとタイムスリップした感じですね。

 

茶室『時雨亭』に行く飛び石にも遊びがあって可愛らしい。

 

『時雨亭』です。

 

 

書院の前に手水鉢。

苔がフカフカです。

 

山門です。

山門も趣深いのですが、このフカフカの苔のじゅうたんに落ちた楓がさらに彩を添えてこの庭の紅葉を引き立てています。

 

ここもカメラマンさんが中々動けなくなっておられましたニヤリタラー。(わかりますよ。その気持ちニコニコ)

 

お帰りも来た道を帰ります。振り返ってみても本当にここに『厭離庵』があるなんて信じられないですびっくり

 

秋の紅葉シーズンに嵐山に行かれた時は小さい庵ですが、訪れてみてください照れ。(あんまり人気になったら困るのですが…何せ小さい庵ですので。)