昭和ガマン病 | やわらげ鍼灸roomの哲学変人

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埼玉県朝霞市・朝霞台に地域密着の鍼灸(はりきゅう)治療院「やわらげ鍼灸room」院長である師岡作多(もろおかさくた)の考察系読み飛ばしブログ☆
趣味ブログのため、内容は多岐に渡ってしまいます。オムニバスだと思ってください笑

何でそんなにガマンしてるの??


昭和頑張る病の他に、ガマン病もありました。


なぜかガマンを選択する患者さん。


例えば、花粉症でつらいのに、


薬は悪だからと一切飲まない。


結果こじらして、


目が真っ赤っか、涙出まくり、


鼻詰まって、鼻水出まくり、


頭重くてダルい、体も疲労感でいっぱい。


だけど薬飲まずにガマン、ガマン、ガマン。


ずーっと耐えている。


花粉症のようにアレルギー反応による免疫疾患は、


ガマンして耐えたからといって、どうにもなるものではないのだけれど。


極端な話、


蜂に刺されたショックで免疫の過剰反応が起こり命の危険が伴うアナフィラキシーを、


忍耐ガマンで乗り切ろうとするような愚行と言えてしまう。


のだが、


なぜかそのガマンを美徳とする考え方があるようで、


一にガマン、二にガマン、三四もガマン、五もガマン、


ガマンは素晴らしい美徳である、


と無意識に刷り込まれているようなのである。


いったい、そこまでしてガマンした先に何があるのだろうか?


幸せがあるのだろうか?


仮に幸せがあるとして、


幸せになるために必ずガマンしなければならない、というようなことがあるのだろうか?


ガマンは幸せの必要条件とでもいうんだろうか?


いや、それはない、と私は思います。


ガマンしてる時点で幸せからは程遠い。


しかも幸せになるためといって、


ガマンすることが目的となってしまっている。


そうなると、すでに幸せを目指していない。


ガマンすることを目指して執着している。


最終的には、自分がなぜガマンしているのかもわからなくなって、


ガマンが習慣化され、


思考停止して、ただただ人生ガマン地獄になってしまっている。


マゾヒストになれば、そのガマンの先に幸せ快楽があるのかもしれないが、


意図的にマゾヒストにならなければ、幸せを感じられない人生ってなんなんだろう?





どうも昭和の価値観は、異常にガマンを強要してくる。


運動して喉が渇いても水を飲んではいけない。


躾(しつけ)と称して親や教師が暴力を振るってくれば、何も言わず受けなければならない。


上の言うことは絶対。間違いはないのだから、そこに理不尽を感じる事が悪。


…などなど、


私自身も無駄にガマンを強要されたシーンは山ほどあるし、


本当に無駄でしかなかった。


喉が渇けば水分補給するべき。


水分補給しなければパフォーマンスは落ちるし、下手すれば命に関わる。


親や教師の暴力は完全に間違い。


親教師達がやっていることにスジが通った正当性があるなら、


そもそも信頼され、暴力を振るう必要がない。


社会に理不尽など、そもそもあってはならないのだ。


理不尽のある社会が当たり前とか言ってることが完全に間違いであり、


今の日本の停滞と今後の終焉をあらわしている。


理不尽をなくしていくのが進歩だろうに。





ガマンばかり続けていても何も前に進まない。


ガマンを美徳として洗脳したのは、


既得権益をもった権力者が、都合よく民衆を支配できるから。


理不尽に逆らわずにガマンさせればいい。






ガマンに美徳なし。


ガマンはただの苦である。


楽に幸せに健康に生きることこそ人生の充実。


病気をガマンして生きるのは、ただの苦。


そろそろ、しなくていいガマンに気づきましょう!


私はそう思います。


以上。


すべて私見です。



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