日本の民主主義は? | 蒼空のあかね雲

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詩や、日々思ったことを書きます。

サンデーモーニングで

青木さんが

「日本は自分たちの手で民主主義を勝ち取っていない。

今の政治に我々がもっと怒って政治を変えていかなくてはいけない」

というようなことを言っていた。

 

若者だけが政治に諦めと無関心があるのではない。

大人たちがもっと、政治に対する不平不満をぶつけ、

選挙できちんと意志表示しないといけないのだ。

けれどどうしてそうならないのだろう?

 

事なかれ主義、忖度主義、出る杭は打たれる。

 

日本は母性社会である。

母性社会の弊害が、このような社会になっている。

かつてのインドがそうだったように、狩猟民族の欧米の侵入に対しては

手をこまねいて受け容れるしかなかった。

今の日本は、アメリカという野蛮な軍人に国の政治が乗っ取られて

今日に至っている。

そこにあるのは、名ばかりの民主主義である。

岸信介がアメリカと結んだ密約が、

皮肉にも孫の安倍政権で法治国家の崩壊を招いてしまった。

幾多の裁判でもわかるように、司法は行政と分離しておらず、

日本銀行も政府の意のままにされている。

 

岸田政権に至っては、いまだに憲法改正をうたっている。

憲法は、

本来行政が国民の監視を離れて独り歩きし暴走しないための取り決めだったはず。

憲法の目的は

「国民自らが主権を持ち、無憲法によって国民の人権が守られる」

それこそが法治国家であり、憲法に守られてこそ、

国民の平和が成り立つはずなのです。

 

現状は主権のない米軍のための隷属国家です。

 

このやるせない構図を変えるためには国民が自らの手で、

選挙制度の仕組みを替え、世襲政治をまず無くして、

資金などなくても誰でも議員に立候補できるようにすればいい。

そうすれば選挙対策で忖度のための選挙資金など必要もなく、

派閥を作らなければ、自分の信念に従って政策わ主張できるではないですか。

これだけ政治家不信が広がれば、根本から改革するしかありません。

そのために必要なのは、青木さんの言われたように、

もっと国民は怒らないといけない。

 

何度も言うが、今の日本は民主国家でもなんでもない。

単なるアメリカ軍人の隷属国家だ。

そして、まともなことを主張しようとすれば、

周りからたたかれ、いじめを受ける。

そしてお互いに議論をするような自分の意見さえも持っていない。

 

まず、自分の意見を持つことが真に民主国家の基礎になる。