ここんとこ、憧れている人とは?と尋ねられることが重なって、その度にフーッと周りを見渡して


・・・・


となる私。


現実に生きている人でそんな人がいないのだw

芸能人もハリウッドスターも別に好きな人も憧れる人もいない。


そんな私が尊敬する人と聞かれて唯一答えられるのが


三国志の関羽将軍。



 

以前、急に三国志のゲームにハマって

それはしばらくしてぬけたんだけど、その後三国志をちゃんと読みたくなって図書館で本を借りた。


面白かった。


私は、小さい頃から本が好きで、いろんな本を読み漁ってきた経緯がある。

中には悲しい本もあった。

涙を誘われたりするよね・・・・。


ところが


三国志はその比じゃなかった。


最初はよかった。普通に読み始めた。

関羽将軍がクローズアップされるくだりに入ってきてから、どんどん彼が追い詰められて最後亡くなるところまで、私は・・・


体を震わして延々と大号泣していた。


いや、どーしたん!?って自分でも驚くほどのの大号泣である。


確信としては


おそらく私は前世のどこかで関羽将軍をめちゃくちゃ尊敬していたやつだったに違いないということである。

なぜなら他に東洋医学も東洋武術も心惹かれてやまないやつで、医食同源に基づく漢方から見た食材の分厚い本など買い込んで、暇な時に眺めていたりする変なやつなのであった。


例えお会いしたことなくても、噂を聞いてただ闇雲に尊敬してたとか!?

とりあえず、尊敬度が普通じゃなかったと思う。

信仰に近かったんじゃないかと。



 

そんな関羽将軍、

生まれ変わってたりするのかなあ


と、素朴な疑問を感じたら、どうやら神格化したらしい。


そうだろうな。

あれほど清廉潔白なお人だもの。

間違いない。


彼が亡くなった後、関羽将軍の祟りだとかいう人が色々いたらしいけれど


あの人は決して

誰かを恨むことも、呪うこともしない。

人のせいにすることも

誰かを蔑むことも


そんなこととは縁のない方だった。



私が関羽将軍を尊敬しているというと、けいこさんが


自分の最も尊敬する人は私の長所でもあるんだよと教えてくれた。


たしかに、関羽将軍になりたいかと考えた時に、彼の一部は私の中にあるなと思ったことがある。


私は彼ほどの、尊いほどに清廉潔白ではないけれど、

馬鹿正直で曲がったことが嫌いなとこや、受けた恩は必ず返そうとする義理堅いところとか、クソ真面目なとことかはあるなーってw


ああ、関羽将軍はクソ真面目だけじゃなくてちょっとお茶目なところがあるんですよ。

そこお忘れなく。


そして私といえば


完璧じゃないほどに出来損ないくらいなのが人間臭くてちょうどいい


などと思ってしまうのでしたw