新潟 大塚ミンクファーム


ずさんな飼育環境

動物福祉への配慮なし

改善を求めても無視

無許可での飼育


知らなかったなんて言い訳

通るハズがない





 ~ここからはアニマルライツセンター の転載です~


  http://www.no-fur.org/news/detail/id=160


追記:送検内容について 

送検内容について、売買自体が死後のため、

販売目的に当たらないということで、許可無く

飼育ししていたとして送検されています。

大塚ミンクファーム、外来生物法違反の疑い

新潟県にある大塚ミンクファームは、毛皮のために

約2,500頭のミンクを飼育しています。
この飼育場は「特定外来生物による生態系等に

係る被害の防止に関する法律」に違反して、

許可無く飼育してはならないアメリカミンクを違法、

かつ、ずさんな施設で飼育しており、貴重な生態系が

破壊されることを危惧し、アニマルライツセンターが

2013年1月に告発していました。
告発が受理された後、警察による捜査が続いて

いましたが、警察の捜査が終了し、2014年2月21日、

検察へ書類送検されました。


アメリカミンク(ムステラ・ヴィソン)は2006年に特定

外来生物に指定されてからは、原則的に飼育ができず、

事業者が飼育する際には檻を二重にするなど逃亡が

できないようにし、環境省の許可を得る必要があります。

しかし、大塚ミンクファームは許可を得ずに2006年から

違法状態で飼育を続けており、2012年末に環境省から

の指導を受けたあとも檻の二重化などはされないまま、

繁殖させ飼育を続けていました。特にこの施設は管理が

ずさんであり、逃亡させていた可能性が高いと考えています

この施設から逃亡しているであろう根拠は以下の

通りです。


●ケージに穴が空き、それをビニール紐で止めて

使用し続けていた
●壊れたケージが複数個、転がっている状態が

見て取れたケージは屋根のみで、壁や檻のないほぼ

屋外施設に並んでいる状態である
●大塚氏のFacebookの書き込みに逃亡した際の

捕獲方法が書かれていた


大塚氏facebookより
ドイツの兵士が動物を捕まえている写真とともに、

以下のコメントが書かれていた。
「2011年11月30日
ドイツで逃げたミンクを捕獲する兵士。
私も脱走ミンクはこんな感じで捕まえます(笑)
妙な親近感☆」※現在は削除されています

 
●兼業農家であり、飼育場に人がいない時間が多い
●周囲には川があり自然豊かでミンクの生存に向いている


画像:2012年:
http://www.flickr.com/photos/animalrightscenter/sets/72157632199786666/
   2013年:http://www.flickr.com/photos/animalrightscenter/sets/72157636533162974/

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に

関する法律」との関係性

北海道、宮城県、福島県、群馬県、長野県では

かつて存在した毛皮農場から逃げた個体が繁殖し、

生態系が破壊されています。新潟県においても、

2006年に屋外での目撃情報があるなど、

今後生態系に影響が出てくることは

確実と思われます。一度野生化すると、全てを

駆除し尽くすことは、どの地域でもできておらず、

長い将来に渡り、税金をかけて駆除を続けること

になります。

さらに動物に県境などはないため、被害は県を

超えて広がっていきます。
一般には被害は見えづらいかもしれないませんが、

貴重な日本の生態系という財産を破壊する、

重大な罪です。さらに各地で問題になっているのは、

農業被害です。農業被害についても繁殖が盛んに

なれば新潟県周辺でも出てくると思われます。
事実、この罪の大きさゆえ、法律で定められている

罰金も大変高額なものです。

大塚ミンクファーム

大塚ミンクファームについての情報1
大塚ミンクファームについての情報2

告発事実

被告発人は、ムステラ・ヴィソン(アメリカミンク)が

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に

関する法律施行令(以下、「施行令」という。)において

特定外来生物として定められ(法第2条第1項、

施行令第1条、施行令別表第一の第1の1(5))、

当該部分が施行された平成18年2月1日より

平成24年9月16日に至るまで、

上記大塚ミンクファームの所在地において、

法第4条に反し環境大臣の許可を受けることなく、

販売目的でムステラ・ヴィソンの飼養等をしたもの

である。


※なお、大塚ミンクファームは、飼育状況に問題も

動物の福祉への配慮がなされておらず、「動物愛護

及び管理に関する法律」の観点からも新潟県からの

指導を受けています。


日本の生態系を壊した毛皮産業

日本最後のミンク飼育場の閉鎖を求める行動の中間報告


     ~以上、転載終了~