つか こうへい様の「飛龍伝2010・ラストプリンセス」を観てまいりました。


席は前から10番目の中央より、最高ですニコニコ


なま黒木メイサを見たかったのでラッキーでしたラブラブ


つかさんの芝居をはじめて観たのは十代の終わり頃だったかな?


アマチュアの小さな小屋・・・といっても倉庫のようなところでした。


つかさんは小屋の外でひっきりなしに煙草を吹かしていました。


「郵便やさん、ちょっと」と「熱海殺人事件」だった気がします。


早稲田の学生さんたちの演劇集団で、つばきと汗が飛び散る空間に圧倒され


笑い、抱えた膝が痛いのも忘れて拍手したのが、つい昨日の事のようです。


そして、プロの劇団「つかこうへい事務所」を立ち上げて、新作「ストリッパー物語」を


収容人数300ほどの小劇場で上演されたときも観に行きました。


圧巻でしたビックリマーク


根岸季衣さんと今は亡き三浦洋一くん(彼は学生の頃から知っているので「くん」です)が


ストリッパーとヒモの役で舞台を転げまわり、叫び、踊った姿を今でも思い出せます。


舞台セットなんか何も無くて、ただ照明と音響だけの簡素な舞台から無限が見えました。


飛龍伝はその昔「初級革命講座・飛龍伝」として上演されていました。


全共闘・委員長 神林美智子と機動隊員 山崎一平のロミオとジュリエットのような恋。


つかさん独特の機関銃のような台詞が飛び交い、激しいダンスの応酬。


ストロボ・フラッシュのような照明。


過ぎていく時間は短すぎました。


黒木メイサ・・・・・・すごい女優さんです!存在感がハンパないですドキドキ


小気味よい台詞回しと切れ味のいいダンス・・・・どんだけ足上がるんですかぁ!?


惜しむらくは・・・色気ですね・・・・もう少し欲しいかな?でも美しい恋の矢


つかさんの舞台は男優さんがいつも素晴らしく、アクの強さに圧倒されるのですが


今回はメイサの凛とした美しさの前に影を潜めていたように思います。


前回の広末涼子さんの時は、筧さんや春田さんというクセモノの役者さんがからんでましたが


今回は東幹久さんと徳重聡さん。


正直、物足りなさ感が否めません。


カラテカの矢部太郎さんは・・・・・なかなかでした!儲けもの?


舞台開始5分ほどで鳥肌が立ち、最後は体中がカッと熱くなる感じでした。


ああ、いい舞台観るとほんとに幸せですラブラブ血がさわぐぅアップ