高齢者宅に住み着いている多数野良猫ですが

3日前に具合の悪そうな子猫がいると連絡を受け

昨日、一昨日と見に行ってきました。



3週間前に見に行った時もこの子猫はいました。

この時から目の状態は悪かったのですが

今回は更に状態は悪く、目からは黄色い膿のようなものが

鼻から黄色い鼻水がだらだら流れている状態でした。











わかるでしょうか?鼻からは黄色い鼻水が流れだしています。

昨日、またこらに訪問し取り急ぎ病院に連れて行ってきました。



体重は300
状態は非常に悪いようです。


先生にはまた外に戻す旨をお話し

インターフェロンの注射と皮下点滴(ビタミン剤)と

ノミ駆除(フトントライン)をして頂きました。



とりあえずの処置がはしましたがこれから先
きちんとケア出来なければ死んでしまうかもしれない命です。



こちらは昨日、病院から帰ってきたときの画像です。

少しは良くなった感じです。














お婆ちゃんやホームヘルパーさんのお話だと
どうもこの子の母親はいないみたいとの事でした。

1ヵ月ほど前、当然玄関の前に姿を現したとのことです。

その1ヶ月前と大きさがあまり変わっていないようです。



ここは猫が集まる場所と知られていますから
誰かがこの子猫をここに置いていったかもしれませんし
この子猫が自力でここまでたどりついたのかもしれません。


ここは猫がたくさん集まる場所ですから他の母猫も
いるんです。




でもこの子への授乳は拒絶しているようです。


昨日はスポイトでミルクを口に差し込みましたが
すぐに吐き出してしまいました。

やわらかいゼリー状の缶詰をあげても一切口にしません。


本当は私が家に連れて帰り保護してあげればいいんでしょうが
5月に子猫を保護したばかりで、これ以上家に入れることは

出来ません。
またすべて自分の貯金を切り崩してやっていますので
金銭的にも苦しい状態です。





野良猫が産んだ子猫すべてが生きられる訳でありません。
産まれた仔猫の殆どが命を落とすと言うのが現状です。


このまま放っておけばおそらく死んでしまう命です。
死んでしまうのは弱い猫として自然な流れかもしれませんが
生きられる可能性があるならばと思い里親さんを探すことに
しました。



手の平に乗せると静かに眠りにつきます。
温かいし、呼吸の音も感じられます。


たった300gの命ですが今を一生懸命に生きています。


この状態で受け止めてくれる里親さんを緊急募集をします。




【条件】




飼育環境を確認するためご自宅に訪問させて頂きます。

男性の一人暮らしお断り
若い同棲カップルお断り
高齢者お断り

すでに3匹以上飼っている方お断り
身分証明書提示出来ない方お断り

きちんとした医療行為が出来ない方お断り




その他アンケートにお答えいただきます。




私は車を持っていませんので自転車で行ける範囲の

戸田、蕨にお住まいの方優先させて頂きます。





それから前回掲載した野良猫の最期の件ですが
たくさんの方からコメントやメッセを頂きました。

ありがとうございます。

転載ですが自由に転載してかまいません。



これがお外で暮らすと言う厳しい環境の中で生き抜いて

来た最後の姿です。


多くの人に”野良猫”の本当の姿を見せて下さい。




昨日もこの野良ちゃんのところに行ってきました。










先日、食べてくれた缶詰を持って行きましたが

一切口にはしませんでした。


しばらくここにいましたがこの猫ちゃんが動くことは

ありませんでした。


またちょくちょくと見に行ってきます。