そういえば、昨日ポストの中を確認するのを忘れていました。

確か郵便局の方が何か入れていったようですが……。

何でしょうか。


*Sim劇場*
「おや?この手紙は……」


ポストを開け、郵便物を手に取ると、見慣れた文字を見つけました。

ワーミーズハウスで一緒だった人物からのようです。

私は早々封を切り、手紙を読みました。



親愛なるエルへ


こんにちは、お元気ですか?

近々そちらへ遊びに行きます。

エルとネイトに会える事を楽しみにしています。



たったこれだけの内容の手紙。

しかし、昔馴染みの方が訪ねて来てくれるのは嬉しいです。

お持て成しをしなくてはなりません。

しかし、どう持て成して良いものやら。

悩みます。


まずは、お腹がすいたので腹ごしらえをして……。



*Sim劇場*
持て成すと言っても、私は料理が出来ないので……。

現にこうして、ポテトチップを食べているのですから。

しかし、コンソメ味しかなくて、甘党の私としては不満なのですが。

チョコ味やシュガー味も用意しておいてくれたら良かったのに……残念です。



*Sim劇場*
しかし、近々とは、いったいいつ頃なのでしょう。

相変わらず掴みどころのない方ですね。


ネイトは朝早く起きて、早々家の中を探索しています。



「ネイト、今度我が家にあなたもよく知る人物が遊びに来ますよ」

「ぶー」

「誰か気になりますか?」

「だー」

「来てみてからのお楽しみです」

「ぶぅーーー」


*次回からオリジナルキャラが登場します。

私は、おやすみなさいではありません。

まだ、やらなくてはならない事がありました。



*Sim劇場*
食器を洗って……。




*Sim劇場*
掃除をして……。




*Sim劇場*
何だかとても疲れました。

主夫というのには、向いてません。

やはり、メイドを雇うべきでしょうか。


ああ……まだ、トイレとお風呂の掃除をしていません。

明日……明日やります。


パパ兼主夫なんて、やはり私には無理なようです。

1日で根を上げるとは、私も結構根性なしです。


*Sim劇場*
「さあ、ネイト。おねんねの時間です」

「だー」

「良い子ですね」



*Sim劇場*
「おやすみのちゅうです」

「だぁーーー!」

「そんなに怒らないで下さい、傷付きます」

「むぅーーー」



*Sim劇場*
「おやすみなさい、ネイト」

「みー……」


もう、うとうとし始めました。

船を漕いでます、可愛いですね。


*Sim劇場*
もう夢の中のようです。

余程疲れていたのでしょうか。

私との生活には慣れていませんからね。


しかし……

可愛い寝顔ですね。

さすが、私の息子です。



おやすみなさい、ネイト。

良い夢を……。

沐浴も終わりましたし……。


「ネイト、ご本でも読んであげましょう」

「ぶー」

「では、くまさんの絵本にしましょうか」

「くーやー」

「むかしむかし、あるところにくまさんがいました」

「だー!」

「まあまあ、良いから落ち着いて聞いて下さい」


*Sim劇場*
「くー」

「くまさんは、リンゴが大好きでした」

「りー」

「ある日、リンゴ好きのリュークという死神と出会いました」

「りゅー」

「リュークはくまさんに言いました。宇宙へ行けば、この世の物とは思えない程

 美味しいリンゴがあるだ!と。くまさんは、そのリンゴを食べてみたくなりました」



*Sim劇場*
「くー」

「くまさんは、全財産を叩いてロケットを買いました」

「むぅ……」

「くまさんは、ロケットを持って種子島宇宙センターへ行きました」

「なー!」

「え?何故アメリカ航空宇宙局ではないのか?ですか?何故……でしょうかね。

 くまさんが日本人ならぬ、日本熊だったからか?今度くまさんに聞いてみましょう」

「うぅー」



*Sim劇場*
「そして、くまさんは宇宙へ旅立ちました」

「まー」

「その後、くまさんの消息を知る者は一人もいませんでした。終わり……」

「!!」

「おや、これではくまさんに聞けませんね……困りました」

「うー」

「え?宇宙へ行ってみろ?ですか……それは難しい問題です」

「うーうー」

「では、ネイトが大きくなったら一緒に行きましょう」

「やー」

「しかし、このお話……何が面白いんでしょうかね?」

「……」

「くまさんは、元気なんでしょうか?」

「くー」

「元気だと良いですね」


何だかくまさんの消息が気になりますが……

きっと宇宙で元気にしていると、私は思います。

美味しいリンゴ、沢山食べられたのなら良いのですが。

「ネイト、お風呂に入りましょうか」


沐浴とは、どうすれば良いのでしょうか……。

幼児用ヒューマンウォッシャーをワタリに作って貰うべきか……。

取り敢えず、お湯を溜め……

洋服を脱がせ、洗えば良いんですね。

わかりました、やりましょう。


*お湯の温度は、ちゃんとはかりましょう。


*Sim劇場*

「はい、あんよをつけますよ」

「ちー」



*Sim劇場*

「ネイト、お湯加減はどうですか?」

「ぐぅー」

「GOODですか、それは良かったです」

「だーーー!」

「ああ、怒ってたんですね。熱いですか?」

「ふぅ……」

「お湯加減ではなく、私に入れられるのが嫌なんですね……」



*Sim劇場*

「はい、きれいきれいしましょうね」

「だー」

「ふぅ……結構疲れます」



*Sim劇場*

「きれいになりましたね、では上がりましょうか」

「うー」

「早く洋服を着ないと、風邪ひいちゃいますからね」

「だー」

「ネイト、そんなに暴れないで下さい」

「だーだー」


沐浴も、何とか無事に終わりました。