社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター
づかちょ(飯塚桂輔)です。
今回は福井県の中学校で起こった
男子生徒転落死事故について
考えてみたことの続きです。
今回の事故は学校側、特に担任の先生2人にとってはとりかえしのつかない結果となりました。
おそらく大きな罪悪感を背負っていると思います。謝ったところで男子生徒は戻ってきませんから。
遺族に許しを求めても許してもらえないかもしれません。とても、心の平静を保つことが難しい状況です。
こんなときは、どうすればよいか考えてみました。
まず、自分の犯した過ちを向き合ってみます。
自分は何をしてしまったのか
それによって相手はどのように傷ついたのか
明確に理解して自分の責任を受け入れます。
自分の責任を受け入れることができたら、同じ過ちを繰り返さないように行動を改めて、できる範囲で罪滅ぼしをしていきます。
私たちは自分で思っているよりも、
謝るのが下手です。
心では悪いと思っていても、うまく伝えることができず、罪悪感を溜め込んでしまうことがあります。ましてや、謝っても許されない、謝ることができない場合はなおさらです。
そんなときは「自分の行動の責任を受け入れて、自分を許す」という対処が必要な場面が出てくると思います。
今回はこちらの本を参考にさせていただきました