放課後デイサービスで働きだして、4日目。


幼稚園や保育園で働いていた時よりも、随分と体力的には楽になった。

以前は1日中、声を出し動き周り保護者に気を遣う毎日だった。


1階から2階を毎日何往復もして走り回り、給食は子どもたちと一緒に食べ「先生~こぼした~」「先生~トイレ~」「先生~おかわり~」

子どもたちには「よく噛んで食べて」って言ってたけど、私は落ち着いて食べたことはない。


それに夏はプールや泥んこ遊びなど、太陽の日射しを浴びて過ごすので終わる頃はヘトヘトだった。

疲れすぎて、給食が食べれない日もあった。


2学期には運動会や発表会、クリスマス会などの準備で残業は当たり前、休日も仕事のことを考えていて、休まる日はなかった。


常に疲れていたし、夜は早く寝たかった。


今はまだ見習い中だけど、先生たちを見ても誰も慌てていない。

走り回ることも、大きな声を出すことも、太陽の日射しを浴びることもない。


昼御飯はまだ、落ち着いて食べられる。


保護者対応もないし、午前中の子どもは5名以下、午後の子どもは10名程度。

ただ、午後からは体も大きく体力が有り余ってる子どもが来るので動きが激しいし、叫ばれると声が大きくて頭が痛くなる。


それでも前職に比べたら、本当に楽。


幼稚園や保育園、認定子ども園のあの大変さはなんでだろう。


体力を使わない変わりに、神経を使う。

自閉症、ダウン症、ADHD 、耳が聞こえない、など、1人1人違うから対応も違う。

それを頭にいれて接する。


若い先生たち、すごい上手に子どもたちと関わっている。

50歳で新しい世界に入って、毎日ドキドキとワクワク。


どこで働いても、子どもたちは可愛い。