救急車で急病人を搬送中に、
撮影している家族がいるという。

いや、それだけではない。
運ばれている当の本人が、ベッドで寝たままで
隊員たちを撮っているというのだ。

さすがに救急隊員も
「それだけの余裕あんなら、タクシーで行けよ!」
と思ってしまうようだが、たしかにそうだろう。

「救急車は映えスポットではない!」と、心の中で
怒りの声をげる隊員もいるようだが、当然だろうし、
救急活動中は、その周りでも撮影禁止となる。

本人どころか、家族でさえ、緊急事態なので、
写真どころではない。

ところが実際には、救急車で搬送中なのに、
一緒に撮影しようとする家族もいるらしい。

緊急時には、何人もの隊員の靴でさえ、玄関に
上がっているときは、家族は手をつけてはいけないらしい。

それぞれ隊員の靴には、位置が決まっているので、
それを10センチでも動かすと、玄関から
出れなくなってしまうのだという。

実際、わが家にパトカーが来たときは
「ご主人はいませんか?」と、私が呼ばれて、
一切邪魔しないこと。

隊員が頼まないかぎり、靴やカバンをいじらないで
ください!と、きびしかった。

それを最近の人は、映えの場として
撮影しようというのだから、隊員も腹が立つだろう。

中には家族が話し合って救急車を呼び、
誰が急病人になるか、ベッド上で撮影するか、
を決めるらしい。

たしかにこれでは、隊員も医師も怒るだろう。

ともかく最近は、何によらず撮影して、
SNSに投稿してしまうという。

トイレの中でも撮影するくらいだし、
電車の中でケンカを吹っかけて、仲間に撮影させている。

よほどこちらが気をつけないと、悪く撮られてしまうし、
困ったことになりかねない。

スマホにはよほど注意しないと。


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