朝日新聞の記事から
「岸田文雄首相は一連の訪米で「日本は米国のグローバル・パートナー」だと訴え、「日本は米国と共にある」と強調した。首相には「内向き」志向が懸念される米国を東アジアに引き留める狙いがあったが、日米の一体化が限りなく深化する中、日本は米国の対中抑止戦略にさらに強固に組み入れられるという」
さらに岸田首相は岸田氏は「これまでの米国が国際秩序を維持してきたことを評価し、自由と民主主義、法の支配を守ることは日本の国益だ」と述べたが、
現実はアメリカ軍の法の支配の元にあり、日本の民主主義は実現していない。沖縄の地位協定の見直しや、東京湾上空のアメリカ米軍の領空支配の問題がいずれも解決されておらず、以前日本はアメリカの対等なグローバルパートナーどころがアメリカのこま犬に過ぎないのではないか。
日本が米国の対中抑止戦略に強固に組み入れられるということは、中国との対話的外交をさらに難しくするという懸念が深まる。
岸田さんに限らず、一体日本の首相たちはどこまで、アメリカの属国に甘んじることをよしとしているのだろうか?
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