こういわれると「本当に本当か?」と疑う人も多そうだが、日本一の偏差値を誇る東大理Ⅲの学生はほとんど医学部に進む。ところがこの東大医学部の学生たちの医師国家試験合格率は、2013年以後の平均が全大学医学部中ワースト5位なのだ! 東大に次ぐ京大医学部生も、この5年間ワースト20位をうろうろしているという。
全国の医学部は約80もあるのだが、その中で憧れの東大医学部を卒業しても、医師になれないというのだからショックだろう。考えられる理由は3つ。1つは国家試験の出題傾向と異なる勉強をしているのではないか? もう1つは偏差値は医師とは関係ないのではないか? もう1つ加えるとしたら、テレビのクイズ王になる東大王など、医師になる知識と関係ない、ムダな知識をもっている学生がふえているのではないか?
これは中原英臣(山野医療専門学校副校長)さんの考え方なのだが、たしかにそう思える。それにしても東大医学部の合格率が、山梨大学や香川大学、群馬大学より劣っているのはさびしい。それも現役では落ちるので、浪人して翌年受ける既卒が多いというのだから、現役時代に何をしているのだろう?
もう一説には、特に東大理Ⅲは金持ちや経営者の子弟が圧倒的に多いので、入学したあとは、のんびりしてしまうという説もあるが、それだったら慶応大学のほうが、もっとその傾向が強くていいはずだが、慶応は常に上位をキープしている。
いろいろな意見があるが、しかし東大医学部卒は最高の名刺代わりになるだけに、もう少し上位に来てもいいのではないか? ワースト5位では外国の大学でもバカにされてしまいそうだ。
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