こんばんは
社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター
づかちょ(飯塚桂輔)です。
今日は
怒りを表すボキャブラリーと使ってはいけないNGワード
について綴っていきます。
腹が立つ
いらいらする
頭にくる
憤慨する
虫酸が走る
激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
など、怒りを表すボキャブラリーを増やすことは
自分がどのくらい怒っているか的確にとらえたり、自分の怒りの気持ちを伝える時や相手の怒りの気持ちをくみ取る時
にとても役立ちます。
例えば
伝えるときは
約束を裏切られて悔しくて腹が立っているんだ
連絡をすっぽかされて悲しくて頭にきているんだ
くみ取るときは
約束を反故にされたことに腹が立ったんだね
連絡をすっぽかされたことに頭にきたんですね
といった具合です。
行動は言葉によって引き起こされることがあります。タイムリーな話題としては今回の衆議院選挙。希望の党代表小池百合子さんが民進党と合流する際、「主要政策と一致しない民進党の立候補予定者は『排除する』」という発言をしました。これにより、合流を検討している民進党出身の立候補者や有権者に対して不信感を募らせることにつながり立候補者235人に対して当選したのは4分の1を下回る50人にとどまる結果となりました。
同じように、怒っているときに何気なく使っているけど、相手に責めていたり不信感を募らせているNGワードいうものがあります。
もし、これからお伝えするNGワードに心あたりがあったらすぐに言い方を変えてみることをおすすめします!
NGワードその1
いつも・必ず・ぜったい
「あなたっていつも約束破るよね?」
「いつもじゃないし、今回たまたまだっての!」
反発を招き、話をこじらせるワードです
事実をシンプルに指摘する事に努めましょう!
NGワードその2
なんで
「なんで勝手話進めて決めちゃったの?!余計なことしないで!」
「(心の声)善かれと思って決めたのに……」
「責められた」と感じて動揺します。どう回答しても「言い訳」に捉えられると思い込み、それ以降話を理解しようとせず何も言えなくなります。
どうすればよいか、一緒に考えていきましょう!
NGワードその3
前から言おうと思ってた
「前から言おうと思っていたけど、片付けて置く場所違うから!」
「何故いまさら?!この期に及んで?!しらんがな!」
不信感を募らせます。
怒っていることはそのときのことを伝えましょう!
NGワードをうっかり使わないようにするには、ネガティヴな言い方をポジティブに言い換える習慣がおすすめです。
before
「お金が無くて外食行けない……」
after
「給料入ったら美味しいもの食べにいこう!」
習得するには少々根気が要りますが、ボキャブラリーを増やすことで、感情を豊かに表現することができます。次回はやっちゃいけない怒りかた、叱りかたについて綴りたいと思います。
人生を主体的に楽しくいきませんか?
づかちょでした!