(パラレルワールドの面々…ぴよぴよーずヒヨコが更に別設定になってるパラレルワールドストーリーです笑い泣き全く別物のお話ですので、あしからずニヤリ)



(緋色 視点)



俺の名前は相葉緋色。ひとり暮らしをして大学に通いつつ、せっせと近所のコンビニでバイトに精を出す毎日。

学業を疎かに出来ないのは親譲りの生真面目さだと思いつつも、そんな俺が今、最も気合い入れて励んでるのは……



「やっぱカッコいいよなぁーキラキラ



テレビに映し出されてるキラキラのアイドル。

『スイ』『コウ』『モー』の3人組で、グループ名は『Pas des anges』(パ・デ・ザンジュ)。通称は『あんじゅ』←俺達は天使じゃねぇって言うのに、通称は天使ってw

………の、『スイ』ってメンバーが俺の推し。

推し活に気合い入れてる。

推しを応援するために、俺は日々せっせとバイトに勤しんでる。

歌声が鼻にかかった甘めで、手足が長くてモデル体型で、笑った顔がサイコーに………綺麗。

そんなにキラキラした完璧なアイドルかと思えば、絵を描けば謎の物体を生み出すし、ゲームとかでは急に不器用さが炸裂するし、そういうとこが何かグッとくるというか……///

アイドルなんだから住む世界が違うし、ライブやイベントで遠くから眺めるだけだと………思ってた。



「えっと、ホットのカフェラテとぉ……お店で揚げたカレーパンも下さい」



夜勤のバイトをしてたとある日。

カゴいっぱいに買い物した客がレジに来て、それ以外にもカフェラテとホットスナックを注文した。

キャップを目深にかぶってメガネをかけてても、俺には分かる。消してるようでもオーラが溢れてる。ブカブカのジャケット羽織っててもスタイルの良さは隠せないっ!



「は、はぃ…」




な、なんで俺の目の前に推しが居るっ?!











(K翔 視点)



出勤前の少しバタバタした時間。

雅紀は俺と緋色の分も朝食を準備してて、俺は緋色のお出かけ準備なう。



「しょーちゃ?」
「ん?」
「ぱんだしゃんパンダたいへん?」
「へ?」



唐突に緋色が俺に向かってそう言った。

視線の先にあったのは、軽くニュースチェックのつもりでつけてたテレビ番組。

海外でのウイルス感染を伝えるニュース………



「緋色?パンダさんパンダは大丈夫だから心配すんなwパンダじゃなくてハンタだから」
「ぱんだしゃん へーき?」
「平気。これはパンダさんが感染するウイルスじゃないから」



緋色がパンダウイルスって聞き間違えてる模様。ニュースになってんのはハンタウイルス。



「でも……パンダウイルスだったら感染した人がパンダになんのかなパンダ
「……ブブッ」
「何だよ雅紀えー笑わなくたっていいじゃんむかっ
「翔の発想……緋色に負けないくらい可愛いよ」
「もープンプンうっせぇ///」



朝食を作り終えた雅紀がキッチンからリビングに来てて、ボソッと俺が言った言葉に反応して……笑いながら俺の頭を撫でてそう言った。



「パンダウイルス……みんなパンダ………」
「反芻すんなむかっ
「ふふっ。いいアイデアもらったかな」
「何だよそれ?!」



ブツブツ何か繰り返してた雅紀だったけど、急に笑顔になって緋色を抱っこしてキッチンに移動した。慌てて俺も後を追いかけて3人で朝ごはんとなりました数日後………





「ぱんだパンダさんキラキラ
「うわっ、ルームウェア?」
「いつも緋色や子供達の服だから、たまにはみんなで着られるのも良いかなって」



雅紀特製のルームウェア。パンダバージョンパンダ雅紀と俺と緋色の3人分。

フードはパンダの顔とか耳付き。ツナギタイプの全身を覆うタイプで尻尾も付いてる。

………サイズ感、しっくりくるわーw

モデルだけどデザイナー見習いの雅紀。

いい仕事してるわーグッド!





















CAFE クレッセントの昼下がり………


あいも変わらず、賑やかで可愛らしい声で溢れています(笑)




「いらしゃーましぇ〜♪」ひいろ

「まーしぇー」ひすい

「ましぇ」こはく

「う♡」もえぎ



4人で店内を元気よく行進して……とはいえ萌葱はまだ歩けないので実際に歩いてるのは萌葱を抱っこしてる和也ですが、カフェでお馴染みの光景です。



「あらやだ♡今日はこどもの日だから鯉のぼり?可愛いわぁ〜♡」常連A
「いつも衣装が凝ってるわ〜♡お兄さんも兜似合ってるわよグッド!常連B
「ど、どうも……汗(………何でワタシまで行進に巻き込まれてるんでしょうね汗)カブト和也



常連さんが盛り上がっています(笑)

そう。今日の服装は鯉のぼり×4人………そして萌葱を抱っこする和也の頭には新聞で折られた兜が。

少しポップでカラフルな絵柄の鯉のぼりのデザインは剛と雅紀くんの共作。

本来は紐をつける部分の輪っか(ここは鯉のぼりの口と呼ぶのでしょうか?)から顔を出し、ヒレの部分辺りから手を出して尾びれ手前で足を出し、しっかりと尻尾のような尾びれがあります。相変わらず凝ってますね(笑)



「こいぼのり♪」ひいろ
「緋色ー?こいのぼり、な?w」若翔
「うりゅ?こいぼの…りょ♪」ひいろ
「うんうん。ぼのりょ可愛いなグッド!若翔



今日も緋色語は健在です。そしてそれを訂正しつつまるっと受け入れる翔くんも健在です(笑)



「今日はこどもの日ですからね。おとなしく従いますよ」和也

「んっ♪ぱっ」もえぎ
「萌葱もゴキゲンみたいですしね」和也



緋色、翡翠、琥珀の順で行進する最後尾で和也に抱っこされて歩く萌葱。楽しそうにぴょこぴょこして自分も参加出来てるのが嬉しそうです。





………カフェは今日も平和ですキラキラ