米国の大学や大学院に留学する学生が減りつづけているという。学費が高いのと、テロや銃乱射の危険が高いからだという。この分でいくと、グローバルに活躍できる日本人が少なくなる一方だ。

 

しかし、こればかりは親や教師が「行ってこい」と尻を押すわけにはいかない。それによって本人が怪我をしたり死んでしまったら、責任の取りようがないからだ。それでも日本人が世界に出かけていって、見聞を広めるだけでなく、最先端の学問や技術を学んでこないと、10年後20年後には、相当遅れた国になるのではあるまいか?

 

これに対し、中国、インドの学生の米国留学は、うなぎ登りだという。その人数を聞くと思わず唸ってしまうが、日本人の1万9千人に対し、中国人は35万人だという。中国人だってテロや銃撃の怖さは同じなのだ。それに当たり前のことだが、米国には3億人以上の人々が住んでいる。日本人だけ危険なわけではない。

 

恐らく日本人全体が欲を失いはじめたのではなかろうか? 出世の意欲も急激に下がっているという。これまでは経営者になりたくないという若い世代がふえてきたが、いまは管理職になりたくないというのだ。いわゆる「小市民」といわれる、小金を貯め込んで、それで生活していければいい、というわけだ。

 

1人の生活として見た場合には、これでいいかもしれないが、指導層になる人がいなくなると、日本全体が小さく、力のない小国になっていく危険性もありそうだ。もちろん、日本にいても勉強はできるが、それでは江戸時代の鎖国状況になってしまう。

 

若者にはもっと大欲を抱いてもらわないと、日本全体が活気が出ないだろう。いや、それより中国に使われる国になるかもしれない。

 

 

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