【栃木】
栃木県大田原市佐久山の
浄土真宗本願寺派
正浄寺
正浄寺Instagram
【宗 派】浄土真宗本願寺派
【宗 祖】親鸞聖人
【本 山】龍谷山本願寺
【御本尊】阿弥陀如来
1214年
宗祖親鸞聖人が東北御巡錫の折
佐久山宿箒川の川端の
孫八宅に一宿された際に
聖人が孫八に
阿弥陀如来の尊像を授与され
その尊像を安置するため
御堂を建立したのがはじまり。
のちに
本願寺二代目の如信上人
三代覚如上人・八代蓮如上人が
御堂に巡錫され
御堂は孫八の子孫が代々継承。
その後、衰退しましたが
1798年
佐久山領主・福原内匠資明が
寺領を再興し仏舎を再建。
佐久山御坊所
川越山無量寿院正浄寺
となりました。
本堂は1879年に再建された
総欅造り。
基礎工事・用材の蒐集・運搬も
ご住職や門信徒の手で行われ
十年の年月をかけて
建立さたそうです。
本堂の彫刻は
越後生まれ、会津で宮大工を学んだ後
佐久山阿久津家に養子となり
佐久山近郷に名作を残した
阿久津仁吉の作品。
本堂正面、階段上の牡丹籠彫一対は
3年の月日を要した大作。
正浄寺の雅楽
詳細は不明ですが
1765年 銘の仙台侯寄進の笙があり
日光東照宮楽人の指導を受けた
との口碑伝承から
江戸時代末期には存在していた
と考えられ
門徒有志の手で一子相伝の形で
伝承されてきました。
戦後は宮内庁楽長
東儀文隆師に指導を受け
栃木県と大田原市の
指定無形文化財となっています。
【親鸞聖人川越之像】
御身丈は六尺三寸国宝「親鸞聖人鏡の御影」を
再現立体化したもの。
【芭蕉の句碑】
花の陰 謡に似たる 旅寝かな
街道沿いにありましたが
火災で赤く焼け
正浄寺境内に移されたそうです。
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