沢田研二と藤山直美の「桂春団冶」を観て来ました。
素直に面白かった
途中30分と25分の二回の休憩を挟むも、テンポよく進み飽きない演出の見事さ。
藤山直美の芝居の上手さには定評があるけど、今回は抑えた芝居で見事に
相手役の沢田研二を盛り立てている様に見えました。
沢田研二は我等の時代のヒーロー「ジュリー」
あのジュリーが商業演劇の主役を勤めるなんて感慨深いものがあります。
タイガース解散からPIGを経てソロになった時、今日と同じ劇場でワンマンショーを観ました。
その時はソロになった気負いなのか、若さゆえのとんがりなのか
GS時代のキャーキャーと騒ぐファンを、舞台上から一喝したジュリー。
沢田研二を生で見たのはその舞台が最後でしたf^_^;
たくさんの時間が過ぎて、久々に見た彼は、きっちり役者の顔をしてました。
やっぱり出てくるだけで華があるのは今も昔も一緒です。
思わず「ジュリー」と声をかけたくなりました。
ちょいと太めになったのは彼も私も同じこと。
同じように時間が流れているんですよね(´0ノ`*)
そして・・・・そして・・・これはちょっとサプライズ
客席に・・・あの・・・サリーが居たのですよ
そう岸部一徳様、いまや渋ーい名脇役。おもわず二階席からオペラグラスで鑑賞したのは私です。
友情は続いているのね、なんて感傷的に思っちゃいました(-^□^-)
中学時代にタイムスリップした気分の今日でした。