3 じぶんのせかい | トリトメナイ(仮)

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さくとたるによるとりとめのないオボエガキ

自分と他

他人があって自分がある。
自分の存在は他の存在によって確認されているといえばそう。

ただ、見えているものは自分の想像の範囲内だってこと。想像というのは経験だったり考えのピースを集めて成り立つ想像。

"相手の立場に立って考える"のは難しい。正解はない。できるとしたら、"自分がされたらどうか"という風に見ること。所詮は自分目線でしか捉える事はできない。

他と比べているようで、実際は自分が"想像する他"との比較でしかないという事だな。

人それぞれに世界があって、それぞれの価値観がある。善悪がある。答えがある。
世界は自分の想像…という感覚を持つ事は当然なのかもしれない。


信仰の対象がある人というのは、きっとそれぞれの世界がないのではないか。一つの大きな世界の中に個々がある。比較のない世界、間違いのない世界という安心感の中にいる。
この安心感が心地良いのかな、と。
悩んでも答えは出してもらえる、正解があるということ。
分かんないけどそんな気がする。

そして、信仰に対してあるのは、道徳。
誰かの教えというより、自分の中にある決まり。
一人一人の中にある良心というか善悪。
誰かに叱られるわけでもないのに何かのルールを守るっていうのはすごいなーと思う。


さく