桜の京都『醍醐寺』 | プロムナード ヴェルト

プロムナード ヴェルト

『京都歩き』のブログになってしまってますが、育児のこと、介護のことも発信していきたいと思います。

ブログに訪問してくださりありがとうございます照れ

 

いや~本当に久しぶりにブログを書いておりますアセアセ

年初に『今年はまめにブログ書くぞぉ~!』なる所信表明はいったい何だったんだぁ~はてなマーク

(いやいや色々忙しかったんですよタラー言い訳。)

 

遅くなりましたがアセアセ、今回は、桜で有名な醍醐寺に行ってきたので紹介したいと思います。

以前から申しておりますが、どこぞで『醍醐寺の桜はきれいやで桜』って聞いてこられたのか分かりませんが、インバウンドさんがたくさん来られていましたガーン(今や日本人より桜の名所をご存じなのかもしれません)。

 

『醍醐寺』は地下鉄醍醐駅より徒歩10分。駐車場はありますが1日1000円です。桜の季節はすぐに満車になりそうです。

 

『醍醐寺』は平安時代初期874年に、空海の孫弟子である聖宝(理源大師)が准胝観音、如意輪観音を笠置山頂上に迎え開山し、そこを『醍醐山』と命名。

876年には聖宝によって准胝堂と如意輪堂が建立されました。

 

その後、醍醐寺は醍醐山頂上一帯(上醍醐)を中心に修験者の霊場として発展し、さらに醍醐天皇(自ら諡名(おくりな)を寺の名前からとられたそうです)が自ら祈願寺にしたことから手厚い庇護を受け、 907年に薬師堂、926年には釈迦堂(金堂)を建立され、醍醐山麓の平地に下醍醐ができより発展しました。現在境内は200万坪に及びますびっくり

しかしながら応仁の乱や1469年の起こった暴動などで五重塔のみ残し荒廃してしまいます。

時代が変わり、安土桃山時代になると、豊臣秀吉によって花見が醍醐寺で行われることが決まり、秀吉により三宝院が再興され、伽藍が復興され始めます。そして、1598年には『醍醐の花見桜』が盛大に行われました(招待客は1300人びっくり、伽藍全体に700本の桜が植えられ、茶会や歌会が催された)。

さらに、豊臣秀頼によって、1600年に金堂の移築工事が完成、1605年西大門の完成、1606年如意輪堂、開山堂、五大堂(現存せず)など次々に再建されます。

 

その後も醍醐寺は数々の危機を乗り越え、1994年、醍醐寺は世界遺産キラキラに登録されました(国宝69420点、重要文化財6521点キラキラびっくり)。

 

真言宗醍醐派。本尊は薬師如来。西国三十三所巡礼第十一番札所。

 

拝観料、春期(3月20日~5月G.W最終日まで)1500円(三宝院庭園、伽藍、霊宝館庭園)。そのほかの期間は1000円(三宝院庭園、伽藍)。

 

 

 

醍醐寺総門です。桜が満開です桜照れ。人も・・・ガーン

 

霊宝館前の桜桜です。桜の木が大変大きくて迫力がありますね。

 

三宝院の唐門です(国宝)。2010年に創建当時の姿に復元されました。

 

三宝院に入ったところ。奥に長く池泉回遊式庭園があり、借景に醍醐山。

左手前は表書院(国宝)。奥は純浄館(重要文化財)。

 

表書院の手前に、葵の間、秋草の間、勅使の間(重要文化財)があります。

秋草の間の襖絵(長谷川等伯一派による) 歴史の重みを感じます。

 

表書院から見た庭。この庭は豊臣秀吉自らが基本設計し、その時の一流の庭師が参画して造られました。『醍醐の花見』が行われた後も、聚楽第から『天下を治める者が所有する石』として室町時代から引き継がれてきた名石である『藤戸石』を寄進されました。

 

純浄館内部の襖絵。平成になって浜田泰介画伯により描かれた。美しいキラキラ

 

純浄館より

この庭はなかなかいい庭ですねぇ。季節に関係なくず~~~~っと眺めたくなりますね。

確かにこの縁側に座ってず~~~~~っと眺めておられる方がたくさんおられましたお茶(茶は出ません)。

 

 

 

 

 

奥宸殿(重要文化財)内部。『醍醐棚』といわれる違い棚があり、これは修学院離宮の『霞棚』、桂離宮の『桂棚』とともに『天下の三大名棚』と称されています。

 

奥宸殿手前の庭

 

これもなかなか趣がありますねキラキラ。岩山を造り、滝が流れ落ちています。滝が流れ落ちる音が耳に心地よく、癒されます照れ

 

今回は醍醐寺『霊宝館』、『三宝院』を紹介しました。

『三宝院』の庭は大変良かったです。桜の季節に行くのがベストかもしれませんが、庭的にはいつ行っても素晴らしいと思います。

 

宜しければ新緑の季節でもお出かけくださいませウインク

 

あれ~~~はてなマーク『醍醐寺』は霊宝館、三宝院だけではなく、さらに西大門をくぐり、金堂、五重塔さらに奥の弁天堂、無量寿苑まであったよな~~はてなマーク(空腹のあまり奥に行く体力がありませんでしたタラー秋にはもう一度行きたいと思います!)