【TheBlackLagoon】Guerrillas in the jungle 2着
最終回です。
敵の竹中がとにかく渋く決めてくれたおかげで話が締まった感じがします
「意志と目的がありゃ、負けとはいえねーよ」
と日本から追い出された逆境を耐え、ラストでは
「俺の仕事はな、公共の敵であることさ!」
と言ってのけます。
その一方でデスダヨねーちゃんも別方向にいい味だしてます
「バカネ、大砲だって弾切れになるヨ。刃と身体は不滅ヨ。この世でイットーいかした武器ネ」
喋りかたとその内容の組み合わせが素敵すぎます。
一応は、今回のエピソードはひと段落してますが、正直最終回というには中途半端だったかも知れません。
そういう意味では完全な満足感はないんですが、それでも、この作品が個人的にこれまでの今年の作品のなかでトップクラスの面白さだったことは間違いありません。
アクションの娯楽と、人間の陰の部分を照らし続けたシリアスさ、ありえないシチュエーションを楽しませながら、濃い会話の応酬の中に考えさせられる言葉を織り込んだこの作品。出来れば、是非是非続編を期待したいところです。
【最終評価:A+】
情のない裁判なら機械に任せればいい!裁判官も弁護士も必要ない!
【桜蘭高校ホスト部】不思議の国のハルヒ 4着
最初から夢オチと分かってる話で視聴者を盛り上げるというのは、かなり無理があったと思います。良く言っても、おまけ作品レベルの内容だったかなぁ、と。
例えば、ここから各キャラの深層心理が描かれて今後の話のターニングポイントになっていれば興味深いんですけど、見たところではそこまで深い話でもなかったようです。
まあ、ロングストレートのハルヒが堪能するための話、とも言えるかも知れません(笑)
確かに、この町で一番不幸せな子供かも知れない。だが、町で一番汚れのない心をもった子だ。そんな子が、幸せになれないはずがない
【エンジェルハート】汚れのない心 4着
正直、この作品を演出している人は、なんかピントがズレているような気がします。
今回の話、泣かせどころが満載のいい話なんですが、こちらが「うっ」と来そうになるところに限って、海坊主や冴子が先に泣いたりして、すっかり冷めてしまっちゃうんですよね。
笑わせる人間が先に爆笑しちゃったら意味がないように、泣かせる展開で登場人物が先に号泣したら~しかもギャグ調で~こっちはすっかり白けてしまいます。
今回の話、もっていき方でもの凄くいい話になりそうなだけに、あとはシャンインの行動に注目したいところです。
「とことん向かい合うしかない、あの子の心と。ただ『かわいそうだ』とか『哀れだ』とかそんな生半可な気持ちじゃ、あの子は救えない」
彼女の台詞が、このエピソードの方向性に期待を持たせてくれます