発達障がいは、遺伝という。

私の両親共に発達障がいだと思うから、両方の血をひいている。

両親共に酷かった。

人間として。


まずは父。


戦後の貧しい時代に生まれ、苦労してきた。

学校も通えず、ずっと働いていたそうだ。

大変だったろうし、かわいそうだと思っていたし、学校に通ってないから、集団生活やルールを守るを知らないと思っていた。


でも今考えたら、あれは発達障がい。


まず、ルールが守れない。

飲酒運転、ゴミやタバコのポイ捨て、禁煙場所でタバコを吸う、交通違反などなど。


特に、自営業だったので毎年の申告を誤魔化し、国税庁から追徴課税を命じられても払わず、とうとう家宅捜査に入られ、それでも抵抗したバカな父。



入院中も個室でタバコを吸い、火災報知器が鳴って病院を追い出されたバカな父。


旅行に行けば、旅館の料理にクレームをつけ料理長を部屋まで呼び出し、代金をサービスさせたり、タクシーに乗れば運転手にクレームつけて、代金をまけてくれなかったら会社に電話して謝罪にこさせた迷惑な父。



まだまだあって書ききれない。


生きているだけで、本当に迷惑だった父。


父の言い訳として「ワシはお金で苦労したから、家族には苦労かけたくない」と。


確かにお金で苦労はなかった。

ただ迷惑はたくさんかけられた。


私も同じ血が流れてる。

学校でも社会でも、人と上手く関われないのは、父に似たのだろう。


そうすると、必然的に娘もそうだろう。

別れた旦那もきっと発達障がい。

娘もきっと生きづらさを感じていると思うが、助けを求めてこないから、何もできない。


私は今の主人に助けられた。


娘にも助けてくれる人がいることを願っている。




今の主人に感謝。