前回の話はコチラ↑









ふむ、上出来じゃ♪






部屋に戻ったら布団が敷いてあった。
この当たり前さが旅館の良いところ♪





綺麗に敷かれた布団を目にし、ニヤニヤが止まらない小市民代表(50代)。

ベッドを除き、これまでにきちんと布団を敷いてくれてた宿は越前市の宿が最後だっただろうか?



その時の小市民っぷりはコチラ↑







「よ~っしゃあ、ほな早速風呂や風呂♪」





謎のルーティンもほどほどに、とりあえず素っ裸に浴衣一枚という格好で風呂へ向かうオレ。

こういう所に来たら脱衣場でゴソゴソするのが億劫になるもんで、実はいつも浴衣の下はスッポンポンである。だから人前では絶対にコケられない。





「おっ?やったー、貸切りやんか♪」




他の客は夕食の時間の関係上、普段より早目に入った人が多いのだろう。極少数派以外は風呂が先だもんな。








毎朝通ってる銭湯もこうしてほしいもんだ。
逆に40歳以上は混浴のみにしてほしい。






(へぇ~、結構エエ感じやん)



青みがかったほぼ透明の湯。
トロッとした感じはそれほど感じないが、冬場はともかく夏場はこれくらいの温度(←多分40度くらい?)でいいんじゃねーかな?旅初日の山小屋は38度くらいで話にならんかったが。




(ふうぅぅ~~っ……)



猛暑だったり蒸し暑かったり。
そうと思えば極寒だったり底冷えしたりと、真夏のバイク旅はとにかく寒暖の差に体がついて行かないパターンが多すぎる。
ま、それは極端に標高の高い峠道を走るからそうなる訳だが、毎回毎回『次は必ず』とは思いつつも荷物が増えるのを避け、秋物や冬物の上着を積まずに旅立ってしまうのである。
だからいつも体調を壊すのだ。







タイ北部の洞窟に湧いていそうな青の湯色。
あと10度くらい低くしてドクターフィッシュ風呂にしてみてはどうだろうか?






「あ…」



のんびり浸かっている所に、割と可愛い顔をした離れ目の兄ちゃんが入って来た。
が、人の顔を見ていきなり『あ』とはどういうつもりだ?
メガネが無いからハッキリとは見えんが、体格からしてさっきのガキじゃない事だけは間違いないとは思うが。



「こ…こんばんは~」

「…こんばんは」


はは~ん……
さてはコイツ、さっきの恫喝現場を近くで見てた兄ちゃんやな?それで……




「ぬおっ!!」



ドボン💦←片足だけ


一瞬何が起きたか解らなかったが、どうやら浴槽の縁にひっ躓いてダイブしかけたらしい。アカプルコ出身なのかオマエは?

そういや去年の小浜温泉でも骨格標本みたいな爺さんの飛び込み事件に遭遇したが、そこは若さなのか何か知らんが頭からの着水だけは免れた様だ。
つーか、やっぱり浴槽の縁が低めってのも考え物だな。高すぎるのも年寄りには危険だが、特に目の悪い人間には低さが難敵になる気がする。オレも気を付けなきゃ。







「すっ、すいません!」

「あ、いや……大丈夫?」

「はい…」



狭めの浴槽だと、こういう時に気を遣うわな。
片足だけ突っ込んで踏ん張ったはいいが、至近距離で見なくていいモンまで見てしまったのはちょっとナニだな。とりあえずはナニ事も無くて良かった(←ナニそれ?)。






どうでもいいけど、この兄ちゃんの顔見てたら志村香を思い出したわ。
あ~あ、コイツがナニも付いてない女だったらなぁ………






さ、部屋戻って寝よ。











そういやメシ食った帰りにこんなポスターあったな。体に良いのか悪いのかよくわからん催しだが、下の【女将会みそ料理コンテスト】の方が気になる。