残された者の気持ち
先日、あることから「残された者の気持ちも考えてよ!!」と久しぶりに感情が噴き出してきたことがあった。
その感情がどこから来たのか、その無意識を知ることになったのです。
そして自分が何に同化していたのか?
その同化こそが、傾きを生み出しバランスを取ろうとして、配役を変えて現象として現れたのです。
それが何とリンクしていったのか?
「残された者の気持ちも考えてよ!!」
早くに亡くなった母へ対して言いたいことだったのです。
取り残されるという今回の現象と38年前に先立った母への想いとが見事に重なったのです。
世の中には、この感情を隠したまま生きている人がたくさんいる。
予期せぬ事態で家族を亡くす。
両親を早くに亡くして、一人で生きている人、
「これからどうやって生きて行ったらいいの?」
子供を先に亡くしたお父さん、お母さん、
「こんな悲しみを味わうのなら産まなければよかった!!」
最愛のパートナーを見送らなければならなかった人、
「まさかこんなことで命が終わるなんて!!」
そこには、寂しさや悲しさ、無気力、孤独、空虚感・・・
いろんな感情が襲ってくる。
また先日、ある人との会話の中で出てきたのが、「家族がいたらお料理でも、
栄養を考え、バランスを考え、彩りよく料理を作るのがお母さんなんだよね~
でも、家族が外出していて誰もいなかったら、漬物だけでも、お茶漬けだけでもご飯を済ませることだってあるよ。」
そんなことを話していると、家族がいることが生きる糧になって、家族の為に一生懸命尽くしていることが解る。
自分の事を置き去りにして、後回しにしてまずは子供の為、夫の為と生きてきた自分の姿と重なった。
自分の姿と言うより、ほとんどの方もそうなのではないだろうか?
だからこそ、取り残されたときの空虚感は半端ない。
「こんなに一生懸命尽くしたのに!!この私を残して先に逝くのか!」という怒りや恨みも同時に感じつつ、
どこにもやり場のない思いはいつしか忘れ去られ、無意識に追いやられていく。
しかしこの世は、繰り返しのパターンでまたその時の感情が噴き出してくるという追体験をする。
残された者の気持ち・・・これは自分が感じた事だからいくらでも表現できる。
でも、私が感じたいのは、もう片方の気持ち・・・
残さざるを得なかった者の気持ち・・・
これを同時に感じられた時、涙と共に消えて行った。
自分がもし同じ立場となって、残さざるを得ない事態になった時、何を思うだろうか?
自分が子供だったら、「お父さんお母さん、いつまでも仲良くしてね~」と願うだろう。
自分が親だったら、子供の幸せをいつまでも願ってやまないだろう。
しっかりと見届けるまで、いつも傍にいてサポートするだろう。
そして誰かの口を借りて、メッセージとして伝えようとするだろう。
そこまで感じきった時、生きている時も死んでいる時も同じだ!
生と死を突き抜けて、自分は家族であり、家族は自分であり、
全体は個であり、個は全体であり・・・
それがミクロとマクロが同じという所まで行ってしまった。
そこには何もなく、ただ愛だけがあった。
何と美しいんだろう~~
体験を通さないと解らなかった。
命を使ってこれを教えたかったんだね!!
それが感謝に変わった瞬間だった。
『ライフコースのご案内』
12月5日から毎週土曜日
ミロスアカデミー東京校にて
詳細・申し込みはこちら↓
http://www.miross.jp/mirossacademy/schedule_dtl.php?reg=7165