夏振袖・・・雛の設えの中で | 咲也の着物でごちそう様~~

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着物で歌舞伎・狂言・お食事に行くのが楽しみ(●′艸'●) ~♡

一応は遠慮はします。
でも「いいわよ~」と言われると
そりゃ羽織る羽織る!
キャハハ






マダムは紫をお召しになり、
マダムの着付けの先生は
双子コーデを熱望されたのに
「とんでもない
私はイイです」と
固辞なさったので、
私が赤いのを羽織りました
キャッ☆





身頃から脇に見事に
柄が繋がっています。
これぞ訪問着の魅力






いくらなんでも年齢的に着られない
と言っておられましたが、私なら
このまま着てしまうわ





肩から背中にかけても
華美だけど派手じゃない上品さが




マダムJは写真
カメラ撮ったら
さっさと脱いでしまわれたので、
みんなで双子コーデし合いました
双子




勢いで先生も羽織ってみる
キャハハ
手作業の見事さ
キラキラ
裏までしっかり染まってます。

昨今のインクジェットプリンターでの
プリント着物も、気軽に着れるし、
雨も平気で非常に良いのですが、
やはりこういう職人技を目にすると
高いだけの価値はあるな~と思えます。





そして、母方のどなたかの
婚礼衣装だったのでは
?
とおっしゃる夏の大振袖








地と同じ色の比翼が
身頃と袖についています。




水車~筆致に勢いがあり、
しぶきの煌き
キラキラまで感じられそうでしたよ心



さりげなく刺繍もあしらわれていますね
キラキラ




知香ちゃんや私では
袖が床にすりそう





H氏が着るとお腹の辺りの
緑の花丸が出てくるので、
お召しになったのは
背の高い方だったのかしら


打掛のように着たのかも・・・
ラブ
皆でそんな想像をするのも楽しい








これら夏の振袖・訪問着は全て
「違い鷹の羽」の家紋が入っています。
今は家紋の意味も重んじられなくなっていますが、
この着物達が現役の時代は
そうではなかったのでしょうね。



こんなに沢山いろんな方に
羽織ってもらって、
着物たちも喜んでいると思うわ~

とマダムは言っておられましたが、
私たちこそ、思いがけず
貴重な品々を目にすることが出来て
幸せな時間を戴きました
バラ







やっぱり紫が好きキラ
くれへんかな~



夏着物にすっかり主役の座を奪われましたが、
お家の中は様々なお雛様が・・・橘桜






一刀彫
下世話な話、これすごくお高いの
え゛!







ここにも・・・





そして段飾りのお雛様は
段を組まずに、テレビの前に
ずらーーっと





こういう飾り方も良いですね~




精巧な牛車




とぼけたお顔の仕丁





りっぱなお雛様に混じって
子どもさんが小さい時に
作ったお雛様も
Wハート





変り種がこちら
独楽のお雛様





これ、サイズがすごく小さくて




一番小さいのはこの独楽
でもリッパに回ります
上げ上げ


四季の設えをきちんと
楽しんでやっておられるのですね
きらきら
いろいろ本当に楽しいお宅でした