渋谷駅周辺のハロウィンイベントから、不要なイライラを避けるため、怒る目的と手段について考えてみた | づかちょのメンタルヘルスケアを考えてる日誌

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター 飯塚桂輔です。アンガーマネジメントをはじめ、人生を楽しく張り切って過ごしていくためのメンタルヘルスケアをさまざまな角度からお勧めしていきます!

こんばんは

団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター
づかちょ(飯塚桂輔)です。

今回は
渋谷駅周辺のハロウィンイベントから不要なイライラを避けるため、怒る目的と手段について考えてみました。

先月末、渋谷駅周辺ではハロウィンで盛り上がり、たくさんの人が集まっていました。
しかし、翌日になると人の代わりにたくさんのゴミが散乱していた様子で、参加する人のマナーについて問題視している意見を多々見かけました。

この場合、怒る目的としては
ゴミを散乱させてしまう参加者のマナー改善についてだと思いました。

では、手段として
どこまで怒る必要があるでしょうか?
どんな対処ができるでしょうか?

まず、イベント後たくさんのゴミが散乱して迷惑している人がいる。という事実を多くの人に周知させておくことは必要だと思いました。

参加者の人数が多いと、ひとりが悪いマナーをすることで、ほかの大勢のひとが真似してしまうことがあります。

逆に、先に後片付けをすることまでがイベント」とする認識を広めることによってマナー改善が期待できるのでは? と思いました。
実際に試みたコミュニティもあったようです。

禁止事項や規制をつくる、という考えかたもあります。
ただ、価値観が多様化している世の中です。マナーを改善する主張がたとえ非の打ち所がない正当なものだったしても、頭ごなしに否定するような規制を作ってしまうと反発が起こり、マナー改善とは別に揉め事ができてしまうことも考えられます。

たとえば
マナーを違反したからといって、公衆の面前で大声で叱責したり、土下座を強要するのは明らかにやりすぎだと思います。

このテーマについては、意見は分かれるところですが、マナーを改善する、という本来の目的を見失った議論にならないように気をつけていきたいところです!

人生主体的に楽しくいきませんか?