哲学者 梅原猛さんが亡くなられました。
93歳にもおなりだったのですね。
私が聖徳太子に興味を持ち古代史に魅せられた時、出会うべくして梅原猛さんの「隠された十字架」に出会いました。
法隆寺は聖徳太子の鎮魂のために建てられた寺であると言う大胆な仮説を、ワクワクしながら読み進めたのが昨日の事のようです。
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ざっと思い出しただけでも上にあげた数冊があり「海人と天皇」では和歌山県の道成寺が舞台となっていて、聖武天皇の母君宮古媛の出自に独自の仮説を展開されて面白かった
記憶があります。
その後ご縁があって道成寺に行ったときには感激し、このブログのどこかに写真をアップしたと思います。
今ごろ彼方の世界で、すべての考古学の謎解きを楽しんでおられるでしょうか。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
合掌





