GIANT KILLING 51巻 | 「ホシクズシムペー」のリンリンランランソーセージ日記

「ホシクズシムペー」のリンリンランランソーセージ日記

のんびり日々の事を書いています。のほほん⊂⌒っ´ω`)っ




バッ!!星屑シムペーです!
「リンリンランランソーセージ日記」へようこそ♪(*´▽`)ノ






今日は4月23日に発売された「GIANT KILLING 51巻」の感想を書かせて頂きます〜!ヽ(*´∀`)ノ


毎度の如くネタバレを含むのでこれから読まれる方はお気をつけ下さい_|\○_










このGIANT KILLINGというマンガはサッカーの監督にスポット当てたマンガで


現役時代は海外チームでも活躍した日本のスター選手”達海猛”(主人公)が、日本のJリーグクラブ”ETU(East Tokyo United)”に監督として戻ってきて


低迷していたETUを復活、更には快進撃を続けていくというマンガなんですが




現在その達海はほぼ出てこなくて、日本代表アジアカップが主に描かれています(*^^*)


このマンガもう一人の主人公、ETUの若き成長株”椿大介”が、このアジアカップの日本代表の試合で奮闘しているのがメインとなっています


ETUの戦いも熱いんですが、日本代表の試合も熱いんです!!🔥🔥


代表監督のブラン監督が飄々としていながらも、実は熱くて勝負師である事に胸熱なのですが




ちなみにこれらは全部マンガのお話であって、現実のサッカー日本代表とは全く関係はありませんのであしからず(´∀`)ほぼ似たような選手が登場したりはしますが(笑)




そのアジアカップ真っ最中!決勝トーナメント準々決勝UAE戦が盛り上がる中で、僕が気になったのは次の3つでした(^o^)/










まず1つ目が、UAE戦、前半を攻めながらも1点ビハインドで終えてしまった日本代表


後半スタート前の円陣で選手同士が声をかけ合う場面で




八谷「さあさあさあ!いこうぜいこうぜー!!」

城島「うるっせいな八谷!」

八谷「ヘイヘイヘーイ!」

城島「意味なく騒ぐな!そして痛てぇな!」

八谷「はっ、ベンチからゲームを見てて今日ようやくわかったことがあるぜ」

八谷「なんで俺や畑…与木や夏木みたいにやかましい奴らが代表入りできたのか。前半のはまるでいい子ちゃんのサッカーなんだよ」

八谷「みなさんさぞかしサッカーIQは高いのかもしんねえが…相手からしたら上手いだけで怖くねえんだよ。ブランが言ってたようにもっと野獣みたいにガツガツやろうぜ」

〜中略〜

桐生「お前もだぜ?椿」

椿「桐生さん」

桐生「前半の決定機の場面…あれを外したのは俺のミスだ、言い訳はしねー」

桐生「でも次は絶対に外さねー、だから同じような状況になったら俺に出せ」

椿「ウ…ウスッ」

桐生「けどな、お前が狙えそうな時は迷わずどんどん打て、周りに文句言われようと気にすんな」

桐生「そんぐらい一瞬のチャンスも逃すな、これはそーいうゲームだぜ」




サッカーはとかく極限の勝負なスポーツで、いやどんなスポーツでもそーなのかもしれませんが


特にストライカーというのは、ほんの一瞬の判断ミスで天と地の差の違いが出ることが


決めて当たり前の場面で外す所を現実でもよく見かけます( 'ω'  )サッカーが上手くて練習をしてる人でさえそうなるのですから


そんな時に、そこまでにどんな準備、積み重ねをしたのかがとても重要になると思います


その中で、日本代表の先輩FW桐生の言葉は椿にとってはとてもありがたい言葉だったと思います(´▽`)


失敗したら後からあーだこーだ文句を言われて、上手くいったら手放しに褒められて、おそらくFWのやってる事ってそんな簡単じゃないと思います


数字上はただの1点でも、そのためにものすごく沢山の積み重ねがあったはずです。それをわかってる人間の言葉は重いと思います


また前半部分の、ある種壁をぶち破るための起爆剤となるお話も面白いなと(*^^*)勢いがいる場面というのも時としてありますよね









続いて2つ目が、UAE戦、後半20分いい流れは作るものの追いつけないまま、なんと相手にPKを与えてしまいます


絶体絶命の中、日本代表のキーパー星野はなんとか阻止しようと思考を巡らせます




星野「データはある。コイツがPKで多く決めてんのはゴール右スミ」

星野「頭を上げねえ、集中してる。いや…集中しようとしてやがる……!」

星野「ここまで完璧にプレーした男が…更に完璧でいようとするならば…」

星野「いつもとは逆を選んで、己の能力の高さを誇示しようとするはずだ…!!」

(星野PKを止める)

チームメイト「止めたーーーっ!!!」




PKというのは本来キッカーが圧倒的に優位、決めて当たり前のものです。それ故にキッカーにプレッシャーがかかる事もありますが、順当にいけばまず決まります


そんな中、キーパーは藁にもすがる思いでありとあらゆる事をします。もう神頼みにも近いぐらいの


この前の場面でも「とにかく…蹴るまでに時間をかけさせろ」、「間が空けば空くほどにキッカーはあれこれ無駄なことを考えて、迷いが生じてくるもんだから」と


正直それは人によるし、全く意味無い可能性もあります。それでもしないよりした方が数パーセント阻止できる可能性があるなら、と


こんな状況ですから「アカギ」ばりに相手の思惑なんて読みにいきます。ざわ…ざわ…


結果から言うと、そりゃマンガなので展開上、止めれるわけないPKを止めるわけなんですが


ここまで研ぎ澄まされて、限界まで頑張る姿に感動したので紹介させて頂きました(´;ω;`)


この努力だって、決められたら表面上は無駄になります。でも統計的にとったら必ず結果としても現れてくるものだと思います!!


ありとあらゆる、目に見えないものを使ってまで、どーにかしようとする姿は、結果がどうであれカッコイイと思います(o^o^)o










最後3つ目が、なんとか同点に追いつき、後半ラスト10分、日本代表も死力を尽くして頑張る中で


日本代表のエース、花森が後輩達にある言葉をかけます




椿「花森さん!だっ…大丈夫ですか?!」

〜中略〜

花森「し…しかし、この声援が聞こえる限りはやらねばならんのだ…」

椿「…た…確かにすごいですけど…向こうのサポーター」

花森「そ…そっちではない」

会場にいる日本人サポーター達「ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!」 

花森「そ…想像しろ、あ…あの連中の後ろには、深夜の日本から送られる…割れんばかりのニッポンコールと、花森コール…」

花森「そして…この天才と比べてわずかばかりであったとしても…お前達への声援だってあることを」




今の時代は便利なもので、別に直接その場にいなくとも応援する事ができます


それが便利である反面、昔と比べて本人に届きにくい一面もあるかもしれません


別に直接的に応援を届けても届けなくても、応援する事にどれほどの効果があるのか具体的には分からないので、どちらでもいいのかもしれませんが


ただ高校野球とかで甲子園に起こる奇跡なんかは、なにか応援の力が関与してる気がしたりします(*´-`)


そんな中、それまでの出来事や関係性などで、たとえその場にいなくとも必ず応援してくれてる人というのはいるはずです!椿にとってのそれらの方々が、これ終わりの次ページに載っているのですが、これはぜひマンガで見て欲しいです!この51巻のハイライトだと思います!( ̄^ ̄゜)みんなみんな応援しています☆


人は自分のためにも力は出せますが、人の為だとより無限の力が出る気が個人的にはします☆











ジャイキリはやっぱりいいですね(o^▽^o)まぁ究極いうとマンガなので、盛り上がるようになってはいるんですけど(笑)


こう現実でこうだったらいいのになぁ、がそのまま起きてる気がして(∩´∀`∩)


正直読んでる時は現実か空想か忘れる時間がよくあります(゚∀゚ )どっぷり浸かって楽しんでます!


熱血・青春&色々考えるのが嫌いでない人は楽しめると思います!読めば元気をもらえるのではないかと


次巻ももっともっと楽しみなジャイアントキリングなのでした(*^^*)






ブログ最後まで読んで頂きありがとうございました!m(*_ _)m