いや、俺、確かに変わったよ。でも、真紅に噛まれたからじゃない、真紅に会ったからだ! | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【かりん】いつもふたりは恥ずかしい 2着

※台詞:よく言った雨水健太!(笑)という感じの、クライマックスの決め台詞です。時間をかけてゆっくりと、でも着実に距離が近付いた末の、力強い言葉。うーん、ちょっと感動(笑)

☆最終回でした。

 かりんを吸血鬼にするための儀式の最中にヴィクターに次々と倒される父や母たち。そして、残ったかりんに狙いをつけたところでかりんが暴走、そこへ登場する雨水健太!

 ということで最終回だけに、もうベタ上等!という一直線な展開になりました。

 ただ、作品的に、吸血鬼皆殺しで終わるわけないよなぁ、という部分が見えていたので、ここでシリアスに持っていくのはちょっと苦しかったかも知れません。

 逆に、全員で血を吸って別人にしちゃう、というオチは彼らの血の嗜好を考えても、前から「結構人の役に立つじゃん」と思っていたので、ナイスなお約束だったと思います。

 そして、ラスト、それからのかりん達もほのぼの感が出ているなかに、何気に少しずつキャラクターの人間関係の変化があったりしてよかったと思います。

 序盤は「吸血の逆だから増血」という安易なドタバタコメディかなと思ってみてましたが、かりんの真剣に健太を気遣う心が次第に恋心に発展する描写の細やかさや、かりんの周囲に人間の温かさが作品全体を包んだ、それでいてシリアスな展開もしっかりと盛り込んだ、結構ぜいたくな作品だったと思います

【最終評価:B+】


人間という生き物は、自分は何ができるのか、自分が何をしたいのか、すべきなのか、自らの知恵で選択し判断する。力や技術そのものに人格があるのではありません。人は不完全な存在です。知性や理性という自分でも把握しきれない概念を、生きるための道しるべにしなくてはならない。だからこそ、人間はただ生きるという行為に他の生き物より多くの時間を注がなくてはならないんですよ

【ザ・サード】蒼い殺戮者 3着

※台詞:イクスは火乃香が自分が剣を振るう理由について思い悩んでいるのに気付き、自分の考えを伝えます。結論は簡単には出ない。そこから結論への道が始まるのでしょうか

☆ついに火乃香が待ち焦がれていたPSPが手に入ります。

 彼女の喜びはしゃぐ姿は、こちらまで嬉しくなってきます(笑)それにしても、PSPの仕様について嬉々として語るところなんかは、ブララグのレヴィ役などで武装キャラを演じるようになった豊口さんの喋りが生きていた気がします。

 ただ、もちろんこれだけ物騒な装備を手に入れたことで、それをきっかけに彼女のまわりでも物騒な事件が起こるようになります。・・・これってやっぱり因果関係ありそうですよね?

 ブルーブレイカーとの対決、メカメカしいバトルアクションになりそうですが、今後戦闘描写がどうなるかも楽しみです。