数年前のコロナ禍の時、
鬼滅の刃が爆発的にヒットしましたが、
その影響なのか?
ジャンプ作品の単行本が発売と同時に軒並み売切れ、入手困難になりました。
息子は当時、チェンソーマンや呪術廻戦が大好きでいつも発売日に購入していたんですが、その時は予約しなくては入手出来ない状態になっていました。
私『予約しないと手に入れられないんだから、予約したら?』
息子『いや、いい』
私『何で?いつ手に入るか分からないよ』
息子『いや、(予約)しない』
私『読みたくないの?』
息子『読みたいけど…』
私『予約しておけば買えるんだからしたら良いじゃん』
息子『いや、やっぱりいい』
私『……。』
こんな会話を発売日近くなると毎回していました。
訳分からん!
と思っていましたがこれには理由があったんです。
結論から言うと、
『予約の仕方が分からない』
また、
『どのタイミングで(店員さんに)話しかけたら良いか分からない』
だったんです。
えっ?どういうこと⁈って思いますが、
これ、息子のような人にとってはあるあるのようです。
息子はアスペルガー症候群と発達性協調運動障害の診断を受けています。
自閉症スペクトラム、と診断された人にも当てはまるかもしれません。
息子には、どうやって予約をするのか?や、
店員さんにはいつでも話し掛けて良い、
店員さんのそもそもの仕事は接客することだから、と教えました。
今では難なく予約出来るようになりました。
息子はまだ10代で、聞けば教えてくれる私と言う存在がいます。
が、聞けないまま、30、40、50、と歳を重ねた人たちが実はたくさんいます。
『頼んだのにやってくれない』
『約束したのに、すっぽかされた』
『お願いしたのにその通りにしてくれない』等々。
もしかすると『分からない』だけかもしれません。
もし見つけたら、
なんとな〜く教えてあげてください。
分からなくても聞けない
拗らせてしまっている人、多いです。
発達障害を隠さず、拗らせることなく、
困っていたら、分からないことがあったら、
いつでも聞ける世の中、
生きづらい世の中ではなくなることを
子供たちのために目指したいです。
そのために私にできること、
ブログを書いてシェアすることと、
何とな〜く教えること。
明日はこの続きを
②でもう少し詳しく書きたいと思います。