トロンとして潤んだ瞳は、上気した頬も相まって俺の芯にズンとくる。

翔にアルコールを飲ませるのは、俺と居るときだけにしないと……



「んんっ……まさきぃ…」



舌足らずな甘え声。

ふわっと微笑むだけで俺の全てを魅了してやまない君。

こんな素敵な天使を、誰にも見せたくない。



「まさき?まさき……いいにおいする」
「翔だって……甘い薫りがする」



甘えるみたいに俺の首筋にすり寄るから、俺も同じ様に翔の薫りを吸い込んで首筋に唇を寄せた。

軽く舌を這わすだけで身体を震わせ甘い声をあげて。

その反応に俺のネツが熱さを増すから、翔の首筋に紅い華を散らせた。



「あぁ…」



首筋だけじゃ足りなくなって、紅い華はどんどんと翔に咲いてゆく。

全身で俺の愛を受けとめて、全身で翔の愛を受けとめて。

揺れる君を揺らす俺は、君だけの虜。





今宵……夜櫻が咲き乱れ…