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(う~ん……ま、こんなもんかな?つーか、道の駅の産直ってあんまり安くないよなぁ……)




道の駅おが・オガーレ。

何か地方のサッカーチームにありがちな名前だが、こういう施設がやたらと横文字にしたがる理由を知りたいと思うのはオレだけか?








キャベツと麺とモヤシとシーフードミックスをしょっつるで仕上げて水菜乗っけて540円か。要らんな。






結局二時間以上はここにいただろうか?
一時はマジで心配になるほどの暴風雨だったが、売店の産直コーナーを冷やかしたり、ババヘラ婆さんに絡まれたりしてるうちに小降りになった。
このまま完全に止む事は無さそうだしな……特に食ってみたい物も無いし、そろそろ行くか。








一丁300円の豆腐ですか。そりゃあさぞ美味しい事でしょう(←白目)。






そういや、この日は朝から何も食べてなかったな。
寝不足で胃の調子が悪かったってのもあったとは思うが、一番の原因はそそる食い物が無いという事だ。
何つーか、もっとこう……如何にも秋田!って物を食いたいんだが………まぁ、夏だしね。これが冬だったらね、しょっつる鍋とか食いに行きたいんだけどね。
サザエの壷焼きにイカ焼きにしょっつる焼きそばに海鮮丼か………う~ん………そそらんなぁ……








それから一時間もしないうちに再び豪雨。
文句ばっかり言ってるからバチが当たったな。腹へった。






(ま、秋田はまた折り返しで寄るからな。そん時に美味いもん食えばエエか…)





こういう言い訳をしながら毎回ロクな物を食べてないのだが、これはもう悪癖というか性分だな。『自分で作りゃいっか』と言いながら、時間が経ったら面倒になって結局は作らない事の方が多いのだ。

ホント、いいよな~…毎日メシ作ってくれる嫁がいる世の旦那達は。

たまには感謝の言葉をかけてやってくれ、竹本孝之ファンだった鬼嫁には特に(←推定50半ば)。








性懲りも無くナマハゲショットに勤しむ裏ミーハー。地元の小学生がガン見してたので手を振ったら無視された。






プロバスケの小さい選手で有名な能代を抜けると、いよいよこの旅の最終目的地である青森に突入だ。

東北在住者の方や北関東在住者の方は『それがどうした?』くらいにしか思わないだろうが、九州出身の関西在住者であるオレにとっては初めて口にしたドンパッチくらいの衝撃であり、初めて目にしたデラべっぴんくらい興奮していた。松坂季実子は元気だろうか?







「あ…………青森入った!







遂に来ましたリンゴ県。
結局、そこそこ直線距離で走っても四日くらいは必要って事か、原付だと。






「あ~、長かったなぁ…」



最初の予定では大間に着いてる頃かと思ったが甘かったな。
そこは東北の広さをナメてたってのもあるんだが、やっぱり一番の原因は通行止めと悪天候だ。それさえなけりゃも少し早く着けたんだが、まぁ、旅は寄り道を楽しむものだしな。海外旅行は出発前の空港にいる時が一番楽しいのと同じだ。







どうでもいいけど腹減ったわ。







やっぱ焼きそば買っときゃよかった(←あるある)。













実は関川村近辺もそうだったんだが、東北の日本海側は大雨の被害がエグかった。
この後の青森では、それを身を持って体感する事になる。