藤川徳美の藤川理論に、「必須アミノ酸の桶理論」というのがある
引用すると、
『うつ消しごはん』でも紹介した「必須アミノ酸の桶の理論」はご存じの方も多いと思います。桶には1枚でも低い桶板があると、そこまでしか水が入りません。これと同様に、アミノ酸も最も不足する必須アミノ酸のレベルでしか体内でタンパク質として利用されないのです。
ということである
これを応用して、私の現在の治療方針である、「生活習慣の改善」でも、同じことが言える
健康になるためには、生活習慣の改善のいくつかの項目があり、たとえほとんどで高得点を取っていても、ひとつでも致命的にダメダメなものがあると、すべて台無し、ということである
具体例を書いていこう
生活習慣の改善の項目は、主治医のブログを参考にすると、以下の通りである
- 睡眠不足
- アルコールの摂り過ぎ
- 喫煙
- カフェインの摂り過ぎ
- 運動不足
- 栄養不足
- 脳疲労(光と音)
発症前の私の各項目を、10点満点で見てみよう
睡眠不足→日付が変わる前には寝ていたので、7時間は確保していた。8/10点
アルコールの摂り過ぎ→学生時代は浴びるように飲んでいたが、発病以前は月に缶チューハイやビールを2本飲む程度。まったく摂らない月もあった。10/10点
喫煙→祖父がどちらもヘビースモーカーだった影響からか、経験なし。10/10点
カフェインの摂り過ぎ→コーヒーは1杯、紅茶は2杯しか飲めない。そもそもカフェインに弱い。7/10点
ここまでは、病気になりようがない
ところが、問題は残りの3つ
運動不足→ここ数年、テレワークで通勤が消失したこともあって、運動の習慣も同時に消失した。最初の方は朝散歩やらジムトレやらサイクリングやらやっていたが、酷暑や冬場に億劫になり、発病前は一日中椅子やソファの上という日が大変多かった。2/10点
栄養不足→プロテインを飲む習慣はあったが、糖質制限が緩んでいた。それ以外はバランスよく食べていた。6/10点
脳疲労→これが最悪だった。仕事を含めると1日15時間、スマホやPCやタブレットに向かっていた。ソファに寝っ転がってYouTubeを見たり、Twitterでひたすら他人の成功を検索したり、あるいはママスタやら発言小町を強迫的に検索したり、そんなことを何か月も何年もしていた。なのにカラダは全く動いていないので、脳がオーバーヒートするのは当然だった。-10/10点
ということで、特に運動不足と脳疲労が致命的である
本当に惜しまれるのは、1回目のエピソードでも主なきっかけは脳疲労、というところだ
画面の見すぎで人生がめちゃくちゃになっている