なんか久しぶりに面白い漫画を読みました合格


西炯子様の「娚の一生」オトコという字が女偏に男と書くのです。


三十路も半ばの独身女性と(キャリアウーマン)52歳の独身大学教授の


思わぬ恋のお話なんですが・・・・・枯れてないのよね。


お祖母さんが亡くなり、彼女が残した田舎家にひとり住む事になったヒロインつぐみ。


若かりし頃、つぐみのお祖母さんに恋焦がれていた関西弁の変人哲学者海江田。


葬儀の席で出会い、偶然(でもないけど)同じ家に住む事になった二人。


つぐみはどうやら報われない恋ばかりしていたようで、人を好きになる事に臆病になっている。


どうやら亡くなった彼女の祖母が、自分に恋していた海江田をつぐみに引き合わせた?感じ。


少しづつ、距離を縮め惹かれあっていく二人が初々しいラブラブ


大人同士が将来とか子供とかぬきで、本気で男と女として向き合い恋愛している感じです。


「はずみで何か出来る歳じゃないんです!」と逃げ腰になるつぐみに、海江田が言い放った言葉が


かなり胸をうちました。


「アホか、年取ったら、もう はずみでしか何もでけへんのじゃ」


共感ですビックリマーク


読んでいるうちにオジサン海江田がかっこよく見えてきます。不思議はてなマーク


まったりとした関西弁(京都弁のような気がする)でなかなか哲学するんです、おっちゃん海江田は。


まだ連載が続いているようなので注目したいと思います。


※「このマンガがすごい!2010」ではオンナ編6位にランク・インしてました。


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