(K雅紀 視点)
朝。なんだか温もりを感じて目を覚ましたら、俺と翔の間で眠ってたはずの緋色がぴったりと俺に密着して寝てた。
翔は、やっぱり布団を蹴飛ばして大の字で熟睡(笑)
「ほんっと………可愛いなぁ」
「んん〜?まぁしゃぁ?」
「おはよう緋色」
「あーよぉ…」
くっついて寝てる緋色の頭を撫でつつ翔に視線を向けると、そこには可愛い翔の寝顔。俺は無言でスマホに手を伸ばした。
そんな俺の動きとつぶやきに緋色が反応して、モゾモゾしながら起き出して俺を見上げてきた。
俺がおはようって言うと、それにちゃんと返事してくれる。でも眠そう(笑)
しばらくモゾモゾしてた緋色だけど、隣で大の字の翔に気付くとピョコッと起き上がり、翔に向かって突進していった。
うん。写真の次は動画かな?(笑)
「しょーちゃぁ〜あしゃでしゅよぉ〜♡」
翔に起きろって声をかけながら顔を触ってご機嫌な緋色。
寝起きだからなのか力加減もそんなに強くないみたいだし、翔は怒る様子もなく痛がってもなくて。
少し笑いながら目を開けた翔は、自分の上に乗っかってる緋色を確認して更に笑顔を浮かべた。
「緋色〜おはよ」
「しょーちゃぁ〜♪おあよ♡」
じゃれ合う様にするふたりが可愛くて、この姿を残さないなんてもったいないって、ひたすらスマホを構えてた。
無言で撮影に集中してたら、それに気付いた翔がこっちを向いて声をかけてきた。
「雅紀おはよ……何してんの?」
「うん。翔と緋色が可愛くて動画撮ってた
寝顔もしっかり写せたしね」
「……消してクダサイ///」
「え?ダメ(笑)」
俺の言葉に恥ずかしそうにする翔。
消せるわけないでしょ?
永久保存確定だよ